きみがこれからも今までのように生きていくならば、世界もまた今までのようでしかないだろう。
けれども、きみが今後の生き方をなんとか変えていくならば、それにつれて世界もまた別の新しい顔を見せてくれるだろうし、世界はさらに広がっていくだろう。
きみと世界は別箇に存在するわけではない。
また、すでにある固まった世界の片隅に置かれているわけでもない。
きみ自身がきみの世界だ。
そして、きみはきみの世界で生きている。
だから、きみの生き方できみの世界はいくらでも良くなっていくのだ。
実は、きみ自身が一つの小宇宙なのだ。 「論理哲学論考」
最近になって夢中になって読みだしたヴィトゲンシュタインの本。一番有名と思われる言葉の一つが「きみ自身がきみの世界だ」。
個人は自分自身と真剣に向き合うことなしに充実した人生を終えることはできないとつくづく感じる。
自分は46歳にして自分の世界を変えていく決意をしました。 人生に遅すぎるということは無い!(笑)
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