大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

三峰神社と怪談ナイト2017ほぼ居眠りせず

2017年11月05日 | 日本の旅/温泉

11/2、本日は夜中からクラブチッタの怪談ナイト。
家の用事で休暇をとりましたが、何と11時前に用事も済んでしまい
夜に備えて仮眠を取ろうかとも考えましたが、
余りにも良いお天気だったので寝るのはもったいない気がして…。

……そうだ、三峰神社へ行こう!!

ここ数年、行こうと思いつつ行っていなかった
関東一のパワースポット、三峰神社!!!

▼三峰神社の駐車場から三ツ鳥居に向かう道
 漫画の集中線のような雲が出ていた。

しかし、三峰神社は遠い…。

家から池袋までは約60分。
池袋から西部秩父駅まで特急で78分。
西部秩父駅から三峰神社まで急行バスで75分。
急行とはいえ路線バスで75分なんて、遠い…。

池袋を12:30の特急で出て、三峰神社に着いたのは15:16頃。

帰りのバスは16:30発(最終)なので見学時間は約1時間。

見学時間1時間というと、炳霊寺(へいれいじ)を思い出すが
なんだか、蘭州から炳霊寺に行くよりも遠く感じた。

鳥居の両サイドに更に小さい鳥居がついている三ツ鳥居は
珍しいものだそう。

鳥居の前には阿吽のお犬さま(狼らしい)が鎮座しておりました。
その昔、白い狼がヤマトタケルをこの地に導いたという伝説が
あるそうですよ。

三峰神社の由来はこちら

▼この階段を上ると遥拝殿(ようはいでん)

三ツ鳥居の坂道を進んで右の階段を上ると「遥拝殿」。
遥拝殿からは妙法ケ岳山頂の奥宮が拝めるということでしたが
どこが奥宮かわからず、筋斗雲のような雲が印象的(笑)。

 ▼随身門

▼随身門を守るお犬様。阿形

▼同じく、こちらは吽形

随身門を入ると空気が変わるというが、スピリチュアルな事に
縁のない身には全く分からず…。
ただ三峰神社はバス停のある駐車場から既に清々しさ満載で
パワースポットなんだろうなぁという感じはしますよ。

▼三峰神社拝殿

▼拝殿を守るお犬様はかなりな迫力

▼拝殿前の御神木

▼手水舎…日光東照宮の如く彩色されている

▼手水舎の天井には龍神様

階段の下から以下拝殿の写真を撮っていた時、二度、
画面にモザイクノイズが入った。

別にデジカメが壊れているということもなく、過去画面に
ノイズが入るんなてことはなかった。
衛星放送を見ているときにも豪雨や雷で電波の受信状況が悪く
なると画面にモザイクのノイズみたいなのが出るでしょう、
ちょうどあんな感じのものが、二度出ましたよ。

こんな画面は初めて見たので結構ビビリました。
そして、写真にも少々動揺が(笑) 

写真を撮るなということなのか、はたまた御眷属さまのお出入り
でもあったのでしょうか。

今回の参拝で唯一、神秘的な力を感じた瞬間でした。

それから、拝殿周辺では時々ヒノキの香りが漂ってくることがありましたが
どこかに檜の木があるのでしょうか。 

御神木には触れられるのですが、こういう神聖なところに来ると
邪な願いは思い浮かばないようで、とにかくパワーだけいただく
ことに…。

16:30のバスで三峰神社を後にして、池袋にたどり着いたのは
20時少し前。

いや~、遠かった。そして疲れた。

いえ、なんか疲れたというより妙な感じ。

地に足が着かないというか、なんというか。

帰宅直後に突然雨が降り出す。それも豪雨というべき降りっぷり。
帰宅が一分遅くてもズブ濡れになっていたから、
これも神様のご加護かもしれない。

そして今夜は怪談ナイト2017。クラブチッタで25時開演なので
3時間ほど休んで雨の中出かけました。

最近は寄る年波で、怪談の半分は居眠りをする惨状でしたが、
今年、ミステリーナイト25年目は三峰神社のご加護か、
ほぼ居眠りをせずに、朝まで稲川怪談を満喫できました。

…これは本当に凄い!!!!

