気ままな旅 94日目
みどり工房しゃりキャンプ場に来て9日になった。
南に下る日程調整中の僕は、それこそ、ここで毎日好きな事をやって時間を潰している。
今年の北海道は、台風がたて続けに3つ来た爪跡があまりにも大きく、毎日 農業被害と道路や鉄道が寸断しているニュースばかりだ。
3日前に、右手の人差し指の付け根付近に出来た直径3mmくらいの小さな血豆のようなものが破れて血が出た。ぽたり、ぽたりと傷の割に出血の量が多くすぐにティシュが赤く染まる。
これが、いつまでたっても血が止まらない。止血のためにティシュを当ててテープで止めたが、外すと又、血が出て一向に止まる気配がない。
衣服は汚すし洗い物仕事も出来ずに、困ってネットで調べたらどうも血管腫というものらしい。
要は、皮膚の下の血管が集中して血豆のようになっているらしく、そこが何かの拍子で破れると血管が集中しているので血が止まりにくいらしい。
このままだと困るので、今日、ネットで皮膚科を探して14km離れた診療所まで行った。
診察の結果はどうも血管腫らしいが、電気メスでは止血出来ないので外科で傷口を縫ってもらえということで、キャンプ場の近くの病院を紹介された。
ここは大きな総合病院で、医者は指に麻酔の為の注射をした後、最初は電気メスで止血しようとしたが、やはりうまく止血出来なかったので看護士に針と糸を持ってこさせた。
えーーー !! と僕
結局止血の為に皮膚を縫うのかよと思いながら、僕は諦めた。
麻酔をしているので、痛みは無いがその行為自体がぞっとしていい気持はしない。
こんな手当に、医者一人と看護士3人が取囲んで30分もかかってしまった。
4日後に又、来いとの事で困ったが、しょうがないので諦めた。
結局、取りあえずの止血はしたが、根本的な解決にはなってなさそうなので再発するかもしれない。