まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1860 3年ぶり南海電車まつり in 千代田工場

2022-12-12 10:24:29 | 鉄道
よろしくお願いします。















今年はいろいろな所で「3年ぶり」と言う言葉が語られていましたが、関西私鉄やJRで行われた電車まつりやイベントも3年ぶりの開催となりました。ただ、近鉄や阪神辺りは入場に制限や事前応募があったりで行きづらそう、そんな中で南海の電車まつりはフリーで入場できることだったので、自分(一人称)にとっては4年ぶりと言うことで行ってきました。国道170号線から外環への上りに苦戦しながら南海千代田駅へとたどり着くと、駅前には案内の南海職員が立っていて駅から出てきた人に会場までの道筋を案内してくれている。千代田駅から会場までは少し小高いアップダウン、歩道は行き来の人が多く車が多い国道の端を気をつけて進んで会場へとたどり着く。3年ぶりの開催、制限なしのフリーの入場可能とのことで賑わいは表からでも感じられてくる。案内された場所に自転車を置いていよいよ電車まつりの開催地へ、知ってる顔がいたらどうしよ~・・・前の職場を気まずい辞め方しているから・・・と思いながら入って行ったわけですが・・・






















3年ぶり南海電車まつり in 千代田工場


まあそんな心配は稀有でしたね、みんなマスクしているしこれだけ人が多いとなるともう誰が誰か分かるはずもない、ちょっと安心した気持ちで会場を歩き回る。それにしても3年間の鬱憤を取り払うかのような大盛況ぶり、こうなるとさすがに感染症禍が気になるところだがそこは安全対策を信用するとしよう、こちらはマスクに消毒と一応万全で入場しているわけだから。会場の模様については特に細かく説明する必要もないでしょう、写真とフォトチャンネルを見ていただいての通りです。














会場を出た後は河内長野駅へ、ここではいつものように駅から少し南に行った所にあるパン屋さん『サンライトリングブレス』へ。ここは前の仕事で河内長野に来た時によく寄っていたパン屋さん、坂の途中にあり店の前は段差になっている、相棒君を向かいの線路の柵に立てかけて店へと行くと、開店日が金曜土曜のみとなっていた。前に来たのは昨年の夏のことだったが、やっぱりこのご時勢、厳しいと言うことでそうなってしまったのだろうか。でもこの日が土曜日で良かった、もう残りは少なくなってしまっていたが何とかお目当てのパンを買うことができた。さて、帰りはもう少しだけ南海電車の写真を撮りたいと思って千代田工場の裏手へ、空宅地の上り坂の途中で走る電車を見られる場所があるのは前に来た時に知っていたので、その場で電車を待つことに。時刻表を見ると特急『りんかん』がやって来るはずだが、通り過ぎて行ったのは普通車両、表示には『特急』の文字が見えた。高野線にも無料の特急を走らせることにしたんか?と思って調べてみると・・・、ああ~、なるほど、あの事故のせいでこうなってしまっているのか。そんなわけでちょっと駆け足でお送りしました南海電車まつりに行ってきた記録、これにて終了です、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1859 吉野川分水・初瀬川工区(4)

2022-12-08 10:03:51 | 吉野川分水
よろしくお願いします。























吉野川分水巡りは初瀬川工区、いよいよ佳境に入ってきた感じですが、全部で7回くらいを予定としているのでまだまだ中盤戦、今回は川西町へと向かいます。田原本町の分水工から分かれた水路は西門川に沿って流れて一旦天理市に入りその後再び田原本町に、小さな集落の外れで分水槽をいくつか見かけて国道24号線へとたどり着く。横断歩道を渡って左手側にあるのが二階堂養護学校、と言うことはここはまた天理市に入ったと言うことか、どうもこの辺りは町の境界線がややこしいなあ。養護学校の横の細い道を進むと柵が赤茶色に錆びれた分水槽を見かける、反対側には小さな水路があり道はその水路に沿って進んでやがて下ツ道へと合流する。水路には大きな水門があって他方面からの水路もここで合流している、その横の畦道から水道の蛇口のような管がニョキッと出ていて、その流出口が水路へと見ている、と言うことは分水路はこの畦道の下を通っているのか・・・、予想の幅はいろいろと広がって行きます。


















