よろしくお願いします。
今回は昨年の12月に葛城市、二上山方面をチョイっと走った記録をお送りしていきます。まあ二上山となるとここではもう数えきれないくらい取り上げているのでまたかえ~と言われそうですが、この山の風景がこのブログの支えとなっております、今年の数回に1度の割でお届けすることになるので、変わらずお付き合いの方お願いします。
さて、この日は雲の合間から太陽が顔をのぞかせるちょっと寒い日、風をよける建物がない京奈和自転車道を走って大和高田市へ。自分的電車撮影のポイントとなっている近鉄松塚駅近くの葛城川に架かる橋、近鉄大阪線は特急銀座の路線だが、この時は早く先を急ぎたかったので特急列車の確保はアーバンライナー1本だけにとどめる。鉄橋の向こうには畝傍山、一方反対側を振り向くと二上山、自分的な表現ではちょっとダラ~ンとした感じの稜線が早くおいでと言っているかのようなので、早速向かうこととしましょう。
大和高田市から葛城市へは横大路を進んで行って近鉄磐城駅の手前で国道168号線へと入る、北へと進んで途中で国道から分かれて近鉄当麻寺駅へとたどり着く。駅から続く参道を進んで行くと相撲館けはや座がある、葛城市は相撲発祥の地とされているが、「けはや」とは何ぞや?と思って調べてみると・・・↓↓↓
「大和の国當麻の邑に「當麻蹶速」という人物がいました。蹶速は手で角をへし折るほどの怪力の持ち主で、常日頃から「この世で自分と互角に力比べができるものはいない、もしいればその人物と対戦したいものだ」と豪語していました。天皇はその話を聞き、家臣に「當麻蹶速と互角に戦えるものはいないのか?」と尋ねたところ、家来の一人が「出雲の国に野見宿禰なる人物がいます。この人物を呼び寄せ蹶速と戦わせてはいかがでしょうか?」と進言しました。天皇は大いに賛成し、垂仁天皇7年7月7日に「野見宿禰」と「當麻蹶速」の対戦が行われました。お互いに足を上げて蹴りあい、長い戦いの末、けはやはこの試合で命を落としてしまいました。」
とのこと。この対戦が相撲の始まりとされているのですが、奈良が島根に負けてしまったと言うのは何か悔しい感じですねえ。大相撲では奈良県出身の力士、徳勝龍が2020年の初場所に平幕優勝しましたが相撲自体はまだまだ後進的な感じ、徳勝龍に続く力士が出てきてほしいところです。さて、参道を先へと進んで当麻寺にチョイ寄りしてその後は急坂を上って傘堂へ、目の前には紅葉の二上山がデ~ンとそびえている、ここまで来たなら山へ登ればいいのでは・・・と思われそうだが、山は姿を見るのがいいのです。富士山だってそうでしょ、あの姿を見るのがいいのです、登ってしまえば見ることはできないし寒いし人も多いし、まあ達成感を得られるのはいいかも知れないがそれは人それぞれですからね。
そんなわけで姿を見るのが一番いいと言うことで、二上山が一番美しく見える場所へとやって来ました、いつもの近鉄電車が見える所です。もうこの場所で電車の写真を撮るのも恒例となっているし、今年も暇があればここに来ようと思っています。この時は冬の枯れた風景、春は花が咲き始める風景、夏は田植えが終わって苗が伸び始める風景、そして秋は稲穂が実って彼岸花との交響曲を奏でる風景・・・な~んて洒落たことを言っていると、『青の交響曲』がやって来ました。冬は日が暮れるのが早い、葛城市を後にした時にはまだ高かったお日様が、もう西の空の低い位置にまで落ちてきている、広陵町辺りを走っているとちょうど太陽が二上山の頭の上にやってきて、山を金色に輝かせていた。同じ時間でも季節が違うと見える風景も変わってくる、寒くて風のきつい日だったが、最後はなかなか幻想的な二上山を見ることができました。この後も、季節ごとに変わって行く風景をまた追って行きたいと思っています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち
