待ちにまった進水式。
予報では風速3M~5M西風、波は0.8-9。
福岡では、なかなかスロープを使える場所がないようなので、子供の頃から慣れ親しんだ浜を進水式の場所に選んだ。
お神酒をあげて、航海の安全を自分で祈願。
釣りをするか悩んだが、魚探と船の走行バランス確認、操船やパドリングの練習をすることにした。
最近仲間にいれていただいたLineのグループの人や、釣り仲間でカヤックに乗っている人も集まってくれて、とても感謝です。
ホンダ2馬力エンジンが新品なので、あまり全開にするのはよくないだろうと思いつつ、船外機のチルド角度を変えて速度確認。5ノット程度が限界のようだ。
魚探の映りは、とてもよく、振動子のスカッパー利用はばっちり。
驚いたことは2点。
1点目は、カヤックウェアが秀逸。
カヤックのウエアを新調したが、ネオプレンのロングジョンの上に、セパレートのセミドライスーツ、足元はグリーンマスター長靴の恰好でジャブジャブ潮をかぶったが、濡れたことはまったく気にならずとても快適だったこと。スモールボートオーナーも、少々高いけど、安全性と快適性を考えたら、これは検討したらよいなぁと思った。
スモールボートをランチングする際に、ウェダーを使う人は多いが、ウェダーは落水や転ぶと命の危険がある。
2点目は、艇の安定性。
想定以上に風と波があり、進水式をどうしようか?と思ったが、仲間もいるし、装備も万全だから、最悪な状況は避けれるだろうと、海にでてみた。調子にのって少々沖合まで行って波をかぶる状況もあったが、チェアに座って低重心のままでいれば転覆する不安感もない。プルワークを越えてはいってくる塩水も自動排水してくれ、排水作業をする必要もない。
小さな船なので、当然無理はできないが、内湾の穏やかな海域であれば、それなりに楽しめるだろうと思った。
久しぶりに自分の操船で海に出た。海の上は気持ちよいものです。旗も目立ってよさげな状況。
残念な点はいくつかあるが、それはまた後日。改善策を考え中。