庵治町の集落で下ツ道から分かれて西へ向かう道に入って広く田園風景が見渡せる所へ、前方には厳つい感じの京奈和道の高架が見えている。その下をくぐり抜けても田園風景、自動車道は集落や町中は避けなければならないので、結局広い場所を選んで通さざるを得なくなってしまっている。先へと進んでT字の交差点に入った所で川西町へと入り、その一角には分水槽が立っている、近くには近鉄橿原線が通っていて、近鉄結崎駅ももうすぐ近い所にある。交差点の左手側が近鉄線と京奈和道が交差する所となるが、前回初瀬川工区を巡った時にその一角に分水槽があったのを紹介しました。距離的には200~300メートルくらいしか離れていないが、2つの分水槽は全くの別路線、頼りにしている地図がなければ一緒くたに考えてしまう所でした。












近鉄線の東側、川西町の中心部を抜けて下永と言う集落へ、車が通るのも難しいような狭い道を通って神社の前を通り過ぎる。民家が両脇から押し迫るようにある細い道を抜けて近鉄線をくぐり抜けると、その先で柵に覆われた分水槽を見かける、手前には小さな水路が流れていて、ポンプを伝って分水槽内から水が勢いよく注ぎ出している。先へと進むとまた小さな集落、道は狭いが町の中心部にはコミュニティーバスの停留所もある所、さっきの小さな水路はこの辺りでも見かけるが、吉野川分水に関するものは見つけることができなかった。集落のすぐ横には大和川が流れている、地図によると分水路は最終的には大和川に注いでいるみたいだが、その場所は確認できなかった。そんなわけで初瀬川工区の川西町へと至る水路のついてはここで終わり、ただこの工区にはもうひとつ重要な路線、天理市の中心部を流れる水路があるので、次回からはそちらの方を巡って行くこととしましょう。順調に行くと、あと3回くらいで終わりかな、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.1858 岡山の旅(3)・・・出雲街道、走る

2022-12-06 08:03:11 | 旅行記
よろしくお願いします。













津山まなびの鉄道館








岡山の旅、JR津山線各駅巡りを終えて津山駅へとたどり着きました、ここでの目的は駅の裏にある津山まなびの鉄道館、園内に入ると転車台があって車庫には昔懐かしいディーゼルカーや蒸気機関車が並んでいました。家族連れもいれば自分(一人称)のようなお一人様も、たくさんの人が訪れていて、なんやかんやと言われてもみんな鉄道に心ひかれるんやな~、いいことだ~!その園内の模様についてはたくさん写真を撮ったので、フォトチャンネルにて紹介させていただいています、自分(一人称)も根っからの鉄ちゃんですわ・・・。

さて、津山まなびの鉄道館を後にしてちょっと津山の町を回ってみることとしよう。正直、どんな町か全然知らないんですよね~、鉄道の路線が集まっている所とか、大阪から出ているJR高速バスがここが終点とか、そんなイメージしかない町。橋を渡ると市の中心部、この川が吉井川、確か2019年の暮れの旅でこの川に沿って廃線跡を走ったなあ。町中は車は多いがあまり人の姿は見かけない、アーケード商店街も人の姿はチラホラでどうも寂しい雰囲気。大通りに出るとやっと活気が感じられるようになった、官公庁街を過ぎると津山城への登城口へとたどり着くが城跡は高い石垣の上、行く気にはならないのでここはスルーして先を急ぐこととしましょう。


