今回は昨年の12月に葛城市、二上山方面をチョイっと走った記録をお送りしていきます。まあ二上山となるとここではもう数えきれないくらい取り上げているのでまたかえ~と言われそうですが、この山の風景がこのブログの支えとなっております、今年の数回に1度の割でお届けすることになるので、変わらずお付き合いの方お願いします。
さて、この日は雲の合間から太陽が顔をのぞかせるちょっと寒い日、風をよける建物がない京奈和自転車道を走って大和高田市へ。自分的電車撮影のポイントとなっている近鉄松塚駅近くの葛城川に架かる橋、近鉄大阪線は特急銀座の路線だが、この時は早く先を急ぎたかったので特急列車の確保はアーバンライナー1本だけにとどめる。鉄橋の向こうには畝傍山、一方反対側を振り向くと二上山、自分的な表現ではちょっとダラ~ンとした感じの稜線が早くおいでと言っているかのようなので、早速向かうこととしましょう。
大和高田市から葛城市へは横大路を進んで行って近鉄磐城駅の手前で国道168号線へと入る、北へと進んで途中で国道から分かれて近鉄当麻寺駅へとたどり着く。駅から続く参道を進んで行くと相撲館けはや座がある、葛城市は相撲発祥の地とされているが、「けはや」とは何ぞや?と思って調べてみると・・・↓↓↓
「大和の国當麻の邑に「當麻蹶速」という人物がいました。蹶速は手で角をへし折るほどの怪力の持ち主で、常日頃から「この世で自分と互角に力比べができるものはいない、もしいればその人物と対戦したいものだ」と豪語していました。天皇はその話を聞き、家臣に「當麻蹶速と互角に戦えるものはいないのか?」と尋ねたところ、家来の一人が「出雲の国に野見宿禰なる人物がいます。この人物を呼び寄せ蹶速と戦わせてはいかがでしょうか?」と進言しました。天皇は大いに賛成し、垂仁天皇7年7月7日に「野見宿禰」と「當麻蹶速」の対戦が行われました。お互いに足を上げて蹴りあい、長い戦いの末、けはやはこの試合で命を落としてしまいました。」
とのこと。この対戦が相撲の始まりとされているのですが、奈良が島根に負けてしまったと言うのは何か悔しい感じですねえ。大相撲では奈良県出身の力士、徳勝龍が2020年の初場所に平幕優勝しましたが相撲自体はまだまだ後進的な感じ、徳勝龍に続く力士が出てきてほしいところです。さて、参道を先へと進んで当麻寺にチョイ寄りしてその後は急坂を上って傘堂へ、目の前には紅葉の二上山がデ~ンとそびえている、ここまで来たなら山へ登ればいいのでは・・・と思われそうだが、山は姿を見るのがいいのです。富士山だってそうでしょ、あの姿を見るのがいいのです、登ってしまえば見ることはできないし寒いし人も多いし、まあ達成感を得られるのはいいかも知れないがそれは人それぞれですからね。
そんなわけで姿を見るのが一番いいと言うことで、二上山が一番美しく見える場所へとやって来ました、いつもの近鉄電車が見える所です。もうこの場所で電車の写真を撮るのも恒例となっているし、今年も暇があればここに来ようと思っています。この時は冬の枯れた風景、春は花が咲き始める風景、夏は田植えが終わって苗が伸び始める風景、そして秋は稲穂が実って彼岸花との交響曲を奏でる風景・・・な~んて洒落たことを言っていると、『青の交響曲』がやって来ました。冬は日が暮れるのが早い、葛城市を後にした時にはまだ高かったお日様が、もう西の空の低い位置にまで落ちてきている、広陵町辺りを走っているとちょうど太陽が二上山の頭の上にやってきて、山を金色に輝かせていた。同じ時間でも季節が違うと見える風景も変わってくる、寒くて風のきつい日だったが、最後はなかなか幻想的な二上山を見ることができました。この後も、季節ごとに変わって行く風景をまた追って行きたいと思っています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち
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