江藤きみえ『島々の宣教師 ボネ神父』、44
第3部 永遠への出発
◆ 墓前にそなえる歌(ある療友の手記より)
遠くきて、ささぐる療友の花束を、
師の十字架は抱くがごとく、
師を慕う療友の便りを額づきて
語ればつきずすぎし想い出
わしの墓は、ここじゃと、常にいわれし聖堂のわきに師は眠ります。
ボンジュールの答え賜わる患いする
墓前に立ちて、師のみ名呼べば。
第3部 永遠への出発
◆ 墓前にそなえる歌(ある療友の手記より)
遠くきて、ささぐる療友の花束を、
師の十字架は抱くがごとく、
師を慕う療友の便りを額づきて
語ればつきずすぎし想い出
わしの墓は、ここじゃと、常にいわれし聖堂のわきに師は眠ります。
ボンジュールの答え賜わる患いする
墓前に立ちて、師のみ名呼べば。