三峰神社とミステリーナイトの興奮冷めやらぬ翌朝、
8:00を過ぎても眠くならず。このパワーはいったい…。

来年も怪談ナイトの日に三峰神社詣でをしようかな(笑)。


伊豆山神社

2007年04月01日 | 日本の旅/温泉

世間は春休み。
我が家の甥子さまも遊びに来ていたので、ちょっくら熱海まで温泉旅行に行ってきました。

伊豆山神社は源頼朝と北条政子が密かに逢瀬を重ねた処だとか。
子供の頃から何度となく熱海に来ていますが、伊豆大権現にお参りしたのは今回が初めてだったなんて、ちょっとビックリ。

熱海なんて、湘南の外れ在住者にとっては有り難さのない温泉地ですが、我が家の甥子さま、人呼んで骨格標本兄弟(骨と皮だけしかないの??という位痩せています)は大喜び。こんなに素直でかわいいのも、あと数年ってところでしょうか。

しかし、温泉とマッサージチェアが大好きな小学生と幼稚園児ってなんとなく変だ…。


秋田リベンジ~プラザホテル山麓荘~

2005年10月12日 | 日本の旅/温泉


プラザホテル山麓荘

今回のホテルはプラザホテル山麓荘
田沢湖駅から、乳頭温泉行きバスで30分程の杉谷地(すぎやち)下車、目の前。バス代610円。乳頭温泉に向かう道路から一段窪んだところに建っているが、道路からホテルに下る途中、かなり厳しい"畑の香水"臭がする(笑)。中学の頃、通学路の途中の畑で春になると嗅いでいたあの香りだなぁ。懐かしいっす~。でも、畑なんか無いみたいなのに何で?酵素風呂の関係??

ここのホテルには酵素風呂なるものがあるらしい。JRパックを利用している場合、一回無料で入れることになっていたが、客室に案内してくれたお姉さんの話だと、有料という触れ込みだった。営業部とフロントの連携が取れていない感じだねぇ。フロントサイドにパック内容が通達されていないか、一般客とJRパック客の区別が出来ないシステムになっているのか(笑)。こういう点を見るとこのホテルのサービスはいまいちって感じかな。特に入りたいという希望もなかったので何も聞かなかったけど(←こういう客が居るからサービスの向上に繋がらないのかもしれないが…)。JRのカタログには、チェックイン時に酵素風呂の予約をしろと注意書きがあったけど、「自己申告しないと、このサービスは受けられません」というのを婉曲的に断っているのかもしれない(笑)。

……こんな風に勘ぐってしまうのは職業病かも…

JRのパックだと本館と西館が選択できる。今回は時間が迫ってからの申し込みだったので、西館しか空いていなかった。本館と西館に違いがあるのか不明だが、一部屋の定員は西館の方が1、2名多いから、広さは違うらしい。案内された部屋は12畳超えの広い部屋だった。

……これを二人で占有するなんて、なんて贅沢…

根っからの貧乏人なので、ちょっと感動(笑)。学生時代は一人一畳って感じだったし。なんか、友達と来る温泉って合宿のイメージが強いんだよねぇ。

部屋は広いが、備え付けのお茶はかなりマズかった。最近ティーバッグ形式のお茶が多いけど、ここの茶筒にはかなり質の悪い番茶が入っていた。生まれてこの方、こんなに不味いお茶に遭遇したことはない。何度か淹れ方を変えて挑戦してみたが、味も素っ気もない感じだった。番茶も出花って言うじゃない、摘み残しの質の悪い茶葉でも、普通は一煎目位は味が出るはずなのに…。最終兵器、熱湯、茶葉多目ってのも試したけど、香りが出ない、味も渋みもでない(笑)。ここまでお茶のランクを落とすなら、部屋には置かない方がいい。こういうお茶を出されると、歓迎されていない気がするから。

なーんて、悪口書いちゃったけど、お茶以外に関しては、普通の良いホテルでした(笑)。食堂の仲居さんはフレンドリーで明るいおばちゃん達だったし。お茶好きの人は、好みの茶葉持参で行けば問題解決です。


秋田リベンジ~生もろこし~

2005年10月11日 | 日本の旅/温泉


唐土庵の「生もろこし」と「ふかしもろこし」

抱返り渓谷をだらだら回り、帰りがけに抱返り神社をお参りして14:50。観光を終えた辺りから、微妙に雨も降り出したので、駐車場脇の亭(あずまや)でしばし一服。Kちゃんが持参した松露饅頭と坂角の煎餅、先ほど角館でゲットした「ふかしもろこし」が三時のおやつ(笑)。唐津名物松露饅頭は、松林に自生するキノコ(松露)を模ったお饅頭。あんこが美味です。秋田で中国茶!とか言っていたので買ってきてくれたのかな(笑)?

