岡潔の言葉 ( その6 )

　古都の秋の日射しのわからないものに、 真美善といってみてもチンプンカンプンである。 真とは嘘でない、 間違っていないということではなく、 善とはよいということではなく、 美とは美しいということでは決してない。 人が追い求めてやまないもの、 知らないはずだのに知っているような気のするもの、 なつかしい気のするもの、 である。 それがわからねば、いにしえの斑鳩の里に来て、秋の日射しでも見ることだ。
　　「夜雨の声」 （ロケットと女性美と古都） 78頁　角川文庫

柿の葉の 「 紅葉 」

　柿の葉は新緑がとても美しくて好きなんですが、紅葉も一枚の葉の中にも、いろんな色の変化があるので、大好きなんです。

やっと見つけた 「 キクイモ 」

　近くの川に咲いているだろうと思い、昨日、20～30分程歩いて行った川岸だが、全然見当たらない。 あきらめて、別の道を帰っていったら、畑の隅に数本咲いていたのを見つけました。 植物は、環境によって背丈が変わるようで、この 「 キクイモ 」 は少し小さめで 「 モドキ 」 のよう。 でも、青空に咲く黄色い 「 キクイモ 」 は、なつかしい風景です。