5月24日(木)東京の港区新橋のセラード珈琲でカッピングセミナーに参加しました。
カッピングは珈琲の原料をよく知るためのものですが、我々焙煎屋は焙煎したコーヒーがどの程度の品質のコーヒーであるかを知っておかなくてはいけないと思うのであります。
カッピングはコーヒーに点数を付けて評価することです。この評価が味の良し悪しの物差しになっていて、コーヒーの取引価格に直結してきます。
簡単に言うと、仕入れたブラジルのコーヒーがどの程度のレベルのコーヒーであるかを把握していなければいけないということです。買った値段が味と合っているのか?違っているのか?を自分で判断する能力が必要だということです。
例えば味も香りも最高と評価されているブルーマウンテンの№1のコーヒーを私が焙煎してみて、香りを嗅いでみて、口に含んでみて、実際にそれが本当にブルーマウンテンなのかどうかも含めて評価できる立場になければいけないのです。
なんだかよく分からないけれどもブルーマウンテンを仕入れして焼いたんだから200gで5000円です!ということはプロとして失格だということです。
自分の仕事はカップラーメンにお湯を淹れて3分待ったらはいどうぞ!500円です!という仕事ではないのです。
カッピングの技術は専門家に実際に会って、その技術を習得すること以外に方法は無いだろう。自分がコーヒーを飲んでみて感想をプロに話してその返答で知識を得たり、間違っていたらそこをまた学ぶ。ずっとその繰り返し。
当日は何種類ものカップをスプーンで何十回と口に含んではコップに吐き捨てて、鼻、舌、記憶を総動員して考える作業の繰り返し。
コーヒーの特徴や印象を言葉にしていかなくてはいけない。コーヒーの味を表す特徴は大きく分けると3パターンあった。 続く
昨日紹介いたしましたブラジル・サンパウロ樹齢110年のコーヒーは限定40個です。現在、13名様のご予約をお受けしました。
10数年といわれているコーヒーの木の寿命、110年間実を成し続けている樹がどのような味の実を成しているのか、飲んでみたいと思いませんか!?
コーヒーえんぴつ猫のホームページはこちら https://coffeepencilcat.ocnk.net/
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