昨日は中秋の名月でした。
この季節の月の美しさは格別なものがあります。
禅宗でよく使われる言葉に「清風明月を払う」があります。この句は後に「名月清風を払う」と対句になっております。
意味は清らかな風が明月を払い清め、清らかな風もまた明月の白き光に払い清められる。
澄みきった秋の夜空に明月が掛かり、清らかな風が颯颯と吹きすぎる情景を詠じた、秋の季節にふさわしい名句。
この月を我が身として捉えることもできます。月は心そのものであり、常に清らかに保ち、また自らが行くところ全てが清らかな風を起こすという意味としても捉えることができるのです。
月のような美しい心を持ちたいものです。常に清風を起こしつつ。
名月を観ながら美味しいコーヒーを飲むのもまた風流です。
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