結婚式の前に新婦はヘナを使って手や足に装飾を施す。
話に聞いていたが、どこか美容室みたいなところでやるのかと思っていたら、商店街の通路で作業をしていて驚いた。
ヘナで模様を描いた後、数時間そのままにして、ココナッツオイル(だったと思う)をつけて乾いたペーストを落とす。この落とす作業がとても大変で、数時間かかった。模様を描くのも時間がかかり、乾燥段階は水も触れず、乾いたペーストを落とすにも時間がかかる。拘束時間長い。女性は大変です。
嫁さんも左手に少し装飾してもらいました。
結婚式の前に新婦はヘナを使って手や足に装飾を施す。
話に聞いていたが、どこか美容室みたいなところでやるのかと思っていたら、商店街の通路で作業をしていて驚いた。
ヘナで模様を描いた後、数時間そのままにして、ココナッツオイル(だったと思う)をつけて乾いたペーストを落とす。この落とす作業がとても大変で、数時間かかった。模様を描くのも時間がかかり、乾燥段階は水も触れず、乾いたペーストを落とすにも時間がかかる。拘束時間長い。女性は大変です。
嫁さんも左手に少し装飾してもらいました。
結婚式に必要なジュエリー、また娘が婿殿の実家で生活するために、婿殿ご両親が娘に色々と買ってくれた。
娘はオシャレにそれほど興味はなく、物欲も少ないので、婿殿から「両親が買ってくれるものは、くれぐれも要らないといわず、笑顔で受け取ってほしい」とお願いされていたらしい。アメリカでも、婿殿が娘に「これ可愛いね。買ってあげようか?」と言っても、いつも要らないと返事していたそうな。
我々夫婦も娘の成長段階のイベントにおいても着飾ってあげたことはない。753で貸衣装を着せたくらいだ。成人式もドレスを借りてやろうか?と提案したが、要らないと返事された。
まずはバングル(腕輪)のお店へ。
テレビで見たことはあったが、実物は初めて。
普段着はブティックみたいなお店。入口に警備員がいて、ドアも開けてくれる。裕福層しかこない店なんだろうな。
ここで、私と嫁さんの結婚式用の服まで買っていただいた。
次は化粧品のお店。
店内も狭く男の居場所はないと思って外でまっていたら、物乞いがよってきて絡まれて困った。言葉はまったくわからないし、ルピーは持ってないのでどうしようもないのだけど。
次はサリーのお店。
娘の分だけかと思ったら、嫁さんも買っていただいた。投げて物を渡しているのにはちょっと驚いた。
次はジュエリーショップ。高級なお店みたいで、ここも入口に警備員とドアを開ける人がいる。
テレビでしかみたことがない首や額、鼻、足の甲を飾る24金のジュエリー。総額幾らだったのだろう。すべて婿殿ご両親の支払いです。
ジュエリーを選ぶ段階で、婿殿のお父様が色々と娘にアドバイスしています。インドの男性すげーと思って、婿殿に「これがインドスタンダード?」って尋ねたら、「彼だけ特別」とか。オシャレなお父さんです。
ジュエリーショップは1日仕事だったので、少々疲れました。
次は靴屋
普段履きのサンダルを買ってもらっていました。
ホテルに帰って買っていただいた普段着を並べてみました。娘は人生初めての着せ替え人形です。
プロローグ
アメリカの大学に留学中の娘が結婚したいと連絡してきた。ご相手はインドの人。アメリカ留学して日本に帰国しないんじゃないかと予感はしていたが、まさかインドに嫁にいくとは想定外。
娘が選んだ人なので、相手に対しての不安はさほどなかったが、課題と思ったのがインド固有の習慣や親子関係、親戚付き合い。娘に根掘り葉掘り確認すると「何故そんなことを聞くのかわからない」と怒られた。まぁ、後で娘もわかることだろうとあきらめず覚悟のほどを確認した。覚悟はあるようだから、反対する理由はない。
8月に婿殿来日。我が家に1週間宿泊させてジジババや兄弟に会わせ、彼にとっては初体験のセーリングや魚釣り、海水浴を体験させた。娘と二人で北部九州ー中九州の観光地もチョイスして楽しんできた。
食生活も初体験であろう夏の日本食、サザエやタコを主体とした料理やおきゅうとを食べさせた。幸い彼はアメリカで色々な食を試していたので、日本食も喜んで食べてくれたものだと思う...。
別れる際には、我々夫婦宛てに手紙をくれて、好感度アップ。当初心配していた妻も彼を気に入ったようだ。
結婚式は彼の両親の希望でインドで挙げるという。我々も行く必要はあるか?と娘に尋ねたら、インドの結婚式や披露宴は大変で、相手家族からも、おもてなしが完全にできないから無理に来なくて良いということだった。
