まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1709 Go To 大阪(後編)、もう知っている難波では・・・

2022-02-01 10:55:11 | まち
よろしくお願いします。














年末もそろそろ押し迫ろうとしている時に大阪へと走りに行った記録を、前回に引き続きお送りしていこうと思います。前回は大和川に沿う自転車道を走り堺市へと入り、その後は再び大和川を渡り阪堺線に沿って走って大阪市へと向かいました。時期的には感染症禍が収まって通常の日々が戻ろうとしていた頃、今や万単位の感染者が記録される昨今からするとつい1か月少し前のことと言うのが考えられないくらいです。また大阪に行きづらくなる日がやってきました・・・って、奈良もこれまでと比べると感染者数が格段に増えて、1000人越で過去最高とか、ここ数日も過去何番目と出る日が続いています。しかし奈良県知事は動きません、隣接府県とは同調せず独自路線を貫くとか、これまでせんとくんやお地蔵様と言われていた荒井知事、案外したたかで強気な人なのかも・・・、と話が逸れまくってますが、本題行きましょう。
まずは1番目のゾーン、天下茶屋界隈の風景です、昨年朝ドラ「ふたりっ子」が再放送されていたが、そのドラマの舞台が天下茶屋でした。主人公の実家の豆腐屋さんがあったのが下町の商店街と言うことだったが、南海西天下茶屋駅周辺にその雰囲気を感じられる商店街がありました。本線の天下茶屋駅が高架化されて優等列車が停まるようになって久しい、その間に周辺の町並も変わってしまったが、そこからほんの少し行った所には昔からの変わらない風情が残っている、それこそが人々の知っている天下茶屋の風景と言ったところでしょう。





















新今宮、今宮戎と過ぎて難波へとやって来ました。高いビルが建ち並ぶ所、ヤマダ電機からなんばパークスにかけては人の数も多くて少し気分が悪くなってくる。つい10年ほど前はここで働いていてこの界隈を平気な顔をして歩いていたのに、今はその人の多さに圧倒されてしまって眩暈さえ感じてしまう。この日は競馬開催日なのでウインズへ行く人もいて、南海なんば駅周辺はもう相棒君を押し歩きで進むしかできない、まあ今回の走りの目的は久しぶりの難波の様子を見に来ることだったが、もうそこは自分(一人称)が平気な顔をして歩けるような場所ではなくなってしまっていた。
人ごみの中の空いているスペースで相棒君を折りたたみ南海なんば駅へ、20年以上働いていた場所も雰囲気は変わってしまっていた。変わりゆく難波の様子は10年以上前から進んでいたが今はその完成形、あの頃は大きな荷物を抱えて人ごみの中でもすり抜けるように歩いていた場所も、相棒君を抱えながらの歩きだけでふらりとなってしまうくらいだった。たった2駅分だけの乗車券を購入して改札内へ、週末午後のなんば駅ホームは人の姿はさほど多くない、前はもっと多かったからやはり感染症禍の影響があるのかも。一時は運休していた空港特急ラピートが停車していたので写真に確保、以前は毎日見ていて何度も乗ったこともある列車との再会を終えて1番線乗場の高野線各停ホームへ。なんと驚いた!!このホームだけにホームドアが設置されていた、多分この駅の中では乗車する人の数が一番少ないホームにドアが設置されているとは。でもこの後は次々と設置されていくのだろう、電車の写真を撮りたい人にとっては邪魔な存在のホームドアだが、昨今の安全優先のためには仕方のないことか。

















普通列車に乗車して次の今宮戎駅で下車、別にここに用事があるわけではなく、ここのホームから電車の写真を撮るのが目的、と言うことでその写真をズラリと並べました。次から次へと4本の線路を駆け抜けていく列車、昔は毎日当たり前のように乗っていた電車ばかりなのに・・・。ただ懐かしさは感じなかったですね、ちょっと敷居が高くなった感じ、もう自分(一人称)が知っている頃の南海電車ではなくなってしまったかのようです。ちょっと寂しい気分で奈良へ帰ることとなった走りの記録はここまでです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち