まさかの趙公明封神!! 一方、王天君らはついに聞仲を復活させる。趙公明亡き今、停戦が得策と考える太公望に太子、聞仲の目的は崑崙山の完全消滅だった! 崑崙攻略のため聞仲がとった大胆な作戦とは・・・!?裏表紙より。
単行本派は表紙見たときに「誰だよこの黒いの」ってなる巻。
第107回 通天教主ONE趙公明の敗北を知り焦る十天君。
十天君の誰か(姚天君?)「趙公明が封神されただと!!?」
董天君「予想外の展開だな」
姚天君「まさかあの太公望がここまでやるとは・・・」
聞仲の招集を「お前と趙公明がいれば戦力は足りるんじゃね?」と突っぱねたのは、イヤミじゃなくて本気でそう思ってたのか。
しかし大きな問題が起きてから焦るとは、ダメな人の典型ですなぁ・・・
王天君「バッカじゃん!?」表紙の黒いのの第一声は『バッカじゃん!?』。
他の十天君「!」
王天君「ゴミみてぇ・・・」
「崑崙のクソどもにビビってんじゃないって!」
袁天君「王天君・・・・・・」
王天君「趙公明がくたばったぐらいで騒ぐんじゃねぇよ」
「頭悪ィな・・・まだ聞仲ってコマがあんだろぁ?」
十天君の中でもリーダー格スな。
一方その頃、趙公明を倒した太公望側では・・・
元始天尊「太公望!」・・・このジジィは何を言ってるんだ?
「このまま十天君らが黙っておるとは思えん!」
「聞仲のいぬ間に先手を打って金鰲島に攻め入ってはどうじゃ!?」
金鰲島との対決は封神計画の主目的じゃなくね。
太公望「この封神計画の大目的は妲己を倒し新しい人間界をつくる事だ!」ですよねー。
「金鰲島をやっつける事ではない!!」
元始天尊「・・・・・・・・・・・・」ジジィの沈黙・・・人間界の平和なんか正直どうでもよくて、「そんなことより金鰲潰そうぜ」という思惑が透けて見える。妲己討伐は「元始天尊と通天教主(と太上老君)が話しあって決めたこと」なんだから、本来崑崙と金鰲は協力するべきだろうに。
太公望「聞仲がおらぬ今なら通天教主とて殷を守る理由がない!」
「通天教主がアホじゃなければ和睦に応じるはずだ!!」
「そうすれば無駄な犠牲なく妲己のみを集中攻撃出来るだろう」
このジジィ、やはり内面は黒いでぇ・・・!
ともかく正論を述べた太公望は、金鰲島へ停戦を呼び掛けに行くのでありました。
同じタイミングで十天君が聞仲の拘束を解いたことも知らずに・・・。
聞仲「・・・・・・・・・・・・」明らかにキレてる聞仲に『聞ちゃん』て。
「趙公明が死んだのか・・・」
「――でなければ私が出された理由がないからな」
王天君「ご明察ぅ」
「さすがは聞ちゃん!」
あの妲己ちゃんですら「聞仲ちゃん」ですぞ。
十天君に対する怒りはとりあえず抑えて、通天教主の下へ向かう聞仲。
はたして金鰲の長は何を語るのか・・・で次回。
第108回 通天教主TWO※フォントが普通の台詞と違う。斜体で代用。
聞仲「通天教主様!」
「私はこれより十天君を率い崑崙を落とそうと思います!!」
「それについて提案が・・・」
通天教主「聞仲よ」※
聞仲「はい?」
通天教主「おまえに全権を与える」
「必ずや崑崙をうち倒すのだ」
聞仲「・・・・・・・・・?」
「通天教主様?」
明らかに様子がおかしい通天教主。
王天君「おまえが人間界に降りてから約20年・・・」ナ、ナンダッテー!?
「その間にだんだんこうなっちまったのさ」
「まるで抜け殻よ」
「ときどき思い出したように命令を下すだけだ」
聞仲 誰かが心を奪ったのか?そうよ!そのまさかよ!
誰だ?
このお方程の実力者にそんな事が出来るのは・・・
「まさか・・・!!!」
しかし「妲己ちゃん>通天教主」だとしても、十天君だっていただろうにネー?
もしかして十天君の中に裏切り者がいるんj
聞仲は真相を確かめるため、朝歌へ向かうのでありました・・・が。
紂王「――聞仲!!」
「久しいな!!!」
紂王「妲己?」なん・・・だと・・・。
「誰だそれは?」
なんと妲己ちゃん(及び姉妹や手下たち)が朝歌からいなくなっていたのです。
張奎に聞いても「突然消えた」としかわからず。
聞仲「妲己がいない今おまえ達だけで人間界は大丈夫だろう」ゴゴゴゴゴ・・・・・・
張奎「聞仲さまは一体何を?」
聞仲「崑崙山を」
「つぶす!!」
その頃ぴるる~と金鰲島へ向かっていた太公望の前に、申公豹が姿を現す。
「妲己の失踪」と「聞仲の復活」を告げる申公豹。
太公望「嘘を言うな申公豹!」はぁ・・・?と思う間もなく、太公望の視界に入ったのは・・・
「聞仲がおるならもうとっくに崑崙を攻めているはずだ!!」
申公豹「だから・・・」
「今現在進行中なのですよ!」
太公望「金鰲島!!?」いよいよ戦争じゃー!で次回。
「動いておるぞ!!!??」
申公豹「あなたはまだ和解するなどと甘い事を言ってるのですか?」
「もうとっくに後戻りなど出来ないのですよ」
第109回 仙界大戦一―まさかの金鰲島侵攻に対し崑崙山・迎撃態勢をとれ!!!―李靖は要らないんじゃないかな・・・。
太公望「哪吒・楊戩・李靖・土行孫・蝉玉はわしらと崑崙に戻ってもらう!」
太公望「だが武成王一族は"全員"人間界に残ってもらうぞ!」黄天化は趙公明の船での戦いで、血が止まらない厄介な傷を受けていたのです・・・
黄天化「!」
「スース!!こんな時に俺っちだけ・・・・・・」
太公望「言うな天化!!」
「おぬしを外した理由はおぬしが一番よく知っておるはずだ!!」
黄天化「くっ・・・」
武成王である黄飛虎も留守番。軍師と武成王が同時に離れたら周軍の指揮がままならないもんね。仕方ない。
かくして黄一族以外のいつものメンバーは崑崙山へ。
太公望「おおっさすがだのう!!」揺りかごから墓場まで揃っております。イケメンもいるよ!
「事態を察知して集まっておいてくれたか!!」
「崑崙十二仙!!!」
玉鼎真人「・・・・・・それで太公望よ」ほほう・・・
「どんな戦略をとるつもりなのだ?」
太公望「・・・・・・・・・・・・」
「崑崙山も動かす!!!」
太乙「でもこれを動かせるのはハイレベルな仙人じゃなきゃ無理だよ」ひゃっほぅっ!
太公望「うむ!崑崙でそのレベルの仙人といえば・・・」
「彼女しかおるまい!」
「行けそうか竜吉公主?」
竜吉公主「うむ!」
来るなら来てみろ!・・・で次回。
第110回 仙界大戦二―熾烈!聞仲の猛攻!!楊戩の壁!!!―太公望が趙公明戦で使いすぎたせい。
太公望「公主!太乙!どうだ?」
太乙「太公望ーーっエネルギーが足りないよーーっ」
「これじゃバリアもろくに張れやしない!」
白羽の矢が立ったのは・・・
楊戩「やれやれ・・・・・・」1人でバリアて。
「エネルギーが足りないからって・・・・・・」
「僕一人をバリア代わりに使おうだなんて師叔も人が悪い」
いくらなんでも無茶言いなさんな・・・
楊戩 部分変化!!!四聖・高友乾の混元珠(4巻あたりで津波起こした宝貝)で金鰲のミサイル攻撃を完封。
「水のバリア!!!」
『部分変化』すごいなー・・・変化スゴイなー。
ミサイルが効かないと見るや「蒼巾力士」部隊を繰り出す聞仲。
しかし聞仲の狙いは全く別・・・『通天砲』の使用にありました・・・で次回。
第111回 仙界大戦三―容赦なき聞仲の猛攻!金鰲島の主砲『通天砲』の前に崑崙山史上最大のピンチ!!!―長ぇよ。
水のバリアを突破した蒼巾力士部隊、なんとバリア装備で三尖刀も弾く。
やっぱりいくらなんでも1人バリアは無理があるよ、というところで
哪吒「死ね」哪吒ktkr!
金磚を乱射して次々と蒼巾力士を撃破。TUEEE!!
ついでに金吒・木吒も到着し、数で劣りながらも善戦したのであります。
が・・・
太公望「いかんみんな!!」おおお・・・!?
「退けっ!!!」
聞仲「遅いな太公望!」
太公望「わしらのデータは過去のものだ・・・聞仲の性格なら一気に崑崙山を崩す策をとるはず!!」ナ、ナンダッt
「今までの金鰲の攻撃は主砲のエネルギー充填の為の時間稼ぎだったのだ!!」
聞仲「通天砲発射!!」\(^o^)/
直前で回避し始めたためどうにか全壊は免れるも、大ダメージを受ける崑崙山。
・・・いや諦めるのは早いぞ!撃たれたら撃ち返せ!
太乙「よし間に合った!!」ひゃっほぅっ!
「公主頼むっ!!」
竜吉公主「元始砲発射!!!」
竜吉公主さまのカワイサも乗せて、金鰲島のバリアをつらぬ・・・
太公望「む!?」きっとお色気3割増しなr
聞仲「フッ!」
太公望「どっ・・・どうした公主!?」
竜吉公主「エネルギー切れじゃ・・・・・・」
聞仲「全てお見通しだ」
「太公望・・・己の無力を篤と思い知るがいい」
崑崙\(^o^)/で次回。
第112回 仙界大戦四―天才道士―あくまでも予定です。
白鶴「今戻りました!金吒と木吒はもうこちらに到着してると思いますが・・・」
「雷震子はもう少し後に到着する予定です!!」
どさくさに紛れて金鰲島に潜入した楊戩。
2発目の通天砲が撃たれる前に、楊戩がバリア装置を破壊できるかが勝敗を決める!
楊戩「――?」・・・何事なんです!?
「何だ?」
ビキ ビキ
楊戩「くっ・・・・・・」
「空間が割れていく・・・!?」
張天君「永遠の砂漠へようこそ!」十天君戦。
「私は金鰲十天君が一人張天君」
楊戩 十天君!!!
張天君「ここは私の造り出した亜空間『紅砂陣』」
「まぁ異世界のようなものだ」
楊戩「亜空間?」
張天君「入った以上は二度と出られない!!」
姚天君のような不様な真似はよしてくれよ・・・で次回。
第113回 仙界大戦五―天才道士2―
優位にありながらあえて攻撃を止める張天君。
張天君「あなた程傑出した仙人は他に類を見ない」・・・んんー?何の話かなー?
「殺すにはしのびないしそれに――」
「あなたは人間よりも我々に近い気がする」
はははっ、ように・・・楊戩も何真顔になってるのさ・・・
楊戩「ねぇ張天君」なん・・・だと・・・で次回。
「真実を」
「見せようか?」
張天君「!!」
楊戩「ただし」
「キミの命と引き換えだ」
第114回サブタイトル通り過ぎるので全カーット!
第115回 仙界大戦七―楊戩救出作戦と王天君の罠―通天砲発射までの時間はあと僅か。
しかし金鰲のバリアは未だ解除されず・・・
太公望「初速を考えるともう出発せんといかん!」これこそ「信用」ではなく「信頼」しているからでる言葉・・・
「公主!残る全エネルギーを使い崑崙山を通天砲に向けて全速前進させよ!!」
竜吉公主「しっ・・・しかし太公望・・・」
太乙「まだバリアが張られてるんだよっ!きっと楊戩はバリア解除に失敗したんだ」
太公望「全速前進だ!!」
でもそこより次のコマの竜吉公主さまがカワイすぎる件について語りたい。
幸か不幸かもう7時だから書けないけどナ!
13部は聞仲と竜吉公主さまがそれぞれ無双する巻でした。おしまい。
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