言葉も習慣も、まったくわからないインド。還暦近いおっさんは体力も落ちてるし、健康も、異文化に対する対応力も不安がある。なので、夫婦で話し合ってインドには行かないと決めていた。
だが、しかし、娘がインドに行く3週間前、同窓会から帰宅した妻が、インドの結婚式に行くと言い出した。同窓生の子供の結婚式の話や写真を見せられ、気が変わったらしい。
それからの怒涛の忙しさは「準備編」を読んでほしい。
なんとか準備も終えてインドに旅立つことになった。
日本出国~インド入国
出国は顔認証で。パスポートを取得する際、眼鏡をかけた顔では顔認証でエラーになるかも?と言われたが、これがそうかーと思いつつ無事通過。
飛行機はJAL。せめて国際線だけでも日本語が通じる航空会社にしたいと思った。エコノミークラスは狭く、腰も尻も痛い。席は真ん中の通路に面していないところなので、トイレが近いおっさんには苦しい旅だった。訪問先は禁酒法の州なので、最後のビールが飲めたのはうれしかったが。
インディラガンディ空港到着。携帯の電源をONにしたらローミングは問題なし。ただ、電波状態がイマイチなようで、変なマークがスマホの電波状態に表示されている。後で確認すると2Gモードでつながっていたらしい。再起動でようやく3G網につながった。
娘のサポートで入国審査も無事通過。英語すらほぼ理解できない夫婦なので、娘がいなかったらもっと時間がかかっただろう。
荷物を受け取り、出口のフロアへ。
AirTelの窓口でSIMを手に入れようとしたが、なぜか拒否された。日本円をインドルピーに交換すべく換金所に行っても何故か拒否。他に行けと言われたが、婿殿が出口の外で待っているのが見えたので、後でSIMや換金すればよいと考えて空港の外へ。しかしこの後SIMやルピーを手に入れる機会がなかった。。。
婿殿が予約してくれていた政府公認のタクシーで、空港近くのホテルへ移動。毎日悩まされるクラクション音と喧騒の洗礼を浴びました。
デリー~パトナ
ホテル到着。チェックイン時にパスポートのコピーをとられ、外国人宿泊に必要な書類に記入。
部屋に行き、シャワーの湯沸かし器やインド式ウォッシュレットの使い方を一通り婿殿からレクチャーをうける。
インド最初の食事。真夜中でもホテルのレストランで食事できるのが驚き。
辛いもの苦手なので、婿殿がなるべく辛くないものを選んでくれたが、それでも辛くて、「毎日これなのか...」と憂鬱になった最初の食事でした。
スマホの充電。変換器の使い方がイマイチ不明だったが、たぶんこれであってるはず。
朝起きて、クラクションと喧騒の中タクシーで国内線ターミナルに移動。
国内線でパトナへ。
面倒くさい空港のセキュリティを抜けて、ようやく休憩スペースへ。
ケンタッキーがあった。
離陸前は客室の窓を閉めるようキャビンアテンドさんから指示があり、離陸後は窓を開けることができた。大気にはPM2.5の膜ができている。
パトナの空港に到着。飛行機からターミナルへは徒歩で。
空港では婿殿ご両親が歓迎してくれた。
婿殿が予約してくれていたホテル(レッドベルベット)へ移動。
喧騒とクラクションはデリーだけではなく、パトナでも凄まじい。
ホテル到着後昼食。今回も婿殿がなるべく辛くないものを選んでくれた。この食事から結婚式終了まで我々もベジタリアンになる必要があると聞かされた。
料理の名前は覚えることができず、「タコ焼き」「お好み焼き」「フライドポテト」と命名した(笑)
訪問するつもりもなかったインドなので、滞在中驚いたり、戸惑った事がある。
その内容を今後のためと、初めてインドに行く人のために記しておく。
今回は旅行の準備時間が短かった。
娘がインドで結婚式を挙げると聞いた時も、娘が来てくれと言わないし、相手の家族も忙しくておもてなしができないから来なくて良いということだった。
娘が旅立つ3週間前に、妻が突然「やっぱりインド行く。行かないと一生後悔する」と言い出したものだから、娘が相手の承諾を得て、大慌てで国際線の飛行機を予約、パスポートを取得し、ビザをとり、上司に相談して約2週間の休暇を申請。必要な物もリストアップ、購入、スーツケースすら持っていないので、それの準備から。ちなみに言い出しっぺの妻は手続き等私と娘にすべてお任せです....
