片桐邦雄氏のジビエ「竹染」② / Japanese "gibier" vol:2

2022-02-12 | 日本料理 / Washoku
~森の名手のジビエ~

・罠で捕獲する(猪&鹿)
・自ら解体する
・プロとして自ら調理する

そんな”究極の日本ジビエ”を
体験するため、
昨年6月に初めて訪ねました。

しかし、
・片桐さんがご不在
・お値段に対する満足度が△

だったので、

猟期(11月~2月)に
再訪することを決意!

今回、静岡出張にかこつけて
2月に訪ねることできました★


【結論】
肉の旨味/生命力/豊かさが
まったく別物です!!

特に、猪の塩鍋
(肩ロースのしゃぶしゃぶ)は、

食べるほど、
お腹が空いてくる!?
(=もっと食べたくなる)

とんでもないご馳走!!

サッパリしているのに
甘味/旨味が濃い~★

まさに、
自然の恵み/山の豊かさ
ですね!(大感謝です☆)

・・・・・・・

それでは、参りましょう!

「天然物おまかせコース」
by 静岡・天竜「竹染」

1.新幹線でビューっと浜松へ


2.浜松駅で遠州鉄道に乗り換え




※新浜松駅では、
 エヴァンゲリオンの
 巨大ポスターが!!


(話が長くなるので割愛。笑)

3.終点の西鹿島駅で
  バスに乗り換え




※現金での支払い
 →ローカル感にワクワク(笑)


4.最寄りのバス亭に到着


てくてく歩くと看板が!


ズームアップ!!


5.お店に到着


※開店(予約)の
 15分前に着いたので、
 のんびり写真をパシャパシャ。




※雨やどり


そーこーしていると、
5分前に、若いお兄さんが
「どうぞ~」

ありがたや☆
お邪魔しま~す!


6.着席


前回と同じ席だー!
(特等席!?)

さぁ、2月のベストシーズンに
訪れた今回は、どんな感動が
待ち受けているのでしょう!!

箸受けのイノシシちゃん。


※お腹の様子も気になり、
 (食中に)ごろんと回転!!


おおーっ、
よくできています!笑

~長くなりました!!
 いよいよ本編です☆


7.一皿目「お通し」


菜花のおひたし


あん肝(なぜ?? 笑)


鹿のソーセージ


8.飲み物はウーロン茶


※店員さん
「温かいものもご用意できます」
→嬉しいお心遣い☆

9.二皿目「猪の塩鍋」


たっぷりの野菜&
腿肉の塊がゴロゴロ。


※だしは、
 コショウの風味がキツめで
 味付けもチョット濃い~かな!?

(具だけを上手にすくいます。笑)

第二弾は「しゃぶしゃぶ」
→部位は肩ロース




うんま~い!!
「今までの猪肉は何だったんだ!!」
(ザ・コペルニクス的転回☆)

※大事なことは2回言います、
 「サッパリしているのに
  甘味/旨味が濃い~★」

まさに、
自然の恵み/山の豊かさ
ですね!(大感謝です☆)

10.三皿目「鹿の刺身」


店員さん
「鍋に入れて、軽く火を通して
にんにく醤油でどうぞ!!」

フレッシュ~☆
(美味!!)

11.四皿目「カルガモ」


下から時計回りに、
腸、砂肝、レバー、ハツ。

※感想※
砂肝:コリコリ食感が◎
レバー:独特な風味/生臭さ
ハツ:とろ~んとした甘み
腸:ニュートラル

店員さん
「ゴマ油をたっぷりつけて
 お召し上がり下さい」


ウン、合う~!!
(調味料って天才ですね☆)

12.五皿目「焼き物」


手前から時計回りに
キジバト、猪(レバー&ハツ)、
鹿のスペアリブ。

※角度を変えて


付け合わせの
焼きトマトもいい感じ☆

※感想※
猪:ぷりっぷり(=新鮮!!)◎
鹿:昨年も今年も美味~★
キジバト:パサパサ&風味△

なお、ローストした後に
「燻す」ひと手間も!!

13.六皿目「焼き物②」
 ~鹿の低温ロースト~


ふむふむ、
(これまで料理と比較すると)
なんかフツーでした。苦笑

14.七皿目「いさざの佃煮」
(鹿のローストと一緒に登場)


15.お鍋を食べ終えた風景


いろんな刺身/焼き物を
つつき(=味変し)ながら、
じっくり堪能しました☆

※ちなみに、テレビの内容は
 片桐さんの密着番組の
 エンドレスリピートです。笑

面白いですヨ!!
~猟期中は、石鹸やシャンプー、
 入浴剤など、一切不使用!

着るモノも洗濯しない、
酒もタバコもやらない。
→獣たちと同じ体臭で!!

