Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

「大阪ハムレット」感想

2007年05月17日 | マンガ
手塚治虫賞短編賞受賞の「大阪ハムレット」です。
昨年度の文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞でもあります。

森下 裕美さんが「少年アシベ」からがらりと絵柄を変えての今作。舞台は大阪、セリフも終始大阪弁でございます。

夜の公園でバットで教師を殴る不良中学生もおうちではやさしい男の子で、義理の父に気を使って暮らしていたりします。教師と職員室でハムレットを語るヤンキーなんておりますかいな。
女になりたい男の子をからかう5年生も家に帰ったらすなおで犬を可愛がるいい子なんですよ。

基本的にあまり悪い人間は出てこないです。大阪人情話で、かなり泣けます。

いい話だけどうまく出来過ぎのような気もしてしまいます。全体の印象はむかしのガロとかそういうのを思い出す雰囲気です。

「解体新ショー」で三宅智子さんの胃を調査

2007年05月17日 | 大食い早食い
先日見逃したNHKの「解体新ショー」、きょう再放送がありました。

プレゼンターの松村くんが紹介するのは「なぜ大食いチャンピオンは太っていないのか?」です。普通たくさん食べたら松村君みたいなおデブ体型になりそうなものですが、大食いチャンピオンは皆スマートです。

大食いヴィーナスこと三宅智子さんに出演してもらって、その胃のなかを徹底検証することになりました。

三宅さんの一日に密着。現在の体重は38.9キロです。これから友達とお昼を食べに行くと言うのでさっそくついていきました。ブログでも拝見したことのあるかなちんさんと一緒です。週に2、3回は行くと言う食べ放題のお店で、90分間やすむことなく食べつづけ、結果体重は44.5キロと5.6キロの増加です、これだけの食品を胃に納めたことになります。

次はカラオケ。食後二時間もすると、おなかもこなれてきたころです。トイレタイム。直後の体重を量ると42.4キロ。その差2.1キロが消えたということになります。

夕飯はとろカツカレーの大盛り。39.7キロが44.4キロに増量しました。

翌朝の体重測定は40.4キロ。カメラの重さ1.4キロを差し引くと39キロと、昨日とほぼ同じです。食べたものはもう排出されたんでしょうか。

昨日一日で食べたものは17640キロカロリーと、成人女性の10日分です。

劇団ひとりくんが「バイキングなんかでもう食べられないっていうくらい食べる人いるじゃないですか、こういう人って吐いてるんじゃないですか」と疑問を発すると、

するとメニューの裏から「そんなことしませんよ~もったいないから」とアスタント登場、それは白衣姿の三宅さんだったのでした。

三宅さんに聞いてみると、基礎代謝は普通の人より低いそうです。たまに太るときがあっても2.3キロなのだとか。

では病院でMRIにはいってもらいましょう。食べる前の胃の大きさは普通の人と同じです。重さ4キロの6本のせとろカツカレーを食べてもらいました。20分で完食。おなかいっぱいのなったところで再びMRIにはいります。

こんどはお医者さんから思わず「すごいね・・・」と言葉がもれるくらいです。「インパクトのある画像だね」

身体のほとんどが拡大した胃袋で占められております。その大きさは肝臓にいたる門脈も圧迫するほどで、栄養がいきわたるのを阻害しているのではないかと言う所見が出ました。

番組で拡大した胃の模型を作ってくれたのですが、これがまた大きいの何の。三宅さんがこれを抱いていると恐竜の卵もかくや、赤ちゃんどころか2、3歳の子どもくらいありそうです。

これはR25にも掲載されていたお医者さんのはなしですね。
「じつは以前、TVの企画で検査したことがあるんです。結果は日常的な食べ過ぎで胃が膨張して、門脈をふさいでしまっているということでした。だから胃が膨らむくらいめいっぱい食べ続けていれば太らない。逆に中途半端な量の食事だと太っちゃう体だったんです」と三宅さん。