松原商店街ブティック カランドリエ((有)AKANOREN)ブログ

ブティックカランドリエ((有)AKANOREN)は「ゆたかで、美しい生活を提案する」お店です。

経世済民ということ

2011年11月19日 | 身辺雑記


何だか暑い秋でホット・フラッシュ?かしらと言って
入っていらっしゃる方が多かったくらいでしたのに、
ストン!と冬になってしまったかと思うと、
また異常に暑い日が戻ったりして
何を着たら良いのか判らないようです。

それでも、確実に季節は動いて紅葉が見事になりましたね?

さて、今日はいつも見ているコンサルのブログに
こんな言葉がありましたので、ご紹介したいと思います。

「経済」の語源は「経世済民」という4字熟語から来ているそうなのですが
これは世を経め民を済うという意味なのだそうです。
最近は経済効率などという事が大切で、簡単に社員のリストラがあったり、
正社員でない働き手を求めていたりして、働き方そのものが以前とは違っています。
自殺率が上がっていたりするのもこんな理由からなのかも知れませんね?

仕事と言うのは勿論利益が上がらなければやっていけませんから
利益を上げる事は必要なことですが、でもそれだけでは無いと
最近切に思います。私が仕事を通してお客様に喜んでいただける事!
それが仕事をしている喜びの一番だと思うのです。
「貴女がいてくれて嬉しい! 有難う!」言って戴ける仕事が
したいと思います。

服装と言うのは着る人の気持ちを大きく変化させます。
自信を持って輝いていただけるようなお手伝いが出来たら
それが私の最大の喜びです。

私には民を済うことも、世の中を経めることも出来ませんが
せめてご来店戴けるお客様に最適なアドバイスができるよう
努力していかなくてはと思います。

嵐のような一日です。
気をつけてお過ごし下さい。

(有)AKANOREN  
    カランドリエ  045-331-3951

今年もクリスマスが!

2011年11月12日 | 身辺雑記
今年も残り少なくなってまいりましたね?

数年前ほどではありませんが街にイルミネーションが灯りはじめ
そろそろ年賀状の注文は?などと聞かれるようになりました。

当店も4月の開店以来雑貨や食器が無いのは淋しい~という
声に押されてウインドウがクリスマスになりました。


日本の国は忙しくて、12月25日を過ぎるとクリスマスの飾りつけは
一挙に取り外さなければなりません。
年末の数日はお正月一辺倒になります。

そのため当店では26日の朝は正月モードにするため、
とても忙しい朝になります。

毎年の事なので慣れたものですが、何だかガラッと変わるウインドウに
急に残り少なくなった日が思われて忙しい気持ちになります。

実際にこの日を境に街はお正月の買出しにいらしゃる人で
ごった返すようになります。

そして有名なお魚屋さんに早くも行列が並び始めるのです。

この街は一昔前のような町並みなので
暮の雰囲気を味わいたい方には是非お出かけ下さいと
お勧めします。

冬の紫陽花

2011年11月01日 | 身辺雑記
先日思いがけず時間が空いて箱根に行ってきました。
生憎の曇り空でしたが、
ゆっくりとした時間が流れて、とても気持ちの良い一日でした。

成川美術館の反対側に最近出来た(と言っても、4~5年は経つのかな?)     玉村豊男さんのギャラリーに車を止めて
お昼にしようと思ったら、裏庭に美しい色のまま冬枯れを待つ、
紫陽花の花を見つけました。



見事に美しい色を残して、気品を感じさせる老婦人のようだなと思います。
こんな風に年を取れたらなんて素敵でしょう!

私もいよいよ老人と言われる年齢に突入です。
気持ちは少しも年を取らず、好奇心も人並み以上でまだまだと思えるのですが
体が着いてきていないこの頃です。

先日お茶のお友達が公平 良三著「定年までに考えておくこと」という本を
貸して下さいました。

自営業に定年は無いのですが、今日で終わりと自分で決めた日まで
考えて生きていかねばなりません。
楽しみなような、怖いような!

来年も再来年の旅行までお友達やお客様と約束してしまって
元気で頑張らないとという今日この頃です。

今年も後残すところ二ヶ月になってしまいました。
ホントに一年は早いです。

結納の服装について

2011年10月24日 | ファッションの話
さて、昨日に続いて
今日はお結納の時の服装です。

少し前までは結納に付き添われる
お仲人さんもご両親も着物が常識な時代がありました。
お嫁さんになられる方は勿論振袖で・・・

いつの頃からでしょうか、お嫁さんになられる方は着物でも
付き添われる方は洋服で・・・と変化しているようです。
今は出席される方は全員洋服が当たり前の上
結納は無し!と言う方も多くなっているようです。

先日岐阜に住むお客様で、横浜にいらしゃるお姉さまのところに見えると
必ず当店を覗いてくださるお客様から電話があり、
「結納の変わりに食事会をするのだけれど、洋服を求めたのだけど・・・」と言葉を濁されます。
よくよくお聞きすると、店員さんに事情をお話して選んでもらったのだけど、
果たしてこれで良いのか心配になったそうです。

