ルークはキムラスカ王国の公爵子息として育つ。しかしティアと出会い、世界を旅することで、自らの未熟と自分が六神将のひとり、アッシュのレプリカだと言う事実を知る。苦悩しながらもヴァンの人類滅亡計画を阻止すべく奔走するルークに提示された、世界を救う解決策。だがそれはルークかアッシュ、どちらかの犠牲を必要とするものだった! 託された世界の運命は・・・!? 感動の完結巻!!裏表紙より。
すごく・・・厚いです・・・な『完結巻!!』。
「待ちかねた・・・・・・です!」まずは六神将が1人、妖獣のアリエッタとの決闘です。
親代わりだったライガ、そしてイオンの敵討ちを望んだアリエッタでしたが、
ルークたちには敵いませんでした。
「死を覚悟しても遂げたい思いだったのだ。それを誰が止められる?」生い立ちの都合、若干足りない子だったアリエッタだけど、
少なくともラルゴは彼女を六神将として認めていたのでしょう・・・・・・(´・ω・)
アリエッタとの因縁に決着をつけた後も、ルークたちにはお仕事があります。
「この世には正解なんてない」ガイは座席の上の常夜灯を消した。深い台詞は置いといて、流石のびパパであります!
「その代わり間違いも多分ないのさ。決めるのは自分自身だ。――さあ、俺たちももう寝よう。ノエルには悪いけど」
いいえ、という応えが操縦席から返り、ガイは毛布を引き上げて体に巻きつけると目を閉じた。あっという間に寝息が聞こえてくる。
どんな状況でもすぐ眠れるってのは技術を越えた才能だと思う(真面目)
2大国家及びダアトによる『預言会議』(同時に『新生ローレライ教団』対策会議)を開こう!
話を進めるためキムラスカに向かうと、市民は暴動一歩手前の状態・・・・・・!
ナタリアが『新生ローレライ教団』について説明したことで、どうにか市民は解散しました。
「あたしたちは、ただ普通に暮らしたいだけなんですよ」預言の内容に理不尽なものが含まれていることを知らないからだと思うけど。
誰かがそう言った。
普通――普通ってなんだ? ルークはそう言いたかった。彼らの言う『普通』は、預言に未来を縛られ、支配されていた生活だ。それが普通なのか? だが、彼らはそれで幸せだったのだ。それは事実だ。
「この状況は預言なので潔く死にましょう!」って言われて納得する奴は少数派だろ流石に。
「ルークには悪いけど、端的に言っちゃうと、普通の人たちにとっては、預言のない世界でただでさえ不安なのに得体の知れないものが大量発生してるってことだよね」アニスによるとてもわかりやすい解説!
対処が急がれるのは、障気と『人間もどき』だけど・・・・・・。
ひさしぶりにアッシュから『便利連絡網』きましたー。
ファブレ家の屋敷で待ち合わせることに。
「アッシュ・・・・・・超振動で障気を中和できるって言ったらどうする?」E:ローレライの剣で術者の命を引き換えにすれば『障気を中和できる』よ!(AAry
俺は、何を言いたかったんだ。それをやれる可能性があるのは、世界でルークとアッシュだけ。
何を言って欲しかったんだ。
仮に同じ立場の人間がいてほしかったと思ったとしても、誰が責められるのか。
話を聞かされたアッシュは死にたくないからお断りだし、
どうせレプリカだしと卑屈化していたルークのことは仲間たちがお説教。
しかし!
ルークたちと別れたアッシュはどうやら『中和』をやるつもりで、
作戦にレプリカを利用するために、レプリカが集結しているというレムの塔へ向かったらしい!
アッシュを止めるため、ルークたちもレムの塔へ!
そこには情報通り多数のレプリカがいました。
ただし、ルークやイオン、シンクとは違う、『個性がない』『人間もどき』の群れ。
「なんか・・・・・・気分悪ぃ・・・・・・レプリカって・・・・・・いったいなんなんだ・・・・・・」この連中は作られた時点で目的(第七音素を大量消費させること)が達成されてるからな・・・・・・
ルークは胸を押さえたが、その問いに答えてくれる者はいなかった。誰にも、ジェイドにも答えられないのだろう。オリジナルの複製品――そう言ってしまえばそれだけの存在だ。だが、ルークの訊きたいのはそんなことではなかった。教えてほしいのはその存在意義――生まれた理由だった。
『存在意義』もへったくれもねぇや(´・ω・)
アッシュを追って最上階を目指していると、
レプリカたちのリーダー的存在であるレプリカ・マリィ発見。
「障気消滅のための生贄」↔「生き残ったレプリカの居住権」という取引を
アッシュに持ちかけられたみたいだけど、レプリカ・マリィはお断りしたらしい。
「我々はホドを目指す。モース様はきっと受け入れてくださる」こ、この高貴なる笑い声は・・・・・・!