城下町の外れに重要伝統的建造物群保存地区と刻まれた碑があった、ここまであまり見所のなかった津山の町でやっと見かけた写真のネタになりそうな町並、行ってみることとしよう。出雲街道と記された道へと入って行くと、何とも趣のある町並がずっと続いている、この通りのことは全く知らなかった。旧街道の雰囲気が漂う町並・・・といつも当たり前のように使う形容だが、派手に観光に走っている様子もなく庶民的な雰囲気さえ感じられる所。そう言えば出雲街道は初めての道だな、走っていると島根が近く感じられてくるよう、まあ経済的にはまだまだ遠そうな所ですが。まっすぐに伸びた道が一瞬曲がり角になった所に街道の案内板があった、思い出した!!津山ってB'zの稲葉浩志氏の故郷だった、その実家がこの通りにあるらしい、これはもちろん行くしかないわな~。
















旧街道はまだまだいい雰囲気の町並が続いている、一応の目的は果たしたので後は姫新線を各駅で巡りながら美作市方面へと向かう予定。津山駅を出て次の駅である東津山駅を出雲街道を進みながら目指していたが、同時に急遽目指すこととなった稲葉氏の実家もその近くにあるようだ。資生堂の青い看板が目印のイナバ化粧品店が見えてきた、どこの町にでもあるような何気ない化粧品店、横の駐車場にはちょっと厳つい感じの車が止まっている、聖地巡礼と言ったところか。店のガラスにはB'zのロゴやポスターが貼っていて、有名人の実家を隠す様子は全くない様子、お母さんが巷では有名な方のようです。そう言えばこの旅の数日前のテレビ番組『マツコ&有吉かりそめ天国』ではお兄さんも出ていましたね、もう家族ぐるみで有名人のようです。向かいは神社の参道で本当に素朴なありふれた町並、そんな場所から日本を代表するミュージシャンが生まれているわけですからね~、これはB'zファンの知り合いにいい土産話ができたわ。さあ、いよいよ岡山の旅もいよいよラストスパート、前に一度訪れたことのある美作市がこの旅の最終目的地となりそうです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1857 チョイ撮り、なんやかんやシリーズ

2022-12-04 18:00:46 | 写真
よろしくお願いします。





前回から始めましたチョイ撮りシリーズ、これまでネタ目的ではなく何気なく撮った写真をテーマごとに開放していきます。今回も3つのテーマを取り上げて進めて行くのですが、まず言っておきます、今回は食事をしながら見ないでください・・・、では本編と行きましょう↓↓↓


【火の見櫓】















火の見櫓はもうかなり前に取り上げたことがありました、その時はネタを狙って撮った写真を挙げていたのですが、それ以降も走りの中で見かけた時はカメラを向けています。今回ここで取り上げたのは奈良県内にあるものばかり、中には以前ここで取り上げたものもありますが、長閑さが漂う集落の中に守り神のように立っています。てっぺんの場所に半鐘があるもの、撤去されてなくなっているもの、スピーカーに替えられたものといろいろありますが、まだまだいっぱいストックがあるので、小出し小出しになりそうですがまた取り上げさせてもらおうと思っています。


【水車、風車】














風車、水車はただ回っているのを見てくれ~ってあるのではなく、それぞれいろいろな用途がある働き者です・・・と言っても、テクノロジーの時代となった今では役目も追われがちになってしまっています。水車は大きなものから小さなものまで、まあ1番目、2番目の写真にあるのは水車のカテゴリーに入れていいのか分かりませんが。真ん中あたりでは琵琶湖の烏丸半島にあった風車の写真を貼っていますが、あまり役に立たなかったせいで廃止、撤去されてしまいました。在りし日は浜大津からでもぼんやりと見えて、ああ~、あっこが烏丸半島やな~、とすぐに目的地が分かるいい目安だったんですけどね・・・。