グレーのチュニックなのだそうですが、中に豹柄のインナーが入っているとの事!
正直言うと「ちょ・ちょっと!!」と思います。

ちゃんとしたジャケットとまで言わなくても、チュニックはね~
「私はこう考えますが・・・」とお答えしますと
「何枚か見繕って送って!!」おしゃって戴きました。
翌日お電話があり、気に入りましたとのお返事を戴きました。

結婚式や結納などは日常とは違います。
日常にも着られる服がいいわとおしゃられる方もいらしゃいますが、
こちらも極力努力をしてお勧めいたしますが、
特別な日の服は日常には着られないものと考えた方が無難だと思います。

めったに着ない服に高額のお金を出すのはもったいないようですが、
極プレーンな黒のワンピースを一枚持っていらしゃると、
季節に合わせて上着を変えて、幾通りかに着こなせます。
又は、少し裾幅の広い黒いパンツ、エレガントな黒いスカートは
何回かはお召しいただけると思います。

結納や、結婚式でなく、ご両家の初顔合わせなどもきちんとしていて
失礼な事はありません。ご両家のバランスもあるでしょうが、
ご主人がスーツを着ていかれるような場合には、それなりのお二人の調和を
考えて戴けたらと思います。


法事の服装、結納の服装

2011年10月22日 | ファッションの話
最近続けて、お客様から法事の服装についてと
結納の服装についてのお尋ねがありましたので、
案外こんな事で悩んでいらしゃるのかと思いました。

世の中がとてもカジュアルになって
いわゆる余所行き着(よそゆきぎと読みます)を
着ることが無くなったので、こんな事が判らなくなっているのでしょうね。

結婚式、お葬式となれば、それぞれイメージがあるのでしょうが
七回忌、十三回忌、となってくると、さて何を着ていくの?と
迷われる事が多いようです。

私は基本的に「男性が背広を着ていくときはそれに準じた服装を」と
お勧めしています。

と言っても女性はキャリアでもない限りスーツを着ることが少なくなりました。
そこで、少し砕けて換え上着でも良いのでは?と思います。

ご法事は回忌が遠くなれば少し砕けた格好でも許されます。
私も10月の初めに母の17回忌をしたのですが、
まだ暑い日でしたので、布のアンサンブルを着て行きました。

法事に出席されるメンバーにもよるのでしょうが、
黒を着なくてはならない事はないかと思います。

但し常識の範囲内で、光るもの、ベルベットなどは避けた方が無難かと思います。

昔読んだ本の中にお母さんが大好きだったからと赤い服を着て
お葬式に出たという物語があったのですが、自分を貫き通せる
自信のある方以外は辞めた方がよさそうですね?(日本では!)

私の考え方は少し古いかもしれませんが、
結婚式、葬儀に続くホーマルな場所として捉えておかれると良いかと思います。

結納のお話はまた明日!という事で!!



金木犀の頃

2011年10月04日 | 身辺雑記
今朝庭の水やりをしようと思って外に出ると、金木犀の香りが・・・・
あ~そんな季節になってしまったのか?と
今年も残り少なくなった事を思い出させてくれます。


大きな金木犀の木です。
金木犀は秋刀魚の焼く匂いと共に、
ちょっと甘酸っぱい初恋の思い出が甦ります。

ちょうど今頃の季節は学園祭の前で、連日忙しく、
帰宅が12時近くなってしまいます。
高校の演劇部だった私は学園祭を前に、
放課後は大道具や小道具を作るのに忙しく
毎晩両親が心配しているなんて考えてもみませんでした。

ある晩帰り道を団体で歩いていると、我家の両親と
友人のお父さんが心配そうに歩いてきました。

昔は学校も部室に12時近くまでいても誰にも注意される事も無く
暢気な時代でした。

けれどもある時から、帰宅時間は7時までで学校の門が
閉まってしまうことになりました。

バスの通る道ですのに大きな声で歌いながら横いっぱいに
広がって帰る道に、金木犀と秋刀魚の焼かれる匂いとが一緒にしたものです。

大好きな先輩に胸をときめかせていた頃でした。

そして今日、お客様から金木犀のプレゼントが.

トイレに飾られた金木犀です。

トイレに飾るといい香りよと教えられて、飾ってみました。
ちょっと古い昔を思い出した一日でした。

何処かへ行きたい!

2011年09月27日 | 身辺雑記
暑い!暑い!と言ってるうちに、ストンと秋になってしまったようです。

お客様もやっとウールの入ったものを求められるようになりました。
今日は思いがけないような冬物のコートを買っていらしゃる方がいらしゃいました。
展示会入荷の商品ですと、二度と同じものが入って来ない事を
お客様は良くご存知です。

来週は長野へマツタケを食べに行かれる方がいらして
細身のパンツとチョット大きなマント型のチュニックをお求めになられ、
マツタケはともかく「何処かへ行きたい~」と思いました。

この夏休みは何処にも出かけず、家でぐうたら過ごしましたので
旅行は無しでした。

去年の今頃はイタリヤだったな~などと思いながら
高原へ行ってみたいと思います。
夏の終わりに白く輝くススキの穂や
落ち葉を踏みしめて歩くのを想像して、
無性に何処かへ行きたくなりました。



明日はお客さまの裂き織りの展示会へ行く約束がありますし、
思いがけない大病であさって手術の方へお見舞いに行って差し上げたいとも
思います。

そしてメーカーの展示会、頼まれた商品を求めに問屋さんにも行かないと!