インドの婿殿も我々の国内線やホテルの予約、結婚式場となる寺院は婿殿家族が住むパトナから車で8時間かかるので、ドライバーの準備や寺院までの旅行行程のホテルの予約と大忙しだっただろう。
また、我々夫婦のインド滞在に関わる費用は全て婿殿と婿殿家族が負担してくれた。娘の結婚式に関わる衣装や装飾品もである。感謝でしかない。
さて本題に。自分らが行った場所で、日本と違うと感じたところを記しておく。
(1)インド内空港(国際、国内双方とも)
セキュリティチェックが厳しく、並ぶので、出発2時間以上前に空港に到着している必要がある。
空港内のセキュリティチェックは警察が行っているようだ。殆どの警官が武装している。
空港内に入るのもセキュリティチェックがある。荷物とパスポート、ボーディングパスが確認される。飛行機に乗らない送迎者は空港内に入れない。
空港に入った後も、区画移動、例えば国際から国内へ乗り継ぐフロアに移動する際もパスポートとボーディングパスがチェックされる。当然、どこも並ぶ。
搭乗口に向かう最後の難関、セキュリティチェック。手荷物と身体のチェックがされる。
手荷物は日本国内のセキュリティチェックとさほど変わらないが、問題は身体のチェック。
・身体チェックは男性と女性で並びが別。女性はテントの中で女性による身体検査がある。
・身に着けている金属はすべて外しトレーにいれてX線に通す。例として、ズボンのベルトや時計、鍵等
・ブーツや上着も日本と同じでトレーにいれてX線に通す
・身体チェックは、係員が呼ぶまで金属チェックゲートを通れない。ゲートを通った後、万歳をさせられ、手持ち型の金属探知機と触診でまんべんなくチェックされる。
空港内で公衆Wifiは使えるが、機械にパスポートを読み込ませ、鍵(パスワード)を知る必要がある。
(2)タクシー
婿殿が手配してくれたので、手配方法の確証はないが、空港にいた係員に政府公認のタクシー手配をお願いしていたようだ。旅行者を狙う輩は多いので、空港からホテルまでの足は安全な手段を選ぶ方がよいだろう。
(3)ホテル
アメニティやドライヤー、スリッパ、冷蔵庫は日本のビジネスホテルのように完備されていない。
比較的高級なホテルには冷蔵庫はあったが、冷えるか怪しいものである。
またタオル類も、二人で宿泊するのに1セットしか置いてない場合が多々ある。
比較的高級なホテルも掃除が万全とは言い難い。日本とは違う。
チェックイン後、部屋に行ったときに一通りチェックして、ホテル側に補充や対応を伝える。
要求を伝えても、すぐに対応してくれないとか、ヒンズー語で婿殿が話をしても違ったものをもってくる事もよくあった。
チェック項目としては、だいたい以下の通り。チェックすると日本のホテルの優秀さがよくわかる。
・アメニティ、ドライヤー、スリッパの有無 必要な物は提供できるか確認
・ウォーターボトルの追加。水道水は危険なので、歯磨き等はすべてウォーターボトルの水で。
・タオル類が数揃っているか
・トイレは流れるか?インド式ウオッシュレットは使えるか?トイレットペーパーはあるか?
・シャワーから温水は出るか?(個別湯沸かし器の場合は操作方法を確認)
・エアコンは冷えるか?(インドのエアコンは冷房のみ)
・電気等壊れたものはないか?(後でトラブルを防ぐため)
・シーツやタオルは洗濯して清潔か?
ホテルではチェックアウト時、かならずレビューを求められた。外国人だからだろうか?
娘はビデオの前でレビューまでお願いされていた。
(4)道路交通状況
私たちは、婿殿家族が準備してくれたドライバー付き自家用車でしか移動していないので、列車やバスやオートリキシャでの移動方法は分からない。ただ言えるのは安い移動手段はどれも混雑している。電車は満員だし、バスは屋根にまで人が乗っている(長距離バスはさすがにそんなことはないが)、どこでも溢れているオートリキシャはヒンズー語必須だし価格交渉が必要(使えたら短距離の移動は便利だろう)
道路交通状況については、移動が続いたので、記すことができる。
・道路は露店、歩行者、自転車、バイク、人力車、オートリキシャ、牛、犬、トラクター、自動車、トラックと、とにかく多種多用なものが利用している。そしてひしめきあっている。
・交通ルールは「鼻先を突っ込んだ方が優先」「クラクションと大声でコミュニケーション」
・行けるところまで行ってスタックしたら微調整して切り抜ける。
・とにかく混沌としている。ハイウェイであっても逆走あたりまえ。歩行者優先はない。車線はあってないようなもの。
・信号はとても少ない。あっても交通警察が交差点に張り付いて誘導している。
以上のような状況なので、レンタカーを借りて運転するのはとても危険。道路沿いを歩くのも緊張を強いられるし、道路を渡るのも最初はインド人と一緒に渡った方が無難だろう。
(5)食べ物と水
レストランに行ったら、婿殿に「生野菜とカットフルーツ、ピッチャーの水は手をつけるな」と言われた。
ウォータボトルを注文しても、かならず封が切られていないことを確認した。
基本火を通した食べ物とウォーターボトルの水、チャイやコーヒーを飲むことになるだろう。
ちなみにそれなりの高級なホテルのレストランのコーヒーがインスタントだったのには驚いた。
チャイの文化だから、コーヒーは力が入ってないのかもしれない。
レストランや食堂で食べるインド料理は香辛料が多用されている。インド人でも毎食外食にすると胃腸がやられるそうだ。婿殿の実家でインド料理をごちそうになったが、香辛料を使っていても多用されず食材の味を生かすように配慮されている。日本人がインドに行くとお腹を壊すのは当たり前というのを聞いていたが、水だけではなく外食の多用されている香辛料も影響しているのではないだろうか。
