まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2147 滋賀の旅6月編(後編)

2024-10-06 19:32:31 | 旅行記
よろしくお願いします。









【201 標高=103.0881 m 一等水準点】



【201-1 標高=100.9907 m 一等水準点】





前回最終回となった福井の旅が5月で今回お送りする滋賀の旅は6月編、ペースの遅さは相変わらずですがひとつずつ終わらせていくこととしましょう。滋賀の旅はこの後7月、8月、9月も月末に行ってきてもう毎月恒例となってしまっています、そんなに行ってたら飽きるやろ~と言われそうですが、まあ確かに飽きはあります、それでも行きたくなるんですよねえ。四角い枠に切り取った風景はその時だけのもの、ミルクボーイが言ってますが滋賀は観光ではなく確認しに行く所、これネタじゃないですよ、まさにそんな所なのです。そんな滋賀と言えば大津や近江八幡、彦根や長浜など観光地も多いのですが、自分(一人称)が今年特に攻めまくっているのが守山市、野洲市、東近江市付近、普段の滋賀旅では通り過ぎるだけの町に何があるのか、と言うことで巡っています。最近の巡りの目的は専ら三角点、この日も前半はさざなみ街道でいくつか巡ってきましたが、この先でも2カ所ほど行ってみようと思っています。













【206 標高=113.9856 m 一等水準点】






・・・と言うことでその2カ所は1番目のゾーンでもう出てしまいました、走りの方はさざなみ街道を進んで彦根市に入った所で折り返し、方向を南へと変えて豊郷町へと入りました。ここからはもう何度も走り慣れた中山道を進んで行くのですが、巡ったのは2カ所とも水準点、どちらも神社の一角にあり見つけやすかった。ただこの近くには三角点もあったがそちらは見つけきれずに断念、中山道を進んだ先の五箇荘では以前に巡りを終えているのでそのまま通り過ぎようと思っていたが、以前気になったものが・・・。それは近江鉄道五箇荘駅から八日市駅方面に向かう御代参街道に沿ってあった廃線跡、架線があったので五箇荘駅から分かれていたのだろうけど、一体この路線は何なのか?と思って駅の横の狭い踏切を渡ると、いつの間にか御代参街道からどんどん離れて行ってしまった。何とか中山道へと戻ることはできたが結構な時間のロスとなってしまった、ただ途中で新幹線が見られるスポットがあったのでそこで列車を撮影、やはり新幹線は速いですなあ~、今更ですけど。













中山道を進んでJR野洲駅付近を過ぎると間もなく野洲川に架かる橋へと至る、さて、そろそろ帰りのことも考えなければならないところだが、どの駅から輪行するか。このまま中山道を行けばJR草津駅が一番の候補か、もうちょっとだけ走ってJR石山駅、でも草津からさざなみ街道に出るのもしんどいしなあ・・・と思いながら橋を渡ってすぐに浮かんだのが、ここから方向を変えて野洲川沿い、更になんやかんやと進んでJR堅田駅なら一番安く電車代を押さえることができる。そう思ったとたんにもう野洲川沿いの道へと入っていた、近江富士を背にして川沿いの土手のサイクリング道を進んで行くが、左手側は守山市の風景が全然見えないので結構退屈、前方の単調な風景が続くばかりでしかも夕刻の蒸し暑さも相まってイライラがつのってくる。国道477号線の下を過ぎた先でやっと風景の見える所へと出てさざなみ街道に合流、琵琶湖大橋を渡るともうゴールは近い、今回は特記すべきものがなかった滋賀の旅でしたが、この地に対する思いは来月以降にもつながって行くはずです、近日7月編公開!今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2146 福井の旅(12)・・・旅の終わりに大トラブル

2024-10-02 09:10:58 | 旅行記
よろしくお願いします。











福井の旅、長く引っ張ったのですが今回やっと最終回を迎えることとなりました、石川の旅の記録も始めたことだし大団円としてこの旅の記録を締めることと・・・は行かなかったんだよなあ~、最後の最後でとんでもない事件が起こりました。まずは木の芽峠トンネルを越えて敦賀市へと入るが市街地はまだはるか先、ここは国道476号線を一気に下って行くだけ。最初は急な下りの連続もやっと落ち着いて、緩やかな下りとなるとやがて長々と続いていた山を抜けて町の風景が現れる。ハピラインの踏切があって線路はトンネルへと続いている、そのトンネルが北陸トンネル、かつてはJR在来線のトンネル長さランキング1位にあった所だが、北陸新幹線開通によりハピラインに移管したためランキングから姿を消すこととなってしまった。前日久しぶりにこのトンネルを通ったがやっぱり長かった、抜けるまで15分くらいかかりますからね、黒い車窓を見ながらずっとボォ~ッとしてました。























市街地に入ってコンビニで休憩をとった後は敦賀港へ、港の入口にあるレトロな建物は旧敦賀港駅舎、敦賀は鉄道の町で戦前はここまでやって来た人や物資が船便でロシアまで渡るルートが計画されていた・・・と『newsおかえり』のNDYのコーナーで言っていた。周辺にもレトロな建物も多くマップでは登録有形文化財の印もたくさん点在している、敦賀での残りの時間はそれらを巡ることで費やすことに。赤レンガの建物も登録有形文化財、倉庫と言ってもレストランやカフェがあるとのことでたくさんの観光客が訪れている。倉庫の横には国鉄型のディーゼル車両が展示されている、鉄道の町の流れは脈々と受け継がれてきているが、今回の北陸新幹線の開通はまた大きな変わり目となったことだろう。その後も周辺の町並や文化財を巡ってその後は気比の松原へ、敦賀の気比と言うとセンバツ優勝校敦賀気比、場所を調べてみると市の中心部から結構離れた丘の上にあるみたい。さあ、そろそろ帰りの時間が迫って来た、新幹線開通で賑わう敦賀駅の前で相棒君をたたんで福井の旅は終わり、あとは湖西線経由で帰るわけですがここで事件が起こってしまったわけですね。















近江今津駅で京都行の列車に乗り継ぐが発車時刻になっても電車は動かない、何やら無線でやり取りしている雰囲気がうかがえる、また人身事故でも起こったんかいな~、もういい加減にしてや~。車内放送が入り京都駅で不審物が見つかり確認中とのこと、結局電車が動いたのは60分後、自分(一人称)は入口付近に相棒君を置いて補助席に座っていたが、4両編成の車内は案の定超満員となってしまった。堅田駅を過ぎた辺りでは後続の列車が8両で運転しているからそちらにも乗車するよう放送で促していたが、早く京都に付きたい人は皆この列車に乗ってくる。ちょっと声の大きい男の人が山科で地下鉄に乗り換えて阪急で大阪まで帰ろか~、とか言っていたが、まさに地獄はここから、間もなく京都駅に到着と言う所で電車はストップしてしまった。どうやら東海道本線の列車を優先しているようで、こちらはちょっと動いてはすぐに停まって長い時間待たされるの繰り返し、隣に座っている女性は新幹線の時間を気にしていたが到底間に合いそうにない。60分遅れで近江今津駅を出た列車だったが京都駅に到着したのは約120分後、最後は散々な目に合っての旅の終わりとなりました、JR西日本よ、反省してくれ!!今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2145 夏のチョイ走、京都府南部編

2024-10-01 00:58:20 | チョイ走
よろしくお願いします。


















今年のお盆休みはまずは五條への走り、その後滋賀、石川、和歌山と行ったのですが間の日も家でまったり、とは行きません、消費電力を極力抑えたいために近場をチョイ走りです。まあこれ余談ですけどいつもはだいたい4ケタの中間くらいの電気代が8月分だけは5ケタを超えてしまった、昨年購入したスポットクーラーをフル稼働させたのが原因だとは思うが、昨年はそれでも4ケタだったからどこか違う所に原因があるかも。それにしてもまだまだ暑さが中途半端ない頃、残暑厳しい9月はどうなることやら・・・と思いながらも結局はクーラーフル稼働の毎日です。だからどこかで休ませなければならないんだよなあ、だから休日は出ることにしているのだけど果してそれで効果があるのかはよく分かりません。さて、この間記録をお送りした五條への走りの翌日、午前中はまったりして午後から走り始めました、もちろん夏の甲子園を聞きながら、とりあえず木津方面へと向かいました。














