おはようございます。
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「泉南の旅」と銘打ってお送りしている旅の話は3月に走ったものでもうじき半年が経ってしまいます、早く消化させていかなければと思いながらもなかなか進まない僕の悪い癖。ここは相棒との走り同様に自分(一人称)のペースを守って更新していきたいと思います、では早速今回分、行ってみることとしましょう。
前回の続き、淡輪駅を後にして次の箱作駅を目指しているわけですが、この区間は本線でも一番(未確認)距離が長く、車窓から見える風景もいろいろと変わっていく所。自分(一人称)は仕事で週1回、朝早い時間にみさき公園駅まで行ってましたが、この区間は好きだったなあ、今回の行程とは逆になるが箱作駅を出るとまずは駅周辺の町並の中を走り、やがて進行方向右手側に海が見えてくる、左手側は小高い場所にあるニュータウン、そこを過ぎると小高い山が迫り緑の中を進んで淡輪駅へとたどり着く。ちょうどこの時期、夏の暑い盛りには海の青さも木々の緑もくっきりと車窓に映り、朝早いラッシュに差し掛かる時間に重い荷物を抱えて座ることもできない状態だったが、車窓の向こうの風景を見ているだけで楽しかった。今はその車窓の外を走っているわけだが、季節はまだ冬でもこの日はそんな季節を忘れさせてくれるほどの青い空が広がっていて、思わず夏の暑い頃に汗を吹かせながら起伏のある道を走っているイメージがよぎってくる。やがてたどり着いた箱作駅は国道26号線に面した駅、通りの激しい国道とは対照的に駅はひっそりとしているが、周辺は民家が建ち並ぶ所、山手側にはニュータウンもあるので電車が来る時間が近づくと人も増えてくる。
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箱作駅を出て国道26号線を進む、夏となると海水浴に行く車で大渋滞を起こす狭い道も、東側に国道26号線のバイパスが延伸されて何とかなっている状態だが、それでもこの区間は渋滞する。国道のすぐ横には南海線が走り、更にそのすぐ横はもう海が見えている、海水浴に急ぐ人たちにはこの海が待ちに待った景色となるのだろう、山にバイパスがあってもこちらを走りたくなるのではないか。電車に乗っていてもこの区間は海がもう間近に見えて、ここも自分(一人称)の好きだった所、晴れた日には水平線の向こうに薄っすらと明石海峡大橋と淡路島が見え、目を凝らして見ると淡路大観音の白い立ち姿も確認できる、天気が悪い日には淡路島の上空には真っ黒な雲がかかり、その雲から稲妻が走る光景も見えた。
国道から離れ踏切を渡って海の間近へと行ってみる、もちろんそこは大きな堤防があって海を見ることはできないが、その壁の切れた所の石段を上ると目の前に青い海が広がってくる。この日は波が穏やか、写真を見ても分かる通りはるか向こうには淡路島が写り、空は薄く白い雲がかかるもスッキリとした青空、3月と言うのに写真だけ見たらまるで夏の風景にも見える。いや、きっと夏となるともっとすべての色がくっきりはっきりと写ることだろう。そのまま堤防沿いを進んで行くと鳥取の漁港にたどり着く、湾は波が穏やかで停泊している漁船がタプタプと小気味よい音とギーコギーコと鉄が軋むを立てて波の上を右へ左へと揺れている、漁が休みと言うことで漁船も寝息を立てて眠っているようだ。
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漁港を後にして古い町並の中を抜けて行くと紀州街道へと出る、さっき通って来た渋滞激しい国道26号線も紀州街道に当たるが、国道を脇に入った狭い道の方が旧街道と呼ぶにふさわしい。目指す次の駅鳥取ノ荘駅はそこから少し戻った所にある、駅舎は旧街道に沿うようにありホームは2面2線の特にこれと言った特徴のない駅、和歌山方へは駅のすぐ横の踏切を渡ってすぐの所で国道26号線と合流するようになっている、走りの方は駅で方向転換して次の駅へ向かうべく紀州街道を北へと進んで行く。
この辺りは狭い道だが旧街道の雰囲気が漂う町並が続いていて走っていて楽しい所、古い民家が差し迫るように密集した所だが、その向こう側はもう海であって心なしかほんのりと潮の香りも漂ってくる。しかしそんないい雰囲気で走って来た道も阪南市の中心部に差し掛かってくると様子が変わってきて車も多くなってくる、多分国道の渋滞を嫌う車がこちらの方に入ってくるのだろう。その変わり目となる尾崎交差点を右へと入ると尾崎駅、阪南市の中心となる駅である。以前は特急は通過していたが、空港線ができて運行形態が変わってしまい泉佐野以南は電車の本数が減ってしまった、その代わりにと言う感じでそれまでは急行停車駅だった尾崎駅がみさき公園駅といっしょに特急停車駅へと格上げされた。ホームは2面4線の大きな駅だが跨線橋の上は狭く、ラッシュ時の様子しか知らない自分(一人称)にとってはあまり落ち着くことができない駅と言うイメージが残っている。阪南市は大阪府では今のところ一番新しい市、その後も近隣の市との合併が模索されたが実現には至っていないとのこと、まあ大阪府は前にも取り上げたが市が多いから合併してもいいんでは・・・と無責任な発言は控えた方がよろしいですか。吉本新喜劇の辻本茂雄、ほっしゃんなど芸達者な芸人さんの出身地だが、ドランクドラゴンの塚地がこの市の出身だとは思わなかった。