私たちは、胃腸を休めるために朝食はバナナ等で済ませたり、レストランの朝食ビュッフェで、インド料理以外のものを選んで食べていた。それと家庭料理のおかげで酷い下痢や胃痛に悩まされることはなかった。水も当然気をつけたが。
(6)言葉
英語の聞き取りは、字幕付きの英語圏海外ドラマや映画をみて、それなりにできるものだとおもっていたが甘かった。ヒンズー語は早口。それにあわせて英語も早口。殆ど聞き取れないというか、ヒンズー語なのか英語なのかすら判断できない場合も多々あった。娘にインド人英語を聞き取れるのか?とたずねてみると、最初は苦労していたそうだ。アメリカに1年留学していた彼女ですらそうである。学のない日本人の私が一朝一夕でうまくいくはずはない。
そこでスマホのgoogle翻訳の登場となるわけだ。日本語ー英語の翻訳はそれなりに精度が高くやってくれる。問題は日本語ーヒンズー語。そのまま日本語をヒンズー語に翻訳させると....まぁ無残なものだ。婿殿にチェックを頼むと、全然違うと言っている。途中で気づいて、日本語ー英語で翻訳させ、添削したあと、英語ーヒンズー語で翻訳させると、それなりにきちんと翻訳してくれる。つまり時間がかかるし、そんな操作時間に付き合ってくれるインド人も少ない。google翻訳は履歴が見れるので、過去翻訳したものを探して活用できたのは便利だった。幸いな事にインドの携帯電話網は比較的優秀なようで、電波が入らず困った状況は少なかった。google翻訳は言語をスマホにダウンロードするとオフラインでも使えるが機能が限定的だし翻訳の精度がとても落ちる。例えば音声認識を使った翻訳はできない。
まぁ、ボディランゲージが最後の砦ですね。
(7)大気汚染
PM2.5は街中だけ酷いのかと思っていたが、郊外でも酷い。200m先の視界すらボケる。インド人のマスク着用率は数%なのが不思議。また道路沿いは粉塵がすごい。マスクは手放せない。
(8)買い物や支払い方法
インドでは高額紙幣が廃止になり、キャッシュレスが進んだらしい。QRコードや国内のデビットカードによる決済が主流で、VISA等インターナショナルカードが使える場所は限られる。婿殿に理由を尋ねるとインターナショナルカードは手数料もさることながら、カード会社から店舗への入金が遅れるので嫌う経営者が多いとか。旅行者は現金が必要。
市中のスーパーマーケットや雑貨、ジュエリーショップ等は入口にかならず警備員がいる。スーパーは大きなカバンは持ち込めない。買ったものはスーパーが準備した袋に入れてくれる。
(9)電力(停電)
停電は日常茶飯事。場所によっては自家発電でしのいでいる。困るのはホテルのエレベーター。止まる覚悟で慌てないことが肝心。長く停電することはなかった。
(10)ビハール博物館(≒公営施設?)
観光でビハール博物館に行った。ビハール博物館は新しい建物で、インドと日本の企業が共同で建築したものらしい。日本製の太陽光発電システムの展示もあった。(ひまわりという名であった)
そこで驚いたのは、入館にセキュリティチェックがあった事。X線による手荷物検査や大きなバッグは持ち込めずクロークに預ける必要がある。ウォーターボトルも持ち込めなかった。
館内にWifiのSSIDは確認できたが、一般には解放していない。館内は電波の入りが悪いところもあり、googleレンズを使った翻訳も苦戦した。(展示の説明はヒンズー語と英語)自分の場合、IT関連の単語は比較的覚えているが、それ以外となるとダメで単語が分からず苦労した。
(11)シュリー・カシー・ビッシュワナス・テンプル(≒国内著名な巡礼地?)
婿殿家族と親戚でバラナシ市内のシュリー・カシー・ビッシュワナス・テンプルに行った。人気の巡礼地らしく、ヒンズー教徒と観光客が延々と並んでいる。並んで入ると1日かけても厳しい状況らしい。
templeに向かう道も混雑がひどく、オートバイや人力車、車も人を押しのけて走っているので、道をあるくのもかなり難易度が高い。そして物乞いも多く、スリ被害も多いそうである。
自分らは婿殿親戚の人脈で行列をパスし中に入り、寺院の核心である建物の中にも入ることができた。なので、寺院に入る手続きは分からないが、ググってみると、パスポートを見せてお金を払えばチケットを入手できるそうである。
注意点は以下の通り
・寺院の周りにはオデコに黄色い染料を塗ってお金をもらう人がたくさんいる。不要であれば断固断る。
・寺院の周りでは物乞いや花売りもよってくる。きりが無いので無視するしかない。
・寺院に入るには履物を脱ぐ必要がある。はだしにならなければならない
・靴箱はあるが溢れているので入れることができない。壁際に並べおいていたが、帰ってきたら移動させられており探すのに骨が折れた。靴を紛失する可能性はある。最悪靴をなくした状態でも帰れるよう心づもりしたほうがよい。
・荷物(バッグ)は寺院に持ち込めない。パスポートごとロッカーに預けた。
スマホを持ち込んでいる人もいたが、少数だったので、検査すり抜けた人だったのかも。(インドの家族も持ち込んでいない)
・X線を使った持ち物検査と金属探知機を使った身体検査がある。当然、そこも並ぶ。
・寺院内は武装した警官もいる。
・サルや牛がいてフンがすごいが、掃除を頑張っている人もいる。ただし人がいても掃除した汚水を寄せてくるので避ける必要あり。
・足は汚くなるので、靴を履く前にウェットティシュで拭く必要あり。
娘の結婚式のためにインドのビハール州やウッタル・プラデーシュ州に行った。