そんなことはありえない。
喉までそうでかかった、その時。
『ふはははは!』
『たとえ何万年待とうと、そのようなことはありえませんよ!』ディスト様キt・・・・・・『殺戮』が、始まりました。
(ディスト!)
「ディスト! もうやめろ!」ディスト様・・・・・・
ルークの言葉に、しかしディストはさらに笑みを広げただけだった。
「そうはいきませんよ。ここの邪魔なレプリカどもを始末しないと、ネビリム先生復活作戦に着手できませんからねぇ」
『低く、恐ろし』い声で、ジェイドはディスト様に語り掛けました。
「もう・・・・・・諦めなさい・・・・・・」すべては夢のために――
だが、ディストは気づいていないのか、一層高笑いを上げた。
「そうはいきません! ネビリム先生を甦らせれば、あなたも昔のあなたに戻るでしょう。さあ! 先生とともにもう一度、あの時代を!」
しかし、既に道は分かたれていました。
「さようなら、サフィール」(´・ω・`)ノシ
ゲームのこの場面、烈破掌はどうかと思うんだよね。ギャグじゃん。
ま、ゲームだと・・・・・・おっと、これ以上は言えねぇなぁ!
迎えは来ないことを知らされ呆然とするマリィ他レプリカたち。
ここでアッシュ登場!
ルークはアッシュの肩を摑んだ。アッシュは改めてレプリカ・マリィに生贄を要求。
「死ぬ気はないって言ったのはおまえだぞ!」
「・・・・・・だったら、障気はどう解決するつもりなんだ!」
自我のある仲間と相談するというマリィを残し、アッシュはさっさと行ってしまいました。
アッシュを追いかけルークたちはダアトへ。
ダアトでは例の会議中で、インゴベルト王、ピオニー皇帝、テオドーロが揃い踏み。
アッシュが残した手紙には障気消滅とレプリカの保護の件しか書かれていなかったため、
詳細――アッシュと生贄たちの『心中』作戦であること――をガイが説明。
『心中』はアカンわな、何か他の手を考えんと・・・・・・
「・・・・・・ジェイド」ピオニーが言った。「おまえは何も言わないのか?」えっ
ジェイドは一瞬黙し、そして、
「私は・・・・・・もっと残酷な答えしか言えませんから・・・・・・」
と言った。
それが何を意味するのか、わからないほどルークは鈍感ではなかった。
「・・・・・・俺か? ジェイド」
みんな、本当はわかっているのだ。宝珠が見つからない以上、他に手がないことは。わかりやすい説明を任せたぞメガネ
「・・・・・・あなたがレプリカと心中しても、能力の安定したオリジナルが残る。障気は消え、食扶持を荒らすレプリカも数が減る。いいことずくめです」「レプリカの生贄」は、術者がルークとアッシュのどっちであろうと『いいこと』なんだよな。
『冷酷』だなさすが『死霊使い』れいこく
ルークは、決心しました。
「皮肉なものだな・・・・・・レムの塔は、かつてキュビ半島にあった鉱山都市の中心に建てられたもの。もしもルークが成功すれば、ユリアの預言は成就するのかもしれぬ・・・・・・」つまり預言はアクゼリュスの件を指していたのではなく・・・・・・((;゚д゚))
「お祖父さま、それはどういう意味です!?」
ティアの問いに答えたのは、しかし、祖父ではなくジェイドだった。
「・・・・・・ND2018、ローレライの力を継ぐ若者、人々を引き連れ、鉱山の街へと向かう。そこで若者は力を災いとし、キムラスカの武器となって街とともに消滅す、ですか」
これずるくね?解釈次第じゃん?
アクゼリュスの件は、あれだけの騒ぎなのに預言に無かったのかって話になるし。
汚いなさすがユリアきたない
(結局は、預言通りになるのか・・・・・・?)『心中』を選ぶしかない苦悩も、それを止めることができない苦悩も、
全ては決まっていたことに過ぎないのか。
ルークの旅は、こんな形で終わりを迎えてしまうのでしょうか続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます