Canal'sブログ

http://yachtman.mydns.jp の補助として使用しています。

マイボートへの道

2019-03-20 | マイボートへの道

1.まえがき

釣りは小学生からはじめ、釣りキチ三平に影響され、いっぱしの釣りキチガイとなった。
一時バイク(ツーリングやエンデューロ)にのめりこんでいた事はあるが、結婚後に上司に誘われ釣りに行くようになってから、再び釣りキチガイが再燃。現在に至る。
嫁さんからは「釣りするなら結婚しなかった」とまで言われたが、後の祭り。交際中は釣りしてなかった。

子供の頃は、近所の水産高校に進学して、漁師になるのが夢だった。親は進学校を期待していて、私を塾に行かせていたが、勉強しなくても進学できる水産高校と思えば身も入らず。
でもさすがに水産高校はリスクが高いと、思春期の自分は思ったのか、商船高校進学を希望したが、視力の問題で受験できない事がわかった。
大学に行くつもりはまったく無く、工業高校に入学し、順調に就職、結婚、子供を3人養い、あと少しで、子育ても終わる。

釣り用の船を持ち、漁(釣り)をするのは、子供の頃からの夢だった事を思いだす。まぁ、夢で、生活出来ないまでも、充実した余暇がこれからも続ける事ができるならとボート購入を真面目に考えるようになった。

ただ、まだ自分の中で妄想段階であり、家族(嫁)には相談してはいない。息子二人の就職と卒業が決まれば、相談というか通告して、マイボートを所有しようと思う。

2.マイボートのメリット/デメリット

色々なブログやWebサイトを見れば語りつくされてるところだが、自分も記しておく。

(1)メリット
 ・自分の都合で、自分のペースで、釣行が計画できる(自由)
 ・自分でポイントを探し、釣る事ができる(満足感向上)
 ・ボートを持つというステータス感(人と違うぞ感)

 「自由」というのが、とにかく一番のメリットである。遊漁船は、時間的制約や、予約が困難な時がある、出船したくない天候でも予約したからには行かねばならない...等制約がある。
 また遊漁船は、「釣らせてもらった」感が強い。魚を釣る為には、気象や潮、月、水温、気温、これまでの経験の中から魚がいそうな場所を推定し、その場所に行くのが最大の楽しみである。
 遊漁船は、その最大の楽しい要素が少ない。


(2)デメリット
 ・絶対遊漁船で釣りした方が安いし釣れる
 ・責任は重い(海難事故や違反)
 ・維持するには、自分の時間とお金が結構かかる

 自分は現時点でもヨットを共同所有してますが、古いので、メンテ7割、セーリング3割といった感じで、手間がかかります。
 「釣りたい」だけだったら、遊漁船が絶対に楽で、よく釣れます。ボートは釣りや海をもっと楽しみたい人向けです。

 

3.どんなボートを選ぼうか

 船は大きい方が良いに決まっている。そう考えていたが、釣り仲間のハンマーヘッドに乗せていただいて、その考えを改めた。
全長が短くても、比較的大きなエンジンを積んだハンマーヘッドは、少々の波でも波切よく、叩いてスプレーは浴びるが、そんなに恐怖感を感じない。
立って釣りをするには、少々厳しい時もあるが、静止安定性も悪くない。良いボートだ。
つまりボートの設計と構造がしっかりしていれば、小さなボートでもそれなりに楽しめるということと理解した。

 現在、それなりに大きなヨットを共同所有している。確かに荒天時は心強い。しかし、船底メンテをするにも大変で、係留費は高い。とても一人では維持できない。
ジジィになっても、維持し、沖に出れる船がよい。そうなると、自分が所有できるのは船外機で23ftが最大になると考える。
船内外機はドライブの維持メンテが面倒だし、コストも高い。船内機は大きな船しか選べない。ガソリン4stとちいさなボートであれば、燃費も安いだろう。


 予算は300万円。嫁に許可を得ずに支出できる限度額。(笑)

(1)ヤマハSR-X
 小さな巨人と言われるSR-X。走破性、静止安定性は抜群らしい。でも、250万~なので、新艇だと予算オーバー....。
 買うタイミングで、中古があれば、これがNo1の候補か。20ftなので、係留費も安くなる。

(2)スズキJack(ヤンマーEF-23B)
 ヤンマーの船。もうこれだけで、ワクワクしてしまう。250万~なので、新艇だと予算オーバー。
 買うタイミングで、中古があれば、第2候補となるだろう。23ftなので、維持コストは若干上がる。

(3)スズキ S17
 今年発表された新艇。17フィートだが、重量もあり、剛性は高そう。またハンマーヘッドによく似たハル(トリマランハル)も良い印象。
 50馬力のエンジン乗せても180万~なので、新艇でも予算内に収まりそうだ。新艇だとNo1候補になるかもしれない。
 トレーラブルの選択肢もあるが、その場合、船の重量があるので、30馬力のエンジンになるのかもしれない。
 (トレーラーの最大積載重量が550Kgと考えて)

(4)トーハツ TFW-23R
 良くも悪くも和船の23フィート。新艇が200万~なので、予算内に収まる可能性はある。
 ダークホース的ボートと思っている。広いデッキは魅力的だが、走破性はどうだろう。他のボートに比べて長い分有利ではあるが。


(5)Topknot Original Limited198
 メーカーが近所なら、上位候補にしたかもしれない。船はメンテしてもらう事が大事なので、メーカーが遠いのはちょっと不安である。
 補強された和船で、Vハルも魅力的。長さも20ft。価格も予算内に収まりそうだが。

(6)トーハツ TFW-17R2
 トレーラブルできる和船タイプ。150万~で価格も安い。S17に比べてボート構造や設計で見劣りがするが、軽いのは魅力的である。燃費とトレーラーの負担が軽い

(7)HOPE ライジン
 TFW-17RとS17の中間的なイメージ。幅広で静止安定性は期待できるが、S17の方がたぶん上だろう。
 価格も200万~ なので、他の候補と比べたら見劣りする。でもトイレがオプションで選べるのは、ちょっといいかも。

(8)Sugar Ray Marine/Hammer Head
 トレーラブルにするなら、間違いなくこれにするだろう。14ftとは思えない安定性、ボディ剛性。
 ただゲストは一人が限界で、ゲストを後ろに乗せると、リアヘビーとなり、プレーニングせず、船が進まない。
 波があるときに前に乗ると、叩くので、ゲストは大変。一人乗りで、たまにゲスト...という使い方がベストではないか。
 係留を考えるなら、すこし物足りない。