海外旅行歴は30年前にハワイやモルジブ、オーストラリアに行ったきりの、ほぼ初心者。
またインドに行く可能性があるので忘備録として、また私と同様にインド&海外旅行初心者の方のために記録を残す。
出発前に、インド旅行のプロフェショナルな人のBLOGや現地駐在している人のBLOGも参考にした。
(1)ビザ
自分は結婚式で行くために観光ビザを取得した。ETAが一番簡単で確実な方法だと考える。インド到着時に観光ビザを取得することもできるそうだが、入力する項目も多く時間がかかりそうなので現実的ではないと思う。
ただETAビザも色々と制限があるようなので、詳しくはインドの政府サイトや参考のBlogを確認したほうが良い。
ETAビザはインド政府のサイトで申請、取得できる。https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html
また、この人のWebサイトもとても参考になった。https://choutara.com/indiavisa/ 私はこのBLOGを参考にした。有料でサポートもしてくれるとBLOGに書いてあるので、心配な方はお願いしてみても良いかも。私は娘が先にETAビザを申請していたので、娘のサポートでETAビザ無事に受領できました。
ETAビザは電子申請後、概ね24時間後位にメールで発行できた旨連絡がきた。申請状態は上記Webサイトで確認できる。
ただ申請は出発の4日前までに行う必要があるようだが、早めの行動が良いと考えられる。
入力項目が多いし、画像やPDFの加工が必要なので、スマホではなく、PCで申請することをおすすめする。
申請時に必要となるもの
・顔写真のJPEGデータ
顔写真の条件は上記BLOG参照(6ページ目)
iphoneで撮影すると容量が大きくなるので、縮小革命等JPEGの容量を小さくするソフトを使う
・パスポートの顔写真のついたページのPDFデータ
PDFの条件は上記BLOG参照。またPDFのデータ容量制限が厳しいのでBLOGにあるリンクでPDF変換しても良いだろう。
容量が300Kb以下なので、普通にiphoneで写真を撮ってアクロバットでPDF化しても容量オーバーになる。
・クレジットカード(Visa,Master)
入力項目が多いので、事前に何を入力しないといけないか参考のBLOGで調べておいて、準備するとよいだろう。
自分は娘のサポートでなんとか短時間で切り抜けました。
(2)予防接種
予防接種も効果が出るのに時間がかかるので、早めの接種がおすすめです。
渡航(ワクチン)外来という専門の科があるようで、私は以下のURLで調べて接種しました。
医者が渡航先のリスクや注意点を説明し、おすすめのワクチンを接種してくれます。
厚生労働省 FORTH https://www.forth.go.jp/moreinfo/vaccination.html
また、私は福岡県在住なので、博多ひのきクリニックさん https://hinoki-clinic.com/ にお世話になりました。
先生はインド渡航常連者の知人もいるようで、色々なアドバイスをしてくれました。
自分の場合、A型肝炎、腸チフス、MMR(麻疹等)とうけて、4万円強の費用がかかりました。
他にはインフルエンザ、新型コロナをお勧めされたが、どちらも接種済みだったので断りました。
娘は当初お金がかかるので不要と思っていたが、現地に行って、接種していてよかったと言ってました。
他に怖いのが、狂犬病。発病すると、ほぼ死亡するそうです。犬や動物に噛まれたらすぐに病院にかかるよう医者に言われました。ちなみにインドの医療費は決まっておらず医者のいい値らしいです。ワクチン外来で狂犬病の予防は不可と聞きましたが、労働厚生省のWebサイトによると狂犬病ワクチンを用いた曝露前免疫というのがあるようです。もし接種したい場合は病院に尋ねてみるとよいでしょう。インドは野良犬が街中でも多く概ね大人しいが、触らないという対策はできても近づかないというのは不可能なので慎重な方は検討してください。
(3)通信手段(携帯電話)
日本の携帯電話サービスのローミングをお勧めする。なので、ローミングに対応していないキャリアの場合契約変更をお勧めする。ちなみに私はNTT Docomoのアハモを使用しているが、同じドコモのローミングサービスオプションより安い。
理由は以下の通り
・カード決済にかかわる連絡手段にSMSが多用されている(他のシステムの認証もSMSが多い)
・現地でSIMがスムーズに手に入れられない可能性もある
デリー国際空港内の出口にあるairtelに家族分のSIM契約をしにいったが、理由わからず断られた。
旅行中頼りになるのが、googleマップや翻訳。余談だが、自分はインド人が英語でしゃべってきても大半はヒンズー語なのか英語なのか判断つかなかった。それほど早口なのだ。(私の英語能力が低すぎる事もあるが)google翻訳なしでは旅行できなかった。
(4)海外旅行保険
クレジットカード付帯の保険では、医療費言い値のインドでは不安がありました。なのでソニー損保の保険を契約しました。
ソニー損保の海外旅行保険はちょっと高めに感じましたが、オプションで出発時、帰国時にトラブルがあった際の飛行機の費用もサポートできる点が魅力でした。新型コロナやインフルに感染したら、飛行機を切り替える必要だとか滞在費がかかるので、助けになればと考えました。
(5)旅行の必需品
・電源コンセント変換アダプタ
この方のBLOGを参考にした。 https://india-traveling.com/junbi/plug/ 今回はCタイプだけで問題なかった。
