自己治癒力を活かす生き方裏表紙より。
風邪や、高血圧、糖尿病、頭痛、不眠症などの慢性疾患は、本来、自己治癒力で治るもの。安易に病院や薬に頼り続けると、知らず知らずのうちに体が蝕まれ、病院の経営を助ける「おいしい患者」になってしまいます。生活習慣を改めるなどの根本的な治療が、いかに体が必要なのか、現代医療の驚くべき実情とともに、わかりやすく解説します。
「50円コーナー(3冊100円!)」なので、厳密には33.333・・・・・・
『9割』ってのはやっぱり目につくんだな、これが。
はじめに重病者は大変な割に儲からない。
「おいしい患者」とは、言うまでもなく、医者にとって非常にありがたい患者さんだという意味です。
かといって、すぐ治る程度だとやっぱり儲からない。
本来なら自力で治せるはずの症状で病院通いを続けるのが『おいしい患者』。
みなさん自らが強くなって意味のない通院をやめることは、長期的にみれば、薬と検査漬けのマニュアル化された医療の現状を是正することにもなると信じ、多くの方々に読んでいただければと願ってやみません。おk、把握。
第1章 医療現場の今著者の経験でいうと、患者の『95%がカテゴリー1』。
病気は3つのカテゴリーに分けられる
カテゴリー1 医者がかかわってもかかわらなくても治癒する病気
カテゴリー2 医者がかかわることによってはじめて治癒にいたる病気
言い換えると、医者がいないと治癒に至らない病気
カテゴリー3 医者がかかわってもかかわらなくても治癒に至らない病気
つまり・・・・・・「お前ら下がれぇー!」
第2章 病気の「常識」は「非常識」確かに、降圧剤を飲めば、当面の血圧を下げることができるでしょうけど、
高血圧は、降圧剤だけでは解決しない
‶根本的な解決〟とは、血圧が高くなった原因そのものを是正することです。血圧の値だけを無理やり薬で下げてみても、なんら解決にはならないということなのです。多くの方は‶根本的な解決〟をなおざりにするせいで、かえって薬をずっとのみ続けなくてはいけない破目に陥るのです。それこそ本末転倒です。立ち直りを不可能にするために降圧剤をのんでいるようなものだと思います。
根本的な解決にはなりませんよね?
医者の儲け的には「死なない程度に不健康な長生き」がいいんだもんね。
抗不安薬は万能ではないオクスリダシテオキマスネ
薬を処方するということは、すなわち毒を盛るということです。したがって、非情な決断が要求されますし、ふつうは身の引き締まる思いを持つものです。新しい薬を処方するときなどは、数十年医者を続けていても、やはり怖いものです。患者さんがどうなるか、しばらくの間はとても気になってしかたがないものです。そのためもあってか、小心者の私はできるだけ薬剤を処方しないのです。
とりあえず薬を出しておく
相手は時に死ぬ
第3章 健康と病気の境野球の「真の守備職人」は、「ファインプレーに見えるプレーはしない」って誰かが言ってた。
「未病」を治せば「病気」にはならない!
中国には「上工治未病」(上工は未病を治す)という古い言葉があります。「上工」とは本物の医者のことで、本物の医者は発病してからではなく未病の段階で異常を察知し、速やかに対処するものだという意味で、言い得て妙だと思います。
第4章 自己治癒力を高めよううむうむ・・・・・・
‶嫌〟な気持ちを大事にしよう
できれば、若いうちから自己治癒力を高める生き方を実践するのが、長生きを目指すには一番です。
しかし、話の腰を折るようで申しわけありませんが、むしろ若いうちは自己治癒力を高めようという意識など、持たなくてもいいと私は考えています。それは、自己治癒力を意識した考え方、生き方は、あまりエキサイティングな生き方とは言えないからです。僭越かもしれませんが、若いころは自己治癒力などにあまりとらわれずに、若いうちにしかできないことに、思い切りチャレンジしてほしいと思っています。(将来の高血圧の原因になる)ビールおつまみその他もろもろ胃袋にシューッ!
超ッ、エキサイティンッ!
~おしまい~
「健康法」的な部分は特に珍しい情報無いけど。
「病院通い」について考える切っ掛けになるんじゃないっスか。
でも『カテゴリー1』の人ってのは、
「病院通いという行動」を「健康のための行動」だと思ってる節があるからなぁ。
著者がどうにかしたい人々は「それでも病院に行く」気がするし、
これ読んでなるほど納得できた人は、
『カテゴリー2』の時に『カテゴリー1』だと誤診して病院行かなそうな気もする。
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