【ならまち、きたまち】














ラストゾーンは何気ないものと言うより何気ない風景という感じでのお送りです。まずは上から5枚目までは、ならまちの元興寺前ににある酒屋さんから、派手に貼られた手書きの広告、懐かしい感じのポスターにガチャガチャ、ここは以前登録有形文化財巡りで取り上げたこともある、れっきとした登録有形文化財です。さて、場所を変えてきたまちへ、この辺りは観光地という感じはなく庶民的な町、狭い通りへと入って行くといろいろと面白い看板を見かけます。街角の小さな理容室の前にある看板、これは青芝フックさんですか、昔競馬中継の司会やってはりましたね・・・、ってちょっと行った所にあるこのイラストは何や~?お食事している方、ごめんなさい、最後はお口直しに県庁前で看板と同化している鹿の姿で和んでください、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.1856 滋賀の旅2022年秋編(1)・・・まずは宿題の片づけに

2022-12-01 08:19:54 | 旅行記
よろしくお願いします。

















滋賀の旅、秋は10月の中旬の休日に走りました、本当は9月の三連休中に行くはずだったが雨で予定が狂い、10月の三連休もまたや雨、予定が狂いっぱなしの中でやっと晴れた日に行くことができました。いつものように奈良駅から一番の電車で京都へ、2分の乗り継ぎで米原行に乗車の後は少ない睡眠時間を取り戻す時間、あっと言う間に米原駅へと到着しました。ここからは北陸本線に乗り換えて長浜駅まで、なのですが乗車した列車は京都からやって来た電車、結局2分の乗り継ぎをしなくても良かったわけです。走り始めは長浜駅から、まずは湖岸道路を進んで行くことに、お城の天守閣がきれいに映えるほどの青い空、間もなく左手側には琵琶湖が見えてくる。だんだんとテンションが上がってくる走り、今回の巡りの目的は上の写真にもあるカントリーエレベーター、昨年あたりから滋賀を走っていてよく見かける大きな建物が気になり始めました。















ところで「カントリーエレベーター」とは何ぞや?と思って調べてみると↓↓↓

「カントリーエレベーターとは穀物の貯蔵施設の一種のことである。巨大なサイロ(貯蔵ビン)と穀物搬入用エレベーター、穀物の乾燥施設及び調製施設などからなる。」

まあ見た感じそんなものかな~、と言ったところ、更に地図で検索してみると滋賀県や岐阜県に結構多い。この前三重を走った時には雨宿りで助けてもらいました、ちなみに奈良では桜井に1軒あるだけ、大阪、和歌山には印がつきませんでした。

さて、走りの方ではJR虎姫駅を挟んで東西に1件ずつ見つけました、見つけると言っても大きいから遠目ですぐ分かりますからね。虎姫駅の近くではカントリーエレベーターの小さい版のライスセンターも見えた、その後ろに見えているのは虎御前山、久しぶりに北国脇往還に行ってみたくもなったが今回は行程が厳しいのでパス、次の目的地に向かうこととしよう。




















JR坂田駅前にあるこの日3件目のカントリーエレベーターを巡った後は、ここから西へ行った集落へと向かう、そこは昨年の旅でも訪れた世継の集落、その時はもう夕暮れ時で万葉歌碑を駆け足で巡りました。案内の看板で興味をひかれた「かなぼう」・・・この地域にある湧き水・・・は集落に5つあるが、昨年来た時は時間がなくて2つしか巡ることができなくて、次の来訪の宿題としました。今回はその宿題を片付ける来訪、小さな町なので10分もあれば終われるだろう・・・と思いきや、前回の残した3つがなかなか見つけられない。何度か案内の看板を確認して何とか残りの3つも見つけることができたが、どれも結構分かりにくい場所にあって20分近くかかってしまった、まあ探し甲斐があった、今日はこれくらいにしといたるわ・・・と負け惜しみをつぶやいて先を急ぐこととしよう。滋賀のカントリーエレベーター巡りは中盤戦、次回へと続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち