Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル19号感想

2005年09月19日 | マンガ
ビッグコミックオリジナルも発売日が早くなってます。

「最強伝説 黒沢」やっと訪れた平穏もつかの間、それまで忘れていた自らの失敗人生に愕然とするのでした。思えば不良たちと戦っていた毎日はそんな不安もかき消すほどに充実していたのでありました。人生72年とすると45歳の黒沢は今3時、嗚呼。(わたしゃ4時過ぎてるよ・・・)

「怪より始めよ」やっと慣れてきたのに今回で終わりです。子どもの命は助けられなかったけど、いいことしたから、きっと明日は二人とも人間になれてるよね?

「あんどーなつ」予想通りの展開で期待薄。バースデーケーキを作る様子もかっこよくないし、できたケーキも装飾無しで地味地味。洋菓子職人を目指す女の子ならもっと道具も持ってるだろうし、マジパンでデコレーションするくらい朝飯前だろうと思いませんか。できたケーキもアンコを使ってみました~、っていうだけで、そりゃあんまりな発想ですよ。オマケにケーキサーバーでケーキをカットしてるしで、この作者がたいしてケーキ好きじゃないんだろうなと。

「ヒミツの箱」ワケアリの初体験と、同級生のマユのインターネット架空体験告白が重なるという重層構造で複雑さが楽しめます。もっとも内容は青少年なんとか条例に引っかかるようなことばっかりです。生きたいと願う少年には残された時間はなく有り余る時間をもてあまし死を願う少女。