さて、泉南の旅もいよいよ佳境と言ったところ、この先は泉南、泉佐野、貝塚・・・と泉南の市を各駅巡り、文化財巡りと繰り広げて行くと言うことでまだまだ続きます、最後に今回走った区間で撮った電車の写真をフォトチャンネルでお送りしておきましょう、まあ大した写真ではないのですがご覧いただけたらありがたいことです。
南海本線
次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。 まちみち
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前回の続き、淡輪駅を後にして次の箱作駅を目指しているわけですが、この区間は本線でも一番(未確認)距離が長く、車窓から見える風景もいろいろと変わっていく所。自分(一人称)は仕事で週1回、朝早い時間にみさき公園駅まで行ってましたが、この区間は好きだったなあ、今回の行程とは逆になるが箱作駅を出るとまずは駅周辺の町並の中を走り、やがて進行方向右手側に海が見えてくる、左手側は小高い場所にあるニュータウン、そこを過ぎると小高い山が迫り緑の中を進んで淡輪駅へとたどり着く。ちょうどこの時期、夏の暑い盛りには海の青さも木々の緑もくっきりと車窓に映り、朝早いラッシュに差し掛かる時間に重い荷物を抱えて座ることもできない状態だったが、車窓の向こうの風景を見ているだけで楽しかった。今はその車窓の外を走っているわけだが、季節はまだ冬でもこの日はそんな季節を忘れさせてくれるほどの青い空が広がっていて、思わず夏の暑い頃に汗を吹かせながら起伏のある道を走っているイメージがよぎってくる。やがてたどり着いた箱作駅は国道26号線に面した駅、通りの激しい国道とは対照的に駅はひっそりとしているが、周辺は民家が建ち並ぶ所、山手側にはニュータウンもあるので電車が来る時間が近づくと人も増えてくる。
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国道から離れ踏切を渡って海の間近へと行ってみる、もちろんそこは大きな堤防があって海を見ることはできないが、その壁の切れた所の石段を上ると目の前に青い海が広がってくる。この日は波が穏やか、写真を見ても分かる通りはるか向こうには淡路島が写り、空は薄く白い雲がかかるもスッキリとした青空、3月と言うのに写真だけ見たらまるで夏の風景にも見える。いや、きっと夏となるともっとすべての色がくっきりはっきりと写ることだろう。そのまま堤防沿いを進んで行くと鳥取の漁港にたどり着く、湾は波が穏やかで停泊している漁船がタプタプと小気味よい音とギーコギーコと鉄が軋むを立てて波の上を右へ左へと揺れている、漁が休みと言うことで漁船も寝息を立てて眠っているようだ。
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この辺りは狭い道だが旧街道の雰囲気が漂う町並が続いていて走っていて楽しい所、古い民家が差し迫るように密集した所だが、その向こう側はもう海であって心なしかほんのりと潮の香りも漂ってくる。しかしそんないい雰囲気で走って来た道も阪南市の中心部に差し掛かってくると様子が変わってきて車も多くなってくる、多分国道の渋滞を嫌う車がこちらの方に入ってくるのだろう。その変わり目となる尾崎交差点を右へと入ると尾崎駅、阪南市の中心となる駅である。以前は特急は通過していたが、空港線ができて運行形態が変わってしまい泉佐野以南は電車の本数が減ってしまった、その代わりにと言う感じでそれまでは急行停車駅だった尾崎駅がみさき公園駅といっしょに特急停車駅へと格上げされた。ホームは2面4線の大きな駅だが跨線橋の上は狭く、ラッシュ時の様子しか知らない自分(一人称)にとってはあまり落ち着くことができない駅と言うイメージが残っている。阪南市は大阪府では今のところ一番新しい市、その後も近隣の市との合併が模索されたが実現には至っていないとのこと、まあ大阪府は前にも取り上げたが市が多いから合併してもいいんでは・・・と無責任な発言は控えた方がよろしいですか。吉本新喜劇の辻本茂雄、ほっしゃんなど芸達者な芸人さんの出身地だが、ドランクドラゴンの塚地がこの市の出身だとは思わなかった。
さて、泉南の旅もいよいよ佳境と言ったところ、この先は泉南、泉佐野、貝塚・・・と泉南の市を各駅巡り、文化財巡りと繰り広げて行くと言うことでまだまだ続きます、最後に今回走った区間で撮った電車の写真をフォトチャンネルでお送りしておきましょう、まあ大した写真ではないのですがご覧いただけたらありがたいことです。
南海本線
次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。 まちみち