ＧＯ！ＧＯ！ジャンプ感想

毒を喰らわば皿までも、ジャンプの増刊「ＧＯ！ＧＯ！ジャンプ」も買ってきました。

オマケのポスターがなかなかよくて、「ギャグマンガ日和」の「奥の細道（だいたい）ＭＡＰ」は脱力感漂う笑みがこぼれます。あと、ムヒョのポスターも本誌とあわせると大きな一枚となる仕組みで、こちら右側はリオ先生とエンチュー、ティキで冥界トリオとなっております。

「蟋蟀」そういやこおろぎさとみさんって名前の歌手がいましたよね。魔法使いだ呪符だと、これはいきなりファンタジーなおはなしでした。そこにオタク＆監禁するというタイムリーなネタを融合させようとしてミスマッチな一編。

「ブラックキャット番外編」イヴの秘密のご日常・・・、増刊向けの小品としては
よいんじゃないでしょうか。ファンには楽しめる内容。

「ワイルドハーフ特別編」なつかしいワイルドハーフでございますよ。お父さんが泣かなくなった理由というのも容易に想像できてしまいましたが、それもまたよし。ひさしぶりに見られたサルサ人間タイプがなつかしくて良かったです。

「分離者レイト」主人公が地味なのは設定だから良いとして、憧れの女の子がえらい地味でがっかり、可愛いヒロインを描く練習してください。こんな物騒な世の中なのに夜一人歩きするなんてネ～、と、そこらへん違和感ありまくり。パパが虫型っていうのはちょっと良かったかな。

「ハットリ」寝ているときに見る「夢」と将来の希望の「夢」が全くいっしょに語られておりますが、本来の夢は夜睡眠中の夢のことであります。日本人はいつのまにか昼にも夢を見るようになったのですね。それはさておき、コドモの姿をした異世界のヒーローが現実世界の少年と出会うという、よくある設定ですが、現実の少年は事故で怪我をしていてスプリンターの夢をあきらめかけているというのが加わって、ストーリーに深みが出ています。読後感も良く、短編としてもまとまった一品。難点はごちゃごちゃした印象を与える絵なんですが、もっと白黒の強弱をつけると見やすくなると思われます。

「恋するサボテン」サボテンを漢字で書くと「仙人掌」と書くので、それをたよりに能力を考えたってところですか。絵柄はけっこう好き。プリンが好物というのも気に入った（笑）ただ、父ちゃんの形見のマスクを忘れているところが解せない。それと「大切な人を守りたいって気持ち」もこう連続して読むと鼻につきます。

「ペンギン大魔王」このシチュエーション、「ブルブルブルズ」でみたのと似てるなあ。発表の順番で損をしたかも。絵は達者だし、飛行機のデザインも良いので、次回作に期待。

「リボルバー大和」絵で思い出した、これって赤マルの「タイガー」の人。絵はあまりうまくなってない。顔に傷のあるキャラクターがまたでてきたけど、なぜこんな大きな怪我をしたのか最後まで説明なし、まあ傷のある方が不良っぽいか。不良が力づくでサッカーやるぞといきまいているのがむさくるしい。

「ライン」バイクレースだのコース取りだの全く知らないのですが、それでもそこそこ分かるようになっていて、楽しく読めました。男の子二人が反発しながらも組んで走るレース・・・何か別の方向でも楽しめますね。

「レマ宇宙探検隊」フツーに考えても脱出用のカプセルで大気圏を抜けられるかいなとか、訓練なしでコドモだけで操縦するのかとか、食料はどうするんだとか、月より小さい惑星では空気をとどめる重力がなかろうとか、結論としてこの話は宇宙に行かなくても良かったんじゃないかと。ロマンもいいけど最低限それっぽい理屈も欲しい。

「ドーラン」巻末コメントで作者が言ってるとおり、「なんちゃって時代劇」でした。

ジャポネの理事長

いつも見てる「ぴったんこカンカン」、今日は安住アナと石ちゃんが日本の麺を食べる企画です。
さて、銀座に「ジャポネ」というスパゲティとカレーのお店があるというのでやってきた二人。石ちゃんは当然大盛り「ジャリコの横綱」（ジャポネ+バジリコかな。ここでいうバジリコは青じそのことです）を注文。和風のしょうゆ味と太麺で、とっても日本風でした。

なんとここは裏メニューがあったのだッ！

大盛りに相当する「横綱」サイズのスパゲティを完食した人のみが注文することができる「親方」さらにその上を行く「理事長」が存在するゥ！
（ジャンボがレギュラーの２倍量、以下横綱３倍、親方４倍、理事長５倍）

横綱を難なく完食した石ちゃんは親方を注文するのだが、お店がその食いっぷりをみてめんたい理事長に昇格してくれたのでした。その量たるやぷるぷるする山の如し。麺のみの重量が1.1キロだという話です。しかし値段は９００円とありえないお値打ち価格、胃袋に余裕のある方はぜひドウゾ。
（その後理事長を完食したかどうかは残念ながら不明）

「スパゲッティー＆カレー・ジャポネ＠有楽町」
http://www5a.biglobe.ne.jp/~toukatu/japone.htm

「おかわり３杯目」
http://www.awaremi-tai.com/bibou/bibou003.htm

パステルのなめらかプリン

パステルのなめらかプリンです。いろんな種類があるようですが、これはいちばん普通のプリンで２９４円。
生クリームと牛乳を等量にして、卵黄のみを使っているのであのとろとろ感が出てくるのですね。プリンを横から見ると３層になってます。