「ふかしもろこし」は、角館で有名な生もろこし屋、唐土庵(もろこしあん)のふかし饅頭で、なんと言っても、モチモチした皮が絶品。温泉饅頭の皮がちょっと厚めで、しっとりモチモチしてる感じ。その皮の中に白餡、白餡の中に生もろこしが詰まってます(写真参照)。甘さは控えめって感じです。

今回の角館は、比内地鶏の親子丼、佐藤養助商店の稲庭うどん、唐土庵の生もろこしが目的でした(笑)。抱返り行きバスに乗る前に少し時間があったので、唐土庵角館駅前店で生もろこしを見ていたのですが、試食に出された「ふかしもろこし」が超美味だったので、先ずはおやつに一箱買ってみたんですねぇ。6個入り630円。

……山の中で食べる饅頭もいいもんだなぁ

なんて思いつつも、ふかしもろこしのパッケージに封入されていた、唐土庵の商品を物色(笑)。土産の購入個数を決定する。ふかしもろこしの姉妹品で、「もろこしこまち」というものもあるそうだ。ふかしもろこしの茶色の皮部分が、あきたこまちになっているというから、餅菓子か?

饅頭とお茶でまったりした後、バスで角館経由、田沢湖へ。

角館→田沢湖は新幹線で15分、1090円。各駅停車でも時間的には10分ほどしか差がないから、320円でいけるローカル線に乗りたいけど、日に2本じゃ乗れないよねぇ。田舎の人って本当に車が足なんだなぁと思う今日このごろ。ずーっと首都圏で暮らしてると、こういう地域があるってことに気づかないもんねぇ。

でも、角館→田沢湖が1090円ってのはなんで?Yahoo!の路線検索で確認した時には、1560円だったのに。角館駅の自販機で田沢湖指定したら、1090円だった。差額は指定席代かな?

角館駅、16:42発のこまちは13分程遅れて到着(^_^;)。

田沢湖駅からホテルまでは路線バスを使う。去年は距離感が判らない上、大雨だったので、駅からタクシーを使ってしまい、思わず5000円も出費してしまった。
今年はこれを避けたいのでバス&得意の徒歩を活用予定だが、乳頭温泉行きバスは一時間に一本(T^T)。17時代は17:15発のみなので、この新幹線が遅れると一時間以上待つハメになってしまう。

……16:57田沢湖着のこまちが13分も遅れたら、バス、ギリギリじゃん(T^T)

なんて考えていたら、17:05田沢湖駅着。角館~田沢湖って10分で走れるんだ。

……やれば出来るじゃん、こまち~

途中スピードを出して遅れを取り戻してたのねぇ。どおりで、列車が揺れると思った…。


こまちがガンバると、田んぼも流れる(笑)


秋田リベンジ~抱返り渓谷その③~

2005年10月05日 | 日本の旅/温泉


ああ、何て素敵な水の色…曇りなのに!!

抱返り渓谷は本日で最終回でございます(笑)。

紫とKちゃん計2名の抱返り渓谷探検隊は、水溜りに注意しながら、まるでバレエでも踊るかのように(いや、そんなに優雅ではない(笑))、飛び回りながら、遊歩道を進んでいきます。真夏の暑い中であれば、木陰の遊歩道は涼やかかもしれませんが、雨上がりの木陰は、溜まった雫の絨毯爆撃でちょっといただけない感じ。


岩肌から染み出す湧水

遊歩道途中には、岩肌から染み出す湧き水が、かなり爽やかさを装っております。

……夏の暑い最中だったら、命の水なんだろうなぁ~

秋田の水はかなり美味しいですが、気候も涼しいこの時は、ありがたいはずの湧水も生ぬるく感じ、あまり感動が(笑)…。でも本当に秋田の水は美味しいです。前回友達の家にお邪魔した時も、その水の冷たさ、美味しさに超感動しましたもの。ああ、この水で中国茶を入れてみたいなぁと切に感じました。今回はホテルでくつろいでいる時に飲もうと、台湾の「杉林渓」の上モノ茶葉持参です(笑)。