電圧は、例えば携帯充電器は240Vまで対応してたりと変圧する必要はなかった。
持っていく電子機器の対応電圧を確認しよう。
・スリッパ(またはサンダル)
ホテルでスリッパを提供しているところが少ないです。要求したら貰えた場合もありました。トイレと体洗うところが同じなので床が濡れていることを想定して持参してください。バッグの余裕があれば、サンダルでも良いでしょう。自分は飛行機の中でもスリッパを使うので、撥水しそうな生地の携帯スリッパを持参しました。
・クレジットカード
インドでは国際カード(インターナショナルカード:visa,master等)と国内カード(デビット)と分かれて対応できる店舗があるようで、自分はVisaで2勝2敗でした。(4回つかって2回使えなかった)途中の店舗で、インターナショナルカードか?と聞かれて気づきました。つまり現金が必ず必要です。カードが使えるか?と聞いても、色々な理由(国内カードしか使えない、停電してる)で使えないことがありました。ちなみに停電はしょっちゅうです。店舗によっては自家発電機をつけてます。
・現金
日本国内で換金できないので、現地で換金する必要がある。デリー国際空港出口で円のマークがあった換金所で換金しようとしたら断られた。他の換金所も出口にはあったが、時間がなくてホテルで換金しようと考えたのがが甘かった。バラナシの比較的大きなホテルで換金を考えたが換金できず。市中の銀行に行くにも交通事情が最悪(ルール無用)なので、一人で出歩くことも勇気がいる。なので、デリー国際空港で換金しておくべきだったと後ほど後悔した。自分らはインドの婿殿に負担いただき回避できたが。
・携帯用ウェットティッシュ(トイレで流せるやつ)
大き目のホテルであれば、トイレットペーパーがなくても、言えば貰えたが小さなホテルや、公衆トイレではトイレットペーパーは無い。自分らはトイレットペーパーを1巻き持参していたが、外出する際にトイレットペーパーは荷物になるので、流せるウェットティッシュを携帯していた。流せるウェットティッシュはお尻を拭く代用にもなるし、食器や手を拭くことも可能である。
・トイレットペーパー
1巻きあると安心です。
・虫除け(体用)
街中でも蚊は多いです。
第2種医薬品のデート30%ふくまれるミストタイプがおすすめです。缶スプレータイプは飛行機にのせられません。夏のシーズンでは手に入れやすいかもしれませんが、日本のオフシーズンは通販でも出品/在庫が少なく割高でした。
・殺虫剤(部屋用)
ホテルの部屋に強烈な匂いのする液体タイプの殺虫剤がありました。ただ普通にメンテされてる事はなく、液が空っぽだったりしました。日本からミストタイプの押すだけベープを持参しました。効果のほどは怪しいのですが、ないよりましかなと。ちなみに日本国内で使う分は効果抜群ですが、インドの蚊は手ごわいです。
・ドライヤー(240V対応できるもの)
わたしは不要ですが、女性は必要ですよね。殆どのホテルにおいてありませんでした。ホテルによっては貸出ししてくれましたが、なんせインドなんで、あとで持っていくと言われても、違うものがきたり。
・マスク
PM2.5すごいです。霧の中歩いているみたいです。そして道路の粉塵もすごい。現地の人はマスクしないのが不思議でした。おかげで日本人であるうえにマスクしてたので目立ちました。
・薬
日本で使い慣れたものを持参するほうが良いと考えました。余談ですが、インドの婿殿の父親は医者です。それでも不安はあったので、日本から持参しました。私が持参したのは胃薬、風薬、鼻や喉の薬(これ必要)、整腸剤(ビオフェルミン)、目薬、かゆみ止め(ステロイド系)、粉状の経口補水液。実際使用したのは胃薬、鼻や喉の薬、整腸剤、目薬、かゆみ止めでした。
ランディングネット
タモはスモールボート定番の「PROXラバーランディングネット19型深さ60cm」を使用している。
おおむね使い勝手は良いのだが、枠の固定がビスなので、緩みやすく、かつねじ穴がバカになりやすく枠が外れる場合がある。
ねじ穴がバカになったら、元穴をドリルで貫通させ、ステンレス製のボルト&ナットに交換していた。
写真のものは先日タモをなくしてしまったので、新たに買いなおしたものだから、まだボルト&ナット方式に変更していない。
タモは当初ロッドホルダーに挿して使っていたが、ロッドと一緒にするとルアーが絡まるのが面倒になり、フロート上にショックコードで固定するようにした。ただ、フロート上に固定する方法だと、海が時化てフロート上に波が通過するようなタフなコンディションの場合、タモが流されることがあるので、取り付け方を工夫したり、流されないよう注意する必要がある。私は一度流されてタモをなくしてしまいました。
マルチスタンドと魚探アーム
第一精工のマルチスタンドと、Scottyトランデューサーアーム/トラックマウントを艤装するために、ハンターカヤックのレール上に木の板をノブボルトで固定している。
木の板は腐食対策をしてある板をホームセンタで購入。ダイソーで買った透明の塗料を塗り撥水性を高めて保護している。
当初はハンターカヤックのレールに直接取り付けることを検討したが、レールのナット部分が手にはいりずらく、汎用品だと取り付けがとても面倒で、結局この形になった。
魚探とクーラーボックス
魚探はガーミンechomap UHD2 73CV+GT20-TMの組み合わせ。タッチパネル式+サイドビューの製品とどちらにするか悩んだが、タッチパネルは使い勝手が悪いという人が多く、サイドビューを諦めこの製品にした。