近鉄新祝園駅を過ぎた辺りで奈良方面への京都地下鉄の乗り入れ車両が停まって動かない、反対の京都方面への列車は動いているみたいだが何かあったことには違いない。その後宮津駅へと行ってみたがホームで待っている人がたくさんいる、改札口前で携帯で連絡をとっている人もいるので両方向電車が停まってしまったのだろう、しかしそれがどこで何が原因なのかは分からなかった。それにしても最近は電車が停まり過ぎるしなんやかんや不祥事も多いねえ~、新幹線が停まったのも大概だったが奈良ではJR万葉まほろば線の天理駅で当直の駅員さんが寝過ごして始発に乗れなかった人がいたし、京終駅付近では車が通ることのできない踏切に車が突っ込んで最終電車がストップ、運転手の若い男は車を置いて逃げたとか。東海道本線なんかいっつも停まっている印象がある、鉄道会社が悪いわけではなくむしろ被害者だがやっぱり文句を言ってしまうのは仕方ないところですが・・・話が逸れまくりましたね。走りは京田辺市から井手町へと入り再び木津川市へ、奈良に帰るにはまだ早いので加茂方面へと向かうことに。

















さて、甲子園の方は大社vs報徳学園、ここはセンバツ2年連続準優勝の報徳が順当に勝ち上がるだろう・・・と思いきや試合は3-0で大社がリードして9回裏、ここまで報徳学園はチャンスらしいチャンスもないままで進んできている。最終回、報徳にやっと連打が出て1点を返した、応援も盛り上がりここから逆転の報徳の本領発揮・・・と思いきや最後は走塁ミスで終わってしまった。まさかあの報徳学園が初戦で消えるなんて大社なかなかやるやないか!と何げなくその時は思っていただけだったが、まさかこの夏の主役にまで浮上するとは・・・、大社のその後の活躍については旅との絡みもあったのでこの後も取り上げることになると思います。それにしてもすでに花咲徳栄が消え報徳学園がここで消え、更に智辯和歌山、大阪桐蔭と消えて行くのですがやはり低反発バットが原因なのか?強打をアピールした春の優勝健大高崎も2試合で2点だけでしたからね・・・って話が逸れまくってますが、走りの方はまあ写真をご覧の通りと言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2144 東播磨の旅2024年夏編(3)・・・ターミナルの迷宮

2024-09-29 21:12:24 | ふうけい
よろしくお願いします。













高砂市から走り始めた旅はその後加古川市を経て明石市へと入りました、兵庫での走りではもうお馴染みの明石の町、前市長の働きもあって今は関西で住みたい町の第1位とのことです。それにしても今の兵庫県はどうなっているんでしょうねえ、まああの知事も大概だと思いますがマスコミがここぞとばかりに叩きますからね、今や格好の餌食と言ったところでしょう、ですぐに忘れられるいつもの流れとなるんでしょうね。もひとつだけ政治の話と言えば自民党の総裁選、高市早苗氏負けてしまいましたね、決選投票で負けた辺りはまだ日本には女性総理は早い、と思われたからでしょうか?奈良から初めての総理、しかも女性で!と期待したしチャンスだっただけに残念な気がしてなりませんでした。






















さて、明石市での走りは暑さの中でとろけそうなくらい、でも海のない県に住んでいる者から言わせてもらえると、海のそばを走っていると結構涼しく感じるんですよね~、海から吹く涼しい風を感じて暑さを紛らせる走りです。海から離れて市内の中心部へ、国道2号線、高速船乗場、赤と白の灯台とその向こうに見える明石海峡大橋、明石天文科学館、子午線が通る郵便局と交番、大蔵海岸、JR朝霧駅の手前でJR山陽本線と山陽電鉄線と国道2号線が並行する区間、何度も来ていてもうお馴染みの所ばかり、何度も取り上げているので余計な説明は要らないでしょう。
神戸市に入って明石海峡大橋をくぐってそろそろ最終目的地を決めなければならないところ、ここまで来たらJRなら神戸駅、阪神近鉄利用なら新開地駅か高速神戸駅辺りになりそうだけど、近鉄はあまり使いたくないなあ~。夕刻が近づいてちょっとは涼しくなってくれるかな、と思ったが太陽は水面に落ちるまで輝いているので低くなってくるほど直射日光はきつくなってくる。山陽須磨駅を越えた先で2号線から分かれて中央幹線=西国街道へと入る、気持ちはもうJR神戸駅へと向いていると言うことです、海風はビル群に遮られて蒸し暑さ倍増だが最終目的地は決まった、後は電車内の涼しさに期待することにしよう。