岩肌に穿たれたような、所々橋で結ばれた遊歩道は、言うなれば蜀の桟道ってイメージ。以前は、夏瀬温泉(前回のYahooMapか秋田自然保護課Map参照)まで通行OKだったらしいけど、現在は土砂崩れ(?)等で回顧の滝(みかえりのたき)のちょっと先で通行止めになっています。


回顧の滝

回顧の滝に至るまで、二箇所ほど岩のトンネルを通りますが、そのうちの一つが内部でカーブしている為、出口/入口の光が届かず、入ると真っ暗闇!!道の真中は水溜りで通れない為、当然端を通るわけですが、暗黒の世界で眼か利かない為、頭上にはかなり要注意です。私は岩肌で頭、打ちました(T^T)。このトンネル、入口付近にあまり効果の無いライトが一個ついているだけなので、中央部に進むと本当に真っ暗。もう少し考えてライトを増やして欲しいものです。晴れた日でも多分中は真っ暗だと思うよ…。

トンネルを抜け、橋を渡り、回顧の滝に到着。滝の付近は溺れてしまいそうな位マイナスイオンで一杯です。ああ、暑かったら別天地なんだろうなぁ…。

去年の春、この辺の情報を収集していた時に、どこかのHPで抱返り渓谷から夏瀬まで散歩して、夏瀬温泉に日帰り入浴したって手記があったので、絶対夏瀬温泉で日帰り入浴と決めていたんですが、土砂崩れの通行止めと、夏瀬温泉の閉鎖で目論見は外れました。…といっても、去年は大雨だったから、通行止めでなくても行けなかったと思いますけどね(笑)。
現在夏瀬温泉は、経営者が変ってリニューアルオープンしています。乳頭温泉で女性一番人気の「妙の湯」が経営しているとか。鄙びた夏瀬温泉も見たかったけど、綺麗な夏瀬温泉もそれはそれで良し。洗い場にはポーラ化粧品のシャンプー、リンス、ボディ石鹸が置かれ、ドライヤー完備で、至れり尽せりの温泉なんだろうなぁ…。通行解禁になったら、夏瀬温泉まで歩いていって日帰り入浴したいなぁ。


秋田リベンジ~抱返り渓谷その②~

2005年10月04日 | 日本の旅/温泉

…昨日の抱返り渓谷の続きです。

yahoo Mapの抱返り近辺秋田県自然保護課提供抱返渓谷地図

角館駅前を3分ほど遅れて出発したバスは、予定通り13:30ごろ抱返り渓谷到着。角館駅前から終点抱返りの運賃は580円。折からの空模様の為、バス停前の駐車場には車もまばら…というか、3台しか止まっていなかった。この閑散とした駐車場は去年と同じ風景だが、今のところ雨は止んでいるので、一歩前進(笑)?
駐車場を横切って進むと、先ず抱返神社が姿を現す。この神社に祭られている神様は忘れてしまったが、雨乞いの神様だというので、我々はよほどこの神様に愛されているものと思われる(笑)。


抱返神社/去年より少し整備された感じがするのは気のせい?

抱返り渓谷は、角館~田沢湖間をJR田沢湖線に沿うようにして流れる玉川の渓谷。玉川は雄物川の支流らしい。この遊歩道、元は秋田杉を切り出して運ぶ為のトロッコ列車が通っていた道で、現在は観光用の遊歩道として整備されている。(トロッコ列車の道というのは、何かで読んだ気がするんだけど、出典が明らかでないので、もしかしたら違う場所の記憶とゴッチャになっているかもしれない(苦笑)。比内地鶏の間違いもあったので、話半分って感じで聞いてね(笑)。)


遊歩道の入口/神の岩橋

神の岩橋を渡ると、砂利道の遊歩道。雨上がりでぬかるんだ遊歩道は、防水でないスニーカーで歩くにはかなり気を使う。

……ああ、厚底のビーサンか、長靴で来るんだった

既に雨上がりなので、本日の雨っぷりは判らないが、去年に比べれば水溜りは少ないように感じる(苦笑)。でも道の真中は水溜りなので、歩けるのは道の両端。川側はかなり危ないところがあるのでスリル万点(笑)。去年、写真を撮りながらといえど、1.5キロの道程に30分近くかかったのは、この水溜りのせいだったと思い出した。