どうしてこうも毎週忙しいのでしょう。

旅行は10月までお預けかな?
何処かに行きたい私です。

シルバーウイーク

2011年09月26日 | 身辺雑記
三連休が二回もある9月!

暑い!暑い!と言っていたら、今日などは寒い!!
何と言う天気の気まぐれなのでしょう。

ところで、先週をシルバーウイークというのだというのを知ってました?
私は初めて知りました。
勿論敬老の日は知っていましたが、この日を挟んだ連休をそういうのでしょうね。

昨年まで敬老の日は年老いた叔父や叔母を表敬訪問する日と思っていたのですが
今年は何と我々夫婦が敬老されてしまいました。

たまたま我家に逗留中の長女夫婦が
「敬老の日なんていったら叱られるかな?」と遠慮がちに言う婿に
「お父さんは70歳だから、充分敬老される年齢じゃない?」と娘が答え
美味しいものを食べに連れていってくれたのでした。

何だかね~

いつの間にかそんな年齢になっちゃた!と嬉しいような、寂しいような・・・
複雑な心境でしたが
素直にご馳走になりました。美味しかった!

勿論ご馳走になったうなぎもですが、そんな風に思ってくれる婿の存在が
凄く嬉しくて、やっと我家の家族になってくれたような気がします。

来月の初めは亡母の17回忌、
孫が生まれ、末っ子が結婚してもう一人息子が増え、
こうして家族というものが繋がって行くのだなと
しみじみ思えるこの頃です。

年取ったな~!私達・・・



人は褒められたがり?

2011年09月17日 | 身辺雑記
朝のテレビ番組で
脳梗塞などの後遺症で体が不自由になった方のリハビリについて
話していましたら、とても面白い事がありました。

人の脳の中には報酬系と言われる部分があり、
それを伝えることで、脳内が活性化するのだそうです。

それは褒める事で、報酬系という部分が動き出し
リハビリを受けている人に、すぐその場で具体的に褒めると
運動機能がどんどん回復していくのだそうです。

「へ~!」
子供は褒めて育てると良く言いますが、
それと同じなのですね?

私は褒められるのはチョット苦手で、なんだか居心地の悪さを感じて
落ち着かないのですが、褒めてあげないといけないのですね。

先日20年来の友人が「あなたは年と共にきれいになるわ!」と
最大級の褒め言葉を戴きました。
あまりに口を極めて褒められると、お尻がむずむずして居心地が悪いったら!

その夜に娘に「Mさんからこんな事を言われた!」と話しましたら
娘曰く「その言葉を一生抱いて生きるのね!」だって!

全く子供は容赦がありません!
ま・事実でしょうけどね~
冷たいことこの上ない言葉でした。

私は人を上手に褒めていられるかな?

好き!嫌い!について

2011年09月05日 | ここだけの話です!
夏休み中のことでした。

仕事へ向かう折に車の中でラヂオを聞いていました。
「夏休み子供電話相談」という番組ですが、
時々子供らしい質問が飛び出して、凄く面白い番組です。

例えば地球はなぜ廻っているのですか?とか
ブラック・ホールの中はどうなっているのですか?など
考えた事もないような質問が飛び交います。

回答者の専門家も結構ユニークで
「先生!子供の聞きたい答えは違うと思うけど!!」と
茶々を入れたくなるような事もあります。
大人にはあまりに当たりまえで専門的過ぎる答えを
子供が理解するだろうか?と
疑問に思うこともあり、私が聞かれたらどう答えるかな?
と一緒になって考えたりもします。

ある日小学生の男の子でしたが、「人間にはなぜ喜怒哀楽があるのですか?」
という質問をした子がいました。
先生はまず「喜怒哀楽なんて難しい言葉を良く知っているね!」と褒めて
「人間は喜怒哀楽の中で色んなことを判断するのだよ」と答えていました。

私は子供の聞きたかったのはそういう事かな??と思ったのですが
「人間は喜怒哀楽があることで好きとか嫌いとか瞬間に判断するでしょ?
それって凄く大事なことなんだよ」
脳は色々な経験をインプットして瞬間に判断するように出来ているのだそうです。

人間は動物ですからそうしないと生きてこられなかったのかも知れませんね?

そこで、私の人への好き嫌いが多いのも、瞬時に人間を判断するのに
必要な事なのだ!!と納得!!

どうしてこんなに好きな人と嫌いな人がはきりしちゃうのかと
常々思っていた疑問が解けたのでした。


さて、皆さんブラックホールに吸い込まれるとどうなるか知っていますか?
凄い力で吸い込まれたものはその反動でまた外へ投げ出されるのだそうですよ!