ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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Amazonで買った中華製のDCブレーカー

2023-12-27 |  トラブル 

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今年も残すところあと5日となったが、ようやく自宅の片づけにに手を付けた。

外回りさえどうにか片付けば部屋うちはボチボチやればいいと、毎年こんな感じ

昼になって外の片づけも疲れたので、冷蔵庫から缶ビールを取出してプシュー。

自分の部屋に戻って、どこから片づけようかと思ったときに目に着いたのがこの中華製のブレーカー。

ジルに付けている自作の60Aの走行充電器とサブバッテリーの間に付けていたもの。

本来ならヒューズをつけるべきだが、適当なのが無かったのでインチキしてこれを付けた。

60Aの電流しか流れないので125Aの容量があれば大丈夫だろうと心配もしなかったが、1年も経たないうちにこのブレーカーがトリップして電流が流れなくなった。

旅の途中だったが、簡単なチェックでこのブレーカーが故障だと突き止めた。

40A程度の電流を流しただけでブレーカーがトリップ。

ブレーカーをバイパスしてその場はしのいだが、いつか中を開けてみようと思って捨てずにそのままにしていたもの。

思い立ったが何とかで、早々にバラしてみることに。 

 

 

ドリルで裏面のハトメを飛ばして中をチェック。

 

 

中身はかなり簡単なもの。

 

 

電流が流れ過ぎて発熱すると接点が開くという簡単なもの。

普通だったらバイメタルが使われる。

 

 

バイメタルの先に付いているのは大電流が流れるので多分銀接点だと思う。

それでもこの接点で125Aは無理だと思う。

接点から発熱して、せいぜい数十アンペアといったところ。

 

 

こちらがバイメタル動作をする。

金属板の両側にプレスで2か所ボッチを付けて歪ませて応力が掛かった状態を作っている。

電流が流れて金属板が発熱すると内部応力で反りかえる仕組み。

台所の流しにお湯を流すとパーンという音がして反るのと同じ理屈。

パッと見はステンレスだが、硬くて磁石に吸い付くのでSUS430系かも。

 

 

バイメタルに電流が流れると発熱して、規定以上の電流が流れると接点が開く。

大電流を流すのも大変なのでライターで炙って変化を見た。

 

 

少しして、パチンという音と共に接点が跳ね上がった。

 

 

バイメタルの不良と言うより、そもそも接点容量が足りないための故障だと思う。

これが数十アンペアの物であれば多分問題ないが、大容量は問題である。

中華製の安物のブレーカーはこんなのばかり。 

 

 

過去記事

LiTimeのバッテリースイッチ

 

 

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コメント (4)
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