茣蓙石

上の写真は、茣蓙石(ございし)。茣蓙が敷けるくらい大きく広いのでゴザ石というらしいです。しかし水面の色綺麗でしょう?前回の駐車場の写真でもおわかりいただけるように、かなり酷い曇天だったんですが、水はこんなに青いんです。
去年の土砂降りの雨でもこんな感じなんだから、晴れたら、そりゃあ綺麗なんだろうなぁと思うのが人間ってもんで、絶対晴れた水面を見てやる!と考える私の気持ち、判っていただけるんじゃぁないかと…(笑)。


秋田リベンジ~抱返り渓谷その①~

2005年10月03日 | 日本の旅/温泉


暗雲立ち籠める抱返り渓谷(笑)

我が家の近所で夜半に行われている道路工事は、水道工事であることが判明。バス通りなので終バスが行ってから始まる工事なんすよ~。と、言うわけで、相変わらず寝不足の紫でございます。

前回の秋田リベンジ角館編で、比内地鶏につきまして、間違った情報を流してしまいました。こちらを借りてお詫びいたしますm(_ _)m。「比内鶏」が天然記念物で、「比内地鶏」が養殖(?)ということです。 友達に聞いた話を、私が逆に覚えていたのかもしれません。Yくん、ごめんね(^_^;)。

国の天然記念物は「比内鶏」。
「比内地鶏」は比内鶏と外国産鶏との一代雑種。

※参考
・比内鶏@Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E5%86%85%E9%B6%8F

・消費者相談Q&A@農林水産省
http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/qa/alt/altqa021212.htm
↑ご指摘いただきました、通りすがりさん、ありがとうございました

 さて、秋田角館編のつづきです。
秋田初日の目的地、コバルトブルーの水面が、それはそれは美しい景観を醸し出す「抱返り渓谷」は、角館駅前から路線バスで30分弱。このバスも日に数本なので、乗り遅れると大変です(笑)。

……なんか、昔の中国の旅を彷彿とさせるなぁ
……こんな所も、秋田が好きになった要因の一つかも(笑)

13:01分発のバスは、黄金色の田んぼを抜け、30分程で抱返り渓谷前の駐車場に到着。返りのバスは15:40発。徒歩観光者の抱返り渓谷へのアクセスは、角館からバスを利用するコースと、田沢湖線神代(じんだい)駅から徒歩60分コースがある。

去年の夏は、大雨の中、抱返りから神代まで歩いてみた。多分60分もかからなかった。日に数本しか停まらない神代駅は当然無人。
草叢の中にぽつんとあるプラットホームは、田舎~って感じでかなりノスタルジィを感じる。なんかねぇ、この駅凄く好きなんですよ(笑)。

神代駅好きな私の、理想的な回り方としては、角館駅13:01発→バス→抱返り13:30着、抱返り~徒歩~神代駅15:37発→田沢湖線→田沢湖駅15:49着。抱返りには去年来ているので、即効回って、お天気の回顧の滝(みかえりのたき)&コバルトブルーの水面を撮って、駅直行で神代駅激写。
2時間あれば、私とKちゃんなら多分楽勝。
時間を気にしながら、必死の形相で田んぼの沿道を歩くのも、是一興(爆)。
中国には劣るがかなりのスリルを味わえること請け合いだ…。

と、思っていたが、今回荷物を角館駅のコインロッカーに突っ込んできたので、バスで角館に戻るぶらぶらのんびりコースになった。

折からの雨で抱返り渓谷の晴天リベンジはならなかったので、神代駅はまた来年の楽しみにとっておく(笑)。中国もそうだったけどねぇ、私は嵌ると一辺倒なんですよ。絶対来年、抱返りリベンジします。

抱返り渓谷の紅葉は10月末~11月半ばで、こんな感じになるそうです

 


秋田リベンジ~角館~

2005年09月30日 | 日本の旅/温泉


桧木内川の川辺

11時ごろ到着した角館は小雨。
……去年の7月と同じ感じ

駅舎を出て左側のコインロッカーに荷物を預け、武家屋敷方面に向かう。武家屋敷は去年散策済みなので、今回はお昼を食べたら、抱返り渓谷へ直行予定。駅からブラブラ歩いて、春には桜が咲き乱れる桧木内川河川敷へ行ってみる。前回同様灰色の風景でリベンジならず(笑)。

お昼の候補は手打ちそばと比内鶏の親子丼。

……そばか?親子か?そばか?親子か?