「家庭でできるなめらかプリンの作り方」
http://iina.com/pudding/tv/pastel/pastel.html

社長はラガーマンから転進「朝日フロントランナー」より
http://be.asahi.com/20051029/W11/20051020TBEH0001A.html

少年ジャンプ２号感想

「笑っていいとも」のコーナーで、「忘年会に呼びたい若手お笑い芸人ランキング」をやってました。なんとオリエンタルラジオが１位！うむ、いま売り出し中と思っていたらもうこんなに人気があるのだね。で、以下２位次長課長、３位レイザーラモンＨＧといったところは納得。６位がレギュラー（私的にはもっと上でもいいなあ）、９位はロバート、１０位は劇団ひとり。たしかに劇団ひとりじゃ忘年会が暗くなっちゃいそう。みんなで泣きたいって向きにはおすすめだけど。

さて、少年ジャンプの感想。今週の表紙はムヒョです。ポスターもついてるけど、これは半分しかなく、１５日発売になるＧＯＧＯジャンプについてくるもう半分をあわせて大きな一枚になるという売らんかなの姿勢が見える一品。

「ムヒョ」今井さんはこの試験のことを知っていたようですね。ロージーが５連の破魔の術を放って、そこへエビスの魔縛りの術という連係プレーで見事に退治しました。さずがは常人の数倍という錬の量の持ち主です。でもこんなロージーはロージーじゃない！

「アイシールド」アツイ男の思いが満ち溢れた今回、瀧くんの変貌に刺激されてあの三兄弟も活路を見出しました。ボールを入れるすきまもなく押しつけて・・・もっと早く教えてやってくださいどぶろく先生。それに応える健気なセナ、頑張りましたね。ついに東京予選３位で全国大会進出が決定しました。長いことこれやってたような気がしますヨ。

「銀魂」マヨネーズ一本使った豪快なマヨ丼が軽いめまいを誘います。銀さんはなぜかお妙さんの道場に幽閉され、療養中にもかかわらずかえって生命の危機にさらされるという非常においしいシチュエーションです。道場はいつのまにか要塞と化しており、新八が虚しく突っ込みを入れるのみ。山崎が狂言回しででてきて、うまいことまとめています。

「ネウロ」ヤコちゃんの好物が「ヤギのミルク」ですよ。昔飲んだことあります。農家が近ければ山羊さん飼ってるところもあるかもしれませんが、いまとなっては入手はかなり難しそうです。
今週変身をしたのは、笑顔の貼りついた早坂ではなくて望月の方でした。しかしこれはまるで○○学会の○田○作氏（諸般の事情により伏字）のような笑顔。後光が差しておられます。いいのかこのマンガ。そして早坂の真の目的は重火器ロケットランチャーの密輸ですよ、一体何するつもりでしょうか。

「リボーン」第２の道「餓鬼道」は技を奪い取るスキルでした。こんな物騒なヤツをのさばらせておくのはいけませんなあ。ツナの今の正直な気持ちは「骸に勝ちたい」！ダメツナがようやくボンゴレ１０代目として目覚めてくれましたよ。ボスの自覚を得たそのときレオンが羽化するって、そんなマンガでしたか?これ？

「フォールン」１５年位前にジャンプで連載していた樹崎聖先生の読みきりです。その頃はジャンプ買ってなかったんで、全く記憶にないですね。Ｆ組ってアメリカの学校みたいでなじみにくいです。今回の作品はダウンヒルバイクが題材です。でもこんなスポーツ知らなかったわー。マウンテンバイクとは違うのかな。このスポーツに必要な才能をもった人材を発掘するのに前半部分を使ってしまい、ダウンヒルバイクの面白さや技術の習得といった場面が薄くなってしまいました。高層ビルのメイド服って意味ないような。ラストは勝負がつくのかと思ったらつかなくて読んでるこちらは消化不良です。「俺たちはまだは走り始めたばっかりだ！」っていうのは打ち切りマンガのセリフですって。今回アンケートはがきに「この作品を連載で読みたいかどうか」というお決まりの項目がなかったので、もう連載は決定なのでしょうかね。

「もて王」太臓が薬の副作用でマッチョになっててんやわんやという回。ちっちゃい太臓が可愛いと思えてきていたのになんだか残念でした。来週はまた元に戻ってますよね。編集長にカンベンしてくれといわれたネタがどんなものか気になります。

テレプシコーラ８巻と鋼の錬金術師１２巻

ハガレン、書店に再入荷してました。でも奥付見たらまだ初版ですよ？

「テレプシコーラ８巻」です。最初の手術のミスがひびいて、バレエを続けられないかもとおびえる千花ちゃん。くるみ割り人形の主役クララを射止めて周りの嫉妬をかう六花ちゃん。さらにはおじいさんの会社は倒産するしで、まさしく危機また危機です。スゲー性格のわるいライバル（バレエの技術はうまいんだな、これが）が必ず登場してきて、むかつきます。何で作者はこんなに次から次へと試練を与えるのでしょう！昔の少女漫画はこんな感じだったナー、意地悪されても健気な主人公が成長していく物語。それをさらに洗練させたものですけどね。複雑に張り巡らせたストーリー、事実に裏付けられた描写、作者自身もバレエをやっている現実味などあいまってあまたあるバレエマンガの中でも群を抜いてよい出来ではあります。

「鋼の錬金術師１２巻」テレビアニメは終了したもののまだまだ勢いのあるハガレンです。今回人が一人も死んでませんが。いや、死ぬのを期待しているわけじゃありませんケド、なんだかみんな不死身みたいな。人造人間グラトニーは果てしなく強力になっておりました。そしてなんとキング・ブラッドレイがホムンクルス？という大変な事態になっております。