海図はNVIONICS Japan BlueChart g3。ActiveCaptainからサブスクリプションで購入(契約)。購入当初は通販サイトで買うと高かったのだが、最近(2023/8)ではActiveCaptainから購入と同程度の価格にディスカウントされているようだ。
魚探+振動子はamazon.com(アメリカのサイト)で購入。配送手数料あわせて8万円程度で購入できた。
魚探はダイソーで買った小さく柔らかなな樹脂製バスケットをフード替わりにして、樹脂製のクリアボックスの上に木の板をのせて魚探台とクリアボックスを木ネジで止めている。クリアボックスの中にケーブル類や電動リール用リチウムイオンバッテリーを収納。
当初、魚探の電源は携帯電話充電用のモバイルバッテリーを使用していたが、電動リール用の方がなにかと使い勝手がよくて変更。電動リールの電源として共用予定。
クーラーはシマノスペーザの25Lを使用している。横幅が長いので、ハンターカヤックの舳先部分にそのまま横置きできないので、2x4の木材をカットしクーラーの下に敷いてクーラーを置いている。
C400GTを購入した際、オプションで純正の30Lトップボックスをつけてもらった。
キャリアとボックスで10万円位したんじゃないかな。
30Lと容量がイマイチ。ヘルメット1個しか入らない。嫁さんとタンデムツーリング行くときも手荷物やヘルメットの収納に困っていた。ちょっと大きめの荷物も収納不可。シート下も容量すくないし、とても使いづらい。ただ、BMW純正の30Lトップボックスは、鍵が車体と共通という大きなメリットがある。
今考えると、キャリアだけつけてもらえばよかったと後悔している。外したトップボックスの置き場に困る。
50Lクラスのヘルメットが2個入るトップボックスを検討。
当初安い中華のボックスを検討していたが、amazonのレビューを見ると、走行中に落ちたとか、怖いレポートも散見された。
キジマのボックスがモノキー互換との情報を得て、構造が一緒なら落ちる事はなかろうと、雨漏りのコメントは気になったがキジマのK22をポチることにした。amazonの買い物カゴにいれて、決済寸前に、同じ製品でもっと安いものがあるのを発見。値段に釣られてK-MAX K22に入れ替えて決済。
これは台湾製らしい。あくまでも主観だが、台湾製のモノの方が安心感はある。
モノが届いて確認。純正にくらべてチャチだが、以前持っていたGiviとはそんなに変わらない。
これで9000円でおつりがくるなら安いものだ。
Giviのモノケース用取付プレートやC400GT用のリアラックを買うと、1万円位かかる。
できれば、今の純正キャリアにポン付けしたい。
ホームセンターでM6ボルト、ナット(ステンレス)を4本と、ステンレスプレートを買って取付。
下からみるとこんな感じ。
K22についてきたプレートの穴とキャリアの穴を合わせると、取り付け位置が若干後ろになったが我慢できる範囲。
あくまでも参考情報です。自己責任でお願いします。
アフリエイトもやってないです。
A.電話ホルダー
B.QUAD LOCK スマホ用アダプタ類(RAMマウント含む)
・QUAD LOCK 1インチ ボールアダプター RAMマウント用 V2
・QUAD LOCK 衝撃吸収ダンパー モーターサイクル用
・QUAD LOCK(クアッド ロック) ユニバーサルアダプター V2 QLA-UNI-2
・RAM MOUNTS 【アーム1.0"】ダブルソケットアーム M (アルミ) ブラック [1インチ]
・RAM MOUNTS(ラムマウント) ベース部 U字クランプ φ12~Φ31に適合 ブラック RAM-B-231ZU
C.USB電源
・デイトナ バイク用 USB電源 USB-C PD3.0対応 急速充電 18W iPhone/Android対応 1ポート
電源の取り方は先駆者のオーナーのyoutubeを参照。
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D.タッチペンホルダー
タッチペン対応の手袋は面倒なので....。
セリアで350ml用のペットボトルホルダーを購入。
LANケーブルを纏める両面マジックテープでミラーに取付。
そのままだとホルダーが風でひっくり返るので、底に10号(40グラム)の鉛を取り付け。
タッチペンは、ダイソーのスマホ用カールケーブルで落とさないように取付。
(注)あくまでも参考情報です。自己責任でお願いします。
1.必要な物品/材料
A.サイドバッグ本体
タナックス(TANAX) MOTOFIZZ サイドバッグ カービングシェルケース ヘアラインシルバー 片側16L MFK-273
B.延長フラップの代わり(純正品MP-336ではフラップが届かないため)
マジックテープ結束バンド 両面 50mm x 5m
C.サイドバッグを取り付ける面の保護
テープ式 ボディ保護フィルム 5cm幅 × 6m クリア
D.下部のベルト固定用フック
ロープフック
M5 30mm ネジ 2本 ナット、ワッシャー類適宜
2.取付方法
(1)サイドバッグ取付面の保護 (C.を使用)
透明の専用テープで保護。ウェット式だが、曲面に張り付けるのは難しい。
どうせ隠れるからと...ドライ方式で雑に施工してしまった。
(恥ずかしくて見せれない)
(2)下部のベルト固定用フック取付(D.を使用)
サイドバッグの下に固定ベルトがあり、バイクのタンデムステップやフレームに付けて固定するのがセオリー。
C400GTはフレーム露出なくタンデムステップもベルト取付できない。
タンデムステップを固定するボルトを交換してロープフックを取り付ける。
