猫と魚と旅行に、ちょっと風

週末極楽ウィンドサーフィンと、
ほれほれ釣り吉&シンハーの日記。

黒鯛ラーメン!!!

2007年04月07日 | 釣り

本当は、な と和歌山に遠征しようと思っていたのですが、
近所で花見もしたいから、和歌山は今度にしました。

・・・の代わりとして、

今日は朝5時に到着。もちろん、芦屋浜です。

対岸や西宮側にはすでに数人がモゾモゾ。
早速仕掛けをセット。今日は4ヒロ半で開始。底撒きでエビもじゃんじゃん撒きまくり。

しばらくアタリもないので、先日FMaxで購入した竿受(これは便利だ)に竿を置いてあったかいお茶を飲む・・・


で、ちょっと気になったので手摺りから覗くと、ウキがナイッ!

慌ててあわせると、グぅーっと重いだけ。アレ!?根がかり?
でもゆっくりあがってくるし。重たいけど、生体反応がない!?
リールまいてると、下からヌボォ~ってチヌが出てきた。42cmのプリプリ乗込み。
タモに入ったとたんにバシャバシャと暴れだしたけど、こいつ寝ぼけてんちゃう?」ってくらい静かにあがってきた。
6時半ごろの出来事。





さて、このチヌ。
お昼に家で3枚におろして、残ったアラで出汁をとり、
そのアラをバターでいためてから戻して作る、例のお味噌汁。
今回はラーメンにして食べた。


名づけて:






いやぁ、マジで芦屋街道のラーメン屋に負けないくらい、ウマイっ!
チヌで採った出汁は濃厚なバターとすごく相性がいいよう。我ながらビックリ。
今まで家で作った魚料理の中で、間違いなく最も美味しくできたひとつだろう。




***


ということで、釣りに話しを戻します。
6時半ごろに一匹目のチヌが上がったので、心に余裕ができてます。
一匹いるのといないのでは、ほんと精神的に違いますねー。

ちょっと底狙ってみよ・・・と矢引き下げてウキをチョンと際に落とします。

今日は波もなくて、海面がペタっとしてるのでウキが出すわずかな変化もわかります。

おっと、忘れかけ。底撒き。底撒き。底撒き。

やっぱり一点集中・絶え間ないシラサ撒きは、効きます。

ウキがモゾッ。

フゥーっと、ゆっくり下に下がる。。。。

トップが入りそうになったところで、ポコっと浮き上がった。。。

直後にスゥーっとまたゆっくりとウキが海中に沈んだので、

ビスィッとアワセると、竿がんぐぐぐぅぐ~としなった。

よっしゃーっ!っと思わず声に出したとき、道糸から竿を通して伝わる感触が、
ブルブルブルブルっー、ングググゥ、ブルブルーって、なんか違うのです。
でもめっちゃひきよるので、慎重に浮かしたらなんと!!!




芦屋でこんなでっかいのは初めて見たし、もちろんこんなでっかいの自分自身も初めて釣った。
なかなかのビックリです。



めちゃくちゃ気をよくしたので、うりゃぁ~っと底撒き・底撒き。

同じところを流すとすぐにウキが、

チョチョチョン、ツツ、スゥーーーーっと海中に入ったんで、ビスゥイッとアワセ。

ぐりぐりに走りだしたのは元気なハネ。

しかし、げんきんなもので、今までやったらこの時点で、
動機息切れ心拍数200必至だったのに、今日はものすごく冷静。
ほんとに慣れって怖いですねー。

その後、しばし休息時間がやってきたので、おにぎり食べて一息。
9時ごろになるとポツリポツリと小雨が降り出したので、今日はもう納竿かなぁ、
ってボヤっとしながらウキを見てると、

スパッ!

ハッ!?

ものすごい勢いでウキが海中に引きずり込まれていくのが見えたので反射的にアワセ。

アワセた力の倍の力でサカナが竿を曲げた。
おもっ。

グリグりーーー。
ガッツガッツガッツ。
ゴゴゴン、ッゴゴゴンと下へ下へ竿が引っ張られる。

おおぉっ!チヌや。

竿が折れるんちゃうかと思うくらい曲がってて、道糸からピューンって音。
慌ててドラグを緩める。

ジィーーーってイワシながら、今度は右のほうにものすごい勢いで走り出した。

って、ハネ?

何度かの締め込みをいなしながらリールを巻いてくると、
海面下3mくらいのところに見えた、体高のある「銀」。

やっぱチヌやん。しかも結構デカイ。

こいつはめちゃくちゃ元気で、海面に顔を出してからも何度か豪快り、
他人(魚)が入ったタマには絶対入りたくないといわんばかりに拒絶。
しばしのやりとりの後に収まったのは、これもプリプリの45cmでした。





ということで、本日の釣果はご覧の通り!
午前10時半に納竿。






芦屋での快挙です。
アイナメは今晩のお楽しみ。




芦屋浜の水道には、何種類かの桜がささってて、9割くらい咲き乱れてました。
しかし、せっかくやのに、この雨じゃなぁ。。。。