眠れぬ夜は・・・

ここ数日夜中に大雨が降ったり、台風級の風が吹き荒れたり、夜中の騒々しい日が続きます。

昨夜はやっと静まったと思ったら、ものすごい蒸し暑さで、
夜中に何度も目が覚めます。

我家は少し高台にありますので、遠く港の汽笛が聞こえます。
冬の夜は良く聞くのですが、こんな季節は珍しい！
きっと湾の外に出る船が霧が濃いために鳴らしていくのでしょうか？

取りとめも無くそんな事を考えていると益々眠れなくなり、
スタンドの明かりをつけて本を読み始めてしまいます。

昨夜は「私の百人一首」を読んだのですが、
（今私の中で、白州正子がブームです。）

子供の頃我家では度々百人一首をしたものでした。
母が読み手で、兄の得意な歌、私の好きな歌、一枚札を手元に置き
誰にも取られまいと弟達も交えて、大騒ぎの夜になります。

子供達が小学生だった頃にも、学校で百人一首を覚えてくる宿題などが
あったりして、私の友人の家族と対抗戦で良く遊んだものでした。
こんな事を思い出すのは年を取ったからでしょうか？

子供たちはそれぞれが自分の世界を持ち始め、
再び振り出しの二人きりの生活に戻った我家は凄く静かです。

今月の末には初孫が誕生の予定！
やがてまた賑やかな日々が戻ってくるのでしょう。

そして夜が白々と明け始め、私の忙しい一日が始まります。