神戸駅から乗車した列車を大阪駅で下車、おおさか東線経由の直接快速奈良行に乗り換えようと言うことでうめきた新駅へ・・・と思ったが行き方が分からない。桜橋口通路へと下りるとうめきた新駅へはホーム経由とある、再びホームに上ると西の方に下り口があった、桜橋口下り口の陰になって気づかなかった。そこを下りるとうめきた新駅ホームが・・・ない、またまた階段があってしかも長くアップダウンになっていて、うめきたエリアの地上口があってそこから地下へと下りるとやっとうめきた新駅ホームへとたどり着いた。神戸線の電車を下りてからここまで15分くらいかかってしまった、まあそんなこともあろうかと時間に余裕を持たせておいて良かった。ホームは2面4線、奈良行の快速列車は停車中だったが車内はガラ空き、もっと混んでるかと思ったがさすがにここまで足を運ぶ人はいないのか。向かいのホームは特急列車のホームでホームドアになっていてやって来た列車の姿は見ることができない、安全のために設置されているホームドアだが鉄道ファンには不親切だよなあ~、と言うことで最後はターミナルの迷宮に迷い込んだ話で旅は終わりました、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2143 石川の旅、灼熱編(1)・・・プロローグ編

2024-09-26 02:32:58 | 旅行記
よろしくお願いします。










GWの福井の旅もあと1回で終わりと言うことで、バトンリレーのような感じで夏の石川の旅の記録を始めて行きます、旅の詳しい記録については次回からと言うことで今回はプロローグ編をお送りしていこうと思います。前回の福井の旅でも書きましたが正月に大きな地震があった石川県、普通なら震災後の旅は失礼に当たるとかもし地震が来たら・・・とかで行こうとは考えないところですが、北陸新幹線のCMを見て北陸の人は元気なんだな~と言うこと、福井に行ったことで金沢も近く感じられたこと、そして北陸新幹線に乗りたいと思ったこともあって、福井の旅の帰りの時点でもうこの旅の予定は立てていました。宿泊先の手配をしたのが旅から帰って来た次の日、北陸新幹線は敦賀から小松まで、ここは自由席で行くこととしよう。金沢市内の観光はもちろんのこと、北陸鉄道2路線の各駅巡り、海も見に行こう、翌日は福井駅まで走ってハピライン乗車区間はできるだけ短く、といろいろと予定を練って旅の当日となりました。
















今回は前回の失敗を踏まえて近江塩津駅での乗り換えには万全の態勢で、まあ座ることはできませんでしたが3分の乗り換えはスムーズに行きました。敦賀駅に到着してまずはホームの様子を写真に撮ってから新幹線のホームに行くことにするか、とカメラを取り出しホームに停車している電車を望遠機能を使って撮ろうとすると画面がカクカクとして照準がとらえることができない。冷汗が流れた、この期に及んでカメラが故障・・・どうする?でも写真は標準で撮ることができるし画像の記録もできる、とりあえず動揺とこの先の考えが抑えられないまま新幹線のホームへと行くことに、在来線ホームからは結構長い距離だがカメラのことで頭がいっぱいでその距離は気にならなかった。ホームに上ると列車が停まっていた、ただしホームドアがあって全体を見ることができない、でも初めて間近で見る北陸新幹線、ホームドアもカメラの故障も気にしないで写真を撮りまくった。もうカメラはこの状態で使っていくしかない、一応控えのカメラは昨年のうちに買っておいたので焦ることはない、この旅で盛大に最後の花道を飾ってもらうこととしよう。


















乗車したのは各駅停車の『つるぎ4号』、敦賀駅では50分ほどいたわけだが小松駅に停車する自由席ありの列車がこの時間までなかったから。乗ったら乗ったでくつろぐはずがちょうどこの時間は甲子園で智辯学園が健大高崎と試合中、スマホのバーチャルで試合観戦しながら車窓も見なければならないので結構忙しい、もっと楽な試合展開は、って期待できないよなあ~。そんなわけで波乱含みで始まった石川の旅、タイトルには灼熱編とありますがとにかくこの日と翌日は暑かった、北陸は北だから涼しいとか勝手に思い込んでいたからとんでもなかった。特に2日目の走りは辛かった、甲子園で試合している選手たちはこんな感じなのかな・・・と思ってしまうくらいの暑さだった。さあ、そんな大変だった石川の旅、この後6回ほどの予定でその記録をお送りしていこうと思います、また長くなるんやろな~、と思われそうでしょうが懲りずに付き合ってもらえたらありがたいです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち