先日、Win11をインストールしてみたら使い勝手が悪かったので、Win10に戻しました。すると動作がおかしくなってしまったので、リカバリでの再インストールしました。
ところが不思議なことに、パスワード設定の項目が消えてなくなってしまっているんです。調べてみると今年の6月のWin10アップデートで、そういう仕様にしたようです。
<従来の設定画面>
<アップデート後の設定画面>
パスワードがないとするとログイン時は顔認証、顔認証機能が無ければPIN入力になります。
私のように自宅で個人使用の場合はセキュリティー上に問題がないので、いちいちPIN入力するのは面倒くさい。解除する人が多いと思います。
ところがPIN解除には、パスワード設定が操作上で必要なわけです。パスワード設定がなくなったということは、PIN解除ができなくなったということです。「ゲゲッ」ですね。今後はログイン時に、いちいちPIN入力をしなくてはいけなくなりました。再インストールする人は頭に入れておきましょう。
こうした仕様変更の背景にはアメリカではコロナで自宅で死亡した人がたくさんいて、自動ログインだとPCデータが流出するというのが問題視されたのかもしれませんね。