検討の結果、やはり比内鶏の親子丼になった。よく「比内地鶏」って看板出してるお店があるけど、比内地鶏は天然記念物なので、食べたら捕まるそうです(笑)。正確にいうと「比内鶏」だって秋田出身者が教えてくれました。

……ふーん、そうなんだ。

天然記念物といえば、私の中ではオオサンショウウオとカブトガニ…。オオサンショウウオは食べてみたくないけど、カブトガニは食べてみたい(笑)。カブトガニは台湾に行けば食べられるそうなので、そのうち行ってみよう。「台湾でカブトガニを食べる」ツアー。だれか行きませんか(笑)?

話は戻って、ガイドブックに載っていた角館町役場側の「藤八堂」で親子丼のランチです。
「藤八堂」というからには、古~い感じの伝統的な作りの外観を期待したんですが、なんか、新しい感じ。しかも入ってみると、入口付近は喫茶店でかなりモダンな作り。ちょっと奥に入るとお座敷があって、和洋折衷って感じかな。
最初、親子丼に期待できるか、不安に思ったんですが、出て来たのは、卵フワフワで美味しい親子丼でした。
ちょっと比内鶏の歯ごたえがありすぎって感がなきにしもあらずですが(笑)。


比内鶏の親子丼セット1490円(1450円だったかも…)


秋田稲庭うどんの双璧、佐藤養助商店


秋田リベンジ~秋田新幹線こまち~

2005年09月29日 | 日本の旅/温泉


田沢湖駅/巨大な龍の頭が子供に恐怖を与えていた(笑)

7:20に発車したこまち271号は一路、秋田へ向かう。
定刻通りの発車なんて、さすがに日本は凄い!!
大宮、仙台を過ぎても、いい秋日和。今回は晴れ女の勝ちか?と思ったが、盛岡を前にして雲行きが怪しくなる。車窓を流れる風景が、水墨画調になってきた(笑)。

……昨日の天気予報だと15時位まで雨だったもんなぁ

……晴れ女轟沈(笑)

東北新幹線は盛岡で秋田方面行きと八戸行きに分かれる。
先頭6輌が秋田新幹線「こまち」で、その後が東北新幹線(?)「はやて」だ。「はやて」に「こまち」がくっついているのか?「こまち」に「はやて」がくっついているのか?は乗客の主観によって変る。

私の場合、秋田に行くので、「こまち」に「はやて」がくっついているイメージだけど、ネーミングとしては、「はやて(疾風)」の方が断然カッコイイ。時代小説に出てくるストイックで美形の忍者って感じ(笑)。しかも、新幹線らしく、すごく速そう。

秋田新幹線「こまち」、略して「あきたこまち」は、お米??って感じ。こまちの由来は小野小町(雄勝町に隠棲したという伝承が残っている)だろうけど、今のイメージだとお米が定着している感がある(笑)。最近はコシヒカリより「あきたこまち」。美味しいし、少々長めのフォルム(粒の形状ね(笑))が素敵。そして何より、コシヒカリよりリーズナブル!あきたこまち万歳(笑)!

冗談はさておいて、秋田新幹線、好きです。だって、盛岡以北って新幹線というより、在来線なんだもん(笑)。単線だし、車輌の直ぐ横に、木立が迫っていて、景観がかなりよろしい。goodです~なんかねぇ、ホッとする風景なんですよ。都内で仕事に疲れた眼もかなり癒されます。新幹線が単線だなんてぇ…。日本も捨てたモンじゃないなぁ。やっぱり田舎って憧れる!!


秋田リベンジ~その②~

2005年09月27日 | 日本の旅/温泉

 23日朝、昨夜の天気予報では東京は雨っぽかったが、晴れていた。
さすがに私は晴れ女(笑)。
この天気が秋田まで続いてくれればいいのに~と思いつつ、東京駅へ。
最近夜半に始まる近所の道路工事(?)のおかけでかなり寝不足。
……あんたたち、何やってんの?
と聞きたくなる程の地響きと振動とコンプレッサー音に悩まされながら、浅い眠りのまま、気づくと朝だった(笑)。連日の寝不足が祟って、遅刻の嫌~な予感があったので、相棒のKちゃんとは列車内で待ち合わせることになっている。
工事のおかげ(?)か、寝過ごして列車に乗り遅れるなんてことにはならずに済んだ。ある意味ラッキー(笑)。今のご時世、ポジティブシンキングでなければ