取り付ける際はナット脱落を防ぐためにネジロック剤とダブルナットを併用してみた。
純正ネジがトルクスネジなので、トルクスネジの工具が必要。他の場所もトルクスなので、必須品です。
右側のフックを取り付ける際にスパナやメガネレンチが入りにくいので、ちいさいボックスレンチがあるとやりやすい。
(3)シートにイージーベーススリムの取付
マニュアル通りにシートにイージーベーススリムの取付
(4)サイドバッグの取付(B.を使用)
フラップが届かないので、マジックテープ結束バンドでフラップを取り付け。
マジックテープ部分の毛足の長さが違うので、純正ほどがっちりつかない。
バッグ下部後ろ側のベルトはマニュアル通り。
バック下部前方のベルトは(2)で取り付けた固定用フックにつける。
普通二輪の免許で乗れるBMW。スクーター(2種類)、ロードタイプ、アドベンチャータイプと3種類そろっています。
2021/9に購入した、BMW C400GTのご紹介です。ビッグスクーターブームが去り、以前に比べ選択枝が減りました。そのなかでBMWがリリースしたC400シリーズ。
ビッグスクーターといえば、乗車時の快適性、手軽さ、積載量がメリットだと自分は考えます。
国内の販売台数は少ないらしいですが、売れない理由がわからない1台です。
1.購入動機
トップボックスまでつけて、諸費用込みで、概ね120万円台。120万円で乗れるBMWですよ。
スズキのバーグマン400と最後まで悩みましたが、金額差がそこまでないことと、足回りの味付けが走りに重心があるC400GTに魅力を感じました。
シート下のラッゲッジスペースが小さいデメリットと金額を差し引いてもC400GTを選びました。
2.C400GTの快適性
(1)キーレスエントリー
キーをバッグやポケットに入れたまま、始動、停止、ハンドルロック、給油口開閉ができます。
毎日通勤に使うバイクとして、キーレスエントリーがとても便利だと実感してます。
なんといっても、キー付け忘れて電車にのることがありません(笑)
(2)周辺電子機器のHUBとして
BlueToothを使って、スマートフォン、ドライバー&パッセンジャー用のインカムをつなげてHUBとして機能します。
液晶の大きなメーターパネルを見ながらハンドル左手部分にあるボタンとジョグダイヤルで操作できます。
ハンドルから左手を離さずとも、操作ができるのが一番のメリットです。
インカムだけの場合、ハンドルから左手を離し、ヘルメットにつけたインカムを操作する必要ありますが煩わしくないですか?
例えば左手のジョグダイヤルやメニューボタンでミュージックを再生したり、次の曲に飛ばすこともできます。
(インカムのグループ通話等は未確認、C400GTからはできないと思います)
スマホはメーター上にバーをつけて見やすい位置にセットすることができます。別の記事でご紹介します。
(3)直進安定性とコーナーリング
比較対象がSkywave250ですが、直進安定性とコーナーリングは圧倒的に良いです。
skywave250のコーナーリングはフレームの弱さとメインスタンドの接地が不安でした。
C400GTではそんなことはないです。
(4)服装を選ばない
革靴やスニーカーで乗れるのは大きなメリットです。近所の買い物、駅までの通勤にも使えます。
原付2種と大型バイク2台持ちしている人は多いと思いますが、C400GTだと1台でツーリングまでこなせます。ツーリングも大型バイクとそん色なく快適だと思います。
3.C400GTの積載量
(1)使えないシート下の収納
フレックスケースという名前のヘルメット収納場所があります。停車時だけ拡張し使えるところです。
つまり、そのままだとヘルメットは入りません。ヘルメット位の厚さがある荷物は収納できない事になります。
これが結構ストレスなので、トップボックスやサイドバッグで補う必要があります。
(2)フルパニア・カスタマイズ
上記収納を改善するため、フルパニア化したいところです。しかし純正オプションもなく、マイナーなバイクなので社外品もみあたりません。
GIVIの製品を工夫してつけているオーナーもいるようですが、難易度は高いと思います。
自分はハードケースによるフルパニア化は諦めました。
(3)トップボックス
BMW純正だと、キーが1本で済みます。ただ30Lまでしかオプションで選べません。
他のオーナーの記事を探すと、BMW純正でも容量が大きなものをつけている人もいますが、保証の限りでないし先駆者が少ないので、高い投資をするのがためらわれます。
オプションで選べる純正キャリアにGIVIのベースが取り付けられるようなので、GIVIを選ぶのも賢いやりかたでしょう。
(4)サイドバッグ
自分はサイドバッグをつけることを選択しました。
大きな容量のサイドバッグをつけた場合、排熱で穴が開いたというオーナーさんもいらっしゃるようです。
その記事をみて、タナックスのCARVING SHELL CASEを選びました。
サイドバッグをつけると、シート下の収納が使いづらくなりますが、タンデムシート上のスペースが広くなるメリットもあります。取付は別の記事でご紹介します。
4.C400GTのデメリット
(1)ランニングコスト
オイル交換をディーラーでやるとフィルタ込みで1万円位です。
メータモニタに出る警告もディーラーでないと消せないとか...。
これからいくらくらいかかるのだろう?
(2)修理は?
修理はディーラーオンリーだろうか?田舎にディーラーはないよね。
ツーリング先で故障した時の対応が不安です。
(3)マイナーなのでカスタマイズが難しい
情報も、パーツも少ないです。中国のアリババでパーツ買えばいいのかもですが。