昨日はとても嬉しいことがありました。
このブログの「お袋の認知症日記」を
読んで下さっているMさんから、こんなメッセージが届きました。
介護の仕事をしているのですが、日々の仕事の中で、
利用者さまの「ご家族」のお気持ちを、つい忘れがちになります。
ご本人だけでなく、ご家族が向き合っている問題についての
ナマのお声を知る貴重なブログ、大変勉強になります。
コメントをしようと書き始めることもあるのですが、
私は実際に家族の介護をしたことはないのに、
無責任な発言になるのではないかと、
気後れしてしまい、なかなかコメントできなくてすいません。
でも、小橋さんの抱える問題について心を寄せたいと心から思いますし、
高齢化社会、介護保険制度の問題点、認知症の方への理解、
また、認知症の方のご家族が抱える問題、
いろんなことをもっと沢山の人に考えてもらうためにも、
これからも是非、ブログを続けてください。 応援しています。
本人の同意を得て掲載させて頂きました。
私は当初、このコーチングのブログには「お袋の認知症日記」
を掲載せず、別にブログを作ろうと思っていました。
然しながら、何故このブログのカテゴリーのひとつとして
取り上げたかと申しますと、 認知症になったとはいえ、
相手は一人の個性と尊厳をもった人間であることに加え、
人対人の関係性の中で最も信頼関係を深めなければ
ならない相手だと思ったからです。
昨今、介護に従事する方が多く
コーチングの勉強をするようになりました。
私が月に一回参加している日本コーチ協会京都チャプターの
参加者のほとんどが介護従事者の方たちです。
介護従事者の方がコーチングを学ぶ理由は、
介護従事者同士の関係性を深め、互いの目的意識を明確にすれば
利用者により良いサービスを提供できるというのが理由のようです。
そんな社会の流れもあり、
私が学んだ心理学やコーチングによって
認知症になったお袋との信頼関係が構築できたことを、
伝えるのはこのブログでもいいのかなと思いました。
「お袋の認知症日記」では
コーチングのスキルを提供するのではなく、
身の回りに起こったこと、感じたことをそのまま記しています。
実際に認知症の介護をする方の苦労は大変で、
多くの人の力を借りなければ自分が追い込まれてしまいます。
そんな時にこのブログを読んで、少しでも参考に
なれば良いと思います。
写真は糖尿病のお袋にたまに食べてもらう
米粉たい焼きです。
81歳になった彼女には
食べたいものを食べさせてあげたい。!
そんな気持ちになってきました。
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