16.八皿目「揚げ物」


「猪のヒレカツ」うままっ!!
昨年6月の鹿ヒレカツは△で、
ニジマスがしょっぱいonlyな記憶)

絶品な猪ヒレカツの断面


別の角度から


付け合わせの揚げ物
(野菜たち)は、
ヤングコーン&ししとう!?

※マスカルポーネっぽいチーズ
 &トマト&バジルソースの
 一品もイイ仕事してますっ♪

(ビジュアルもグッドですね☆
 イタリアンの偉大さ!!)

17.〆となる雑炊の準備


塩鍋セットが運び去られます!

※この辺りで、
 「猪の箸置きちゃん」と
 戯れていました。照




女子かっ!笑

18.九皿目「雑炊」


ふわっふわの卵
(=名古屋コーチン)


※こちらも、前回は
 しょっぱいonlyな記憶でしたが、
 しっかり美味です!!

味変に「自家製の漬物」


もう1つ、
塩鍋用の「辛味噌」


(コレ、合うなぁ~!!)

※卓上の調味料シリーズ


19.次のデザート用に


お水 or 温かいお茶から
選べます(サービス)。

予想通り!? お水が美味です☆

20.十皿目「デザート」


「アイスクリーム
 &日本蜜蜂のハチミツがけ」


このハチミツが
めちゃめちゃ旨いのです★
(昨年の記憶にもくっきり!!)


片桐さんが
1年に1度だけ採蜜される
天然物の逸品!!

※もちろん、お土産用に購入!!

ひょっとすると・・・
罠で捕獲し、素早く解体される
超高品質な「天然肉」よりも、

この「ハチミツ」の方が
インパクト大な方が多いかも!!


※同じ表現を繰り返すのは
 とーっても野暮ですが、

「今までのハチミツは
 いったい何だったんだ!」
(ザ・コペルニクス的転回★)

あ~、このハチミツで
毎朝ホットケーキやヨーグルトを
食べたら、

1日中、
満面の笑顔で過ごせる予感!笑

スイーツ大好きな女子に
プレゼントしたら、
メロメロですね!笑

クマのプーさんなんて・・・
(以下、割愛!! 笑)


・・・・・・・

片桐邦雄さんの
「天然物おまかせコース」

1時間半近くに亘り、
じっくり堪能いたしました!

前回(昨年6月)の
7,000円コースは、
トータル満足度で△でしたが、

今回の、ジビエ猟期真っ只中、
(増額の)10,000円コースは、
天然肉のクオリティに大満足☆

また来年、
片桐さんにお会いするのが
とーっても楽しみです!!


※こぼれ話※
お会計の後、片桐さんに
ご挨拶させていただいたのですが、

なんと、3/1のNHK
「プロフェッショナル仕事の流儀」
に登場予定、とのこと!

→チェックしなくちゃ!!
(自宅にテレビないけど。笑)

竹染さん、
とーーーってもご馳走様です★

以上、孤独にグルメ
「とびっきり贅沢編」でした!!


【付記】
これまでの「ジビエ」シリーズは、
コチラから☆

自ら山に入り、
採集/釣った天然素材を
自身の手で料理する、

「山菜/きのこ/川魚」の
名店は、埼玉・入間の
『郷土料理ともん』さん★


※丸1年と少し、
 四季折々の「おまかせコース」
 (日本料理)をレポート!!

一昨年の秋にいただいた
「きのこのすき焼き」は、
生涯忘れられない逸品です☆


3,500円の通常コースも
物凄いのですが、

5,000円のコースは、
もっともっと凄いです!!

※おそらく、天然物の
 山菜/きのこ/川魚コース、
&サービス内容も含めた総合評価で

『ともん』さんを上回る
対金額満足度のお店は、
存在し得ないと思います!!


【付記の付記】
最後にもう1つだけ!

「日本料理」つながりで、
僕の(乏しい)経験を振り返り
最も感動したのは、

『八ヶ岳えさき』さん☆


もちろん、
相応のお値段なのですが
超絶、納得のクオリティです。

素材/調理/タイミングなど、
「あぁ、これが超一流なのか」
と、大感激!!


また、とことん
"地"のモノで勝負される
北海道・栗山町『味道広路』さんも

ドッキドキです★


※6,000円のコースで
 あれだけのものをいただける
 のでしたら、

10,000円のコースになると、
果たして、どんな世界/宇宙を
魅せてくださるのか??

トライしなくっちゃ!!


・・・・・・

やべっ、こんな時間だ!
皆様、ごきげんよう~☆

#竹染 #ジビエ #片桐邦雄
#日本蜜蜂
#郷土料理ともん
#八ヶ岳えさき #味道広路
#日本料理
#gibier #JapaneseCuisine

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