先月もサントリーホール主催のお昼の無料オルガンコンサートを聴きに行ったのですが、今月はバックステージツアーに申し込んで、抽選に当たったので昨日は、お友達と11時から13時15分までのバックステージツアーに参加してきました。
普段は入れないバックステージ。今回は人数が多かったそうで、見学者は総勢90名。11時から始まって最初の20分間は、サントリーホールが出来るまでの映画を見せてもらいました。サントリー二代目社長佐治敬三氏が28年前に創設した東京初のコンサート専用ホール。設計には、あの有名な指揮者カラヤン氏も携わったそうです。
映画の後は、3班に分かれて、いよいよ舞台裏へと入って行きました~
演奏をした人達のサインがずら~り・・・
あら~上原ひろみさんの隣に、あの「さかなクン」のサインもありましたぁ・・・さかなクンって、楽器も演奏できるそうですよ。この時はバスクラリネットで演奏に参加されたそうです。
アーティストラウンジにあるオーケストラのステッカー。これは、掃除道具入れだそうですよ。誰かが公演記念に張り始めて以来ステッカーだらけに!現在はステッカー専用のボードが作られてました。
指揮者の控室。ソファー・シャワー・トイレ完備です。舞台までは、わずか10歩で行けるそうです。小柄なカラヤン氏は11歩だったとか・・・控室を舞台の側に作ったのは、カラヤン氏の助言があったそうで、室内で高めた緊張感をそのままステージまで維持できるようにしたいからなんですって。
小澤征爾氏は演奏が終わるとすぐシャワーを浴びて浴衣に着替えるそうですよ。
ソリストの控室。こちらは舞台と同じ床材になってるそうです。こちらもシャワー・トイレ付き。
スタインウェイのピアノ。アップライトは珍しいとか。
この写真パネルは芸術作品だとか・・・サントリーホールの2000席に座ってる人は、全員同じ人物なんですよ。同じポーズがないかもね!2000人の中にたった一人だけ違う人物がいるそうです。
この写真の中に一人だけ女性が写っています。7列目に女性が!みつかりましたか?
一旦ツアーを中断して、12時15分からは、一般の方達と一緒に無料オルガンコンサートを聴きました。
演奏者は浅井美紀さん
曲目はメシアン;永遠の教会の出現
サン=サーンス;アヴェ・マリア
フランク;コラール第一番ホ長調
コンサート後、またツアーの再開です。ここからは皆で舞台に上がることができました。
奈落の底からグランドピアノがせりあがってきます。
客席の椅子もワインレッドのぶどう柄。床の絨毯もワインレッド。さまざまな所にサントリーのこだわりがありました。
このとき、夜のコンサートのために、準備が始まっていました。
オーストラリアのリーガー社製のパイプオルガン。パイプの数は大小約6000本だとか・・
身近に見るパイプオルガンは、迫力がありました~
普段入ることが出来ない楽屋裏を見れて、楽しいツアーでした。