2000年に大規模な噴火活動があり、3800名程の全島民避難。 それから数年後に避難解除されたわけですが、現在の三宅島の人口は約2600名。 噴火の時に多くの山林が焼けて、枯れた高木が写真のように、まだ多くが残っていて痛々しい感じがします。 植生はかなり復旧したものの、当時の高木の背丈を超えて、枯れ木が隠れるほどになるには、あと10年20年かかるのでしょう。 人の心の中にも、こんな 「 枯れ木 」 が残っているのかもしれません。
<iframe scrolling="no" src="http://blog.so-net.ne.jp/_map/?lat=34.1076760916741&lng=139.55828273235093&zoom=19&size=200&type=0&pin=0" style="border:1px solid #666666;width:206px;height:170px" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>
生活経験の質、その濃淡、深浅、純不純を、私達は、お互に感じ取っているものだ。敢えて言えば、その真偽、正不正まで、暗黙のうちに評価し合っているものだ。それが生活するものの知慧だ。常識は、其処に根を下している。だからこそ、常識は、社会生活の塩なのだ。 小林秀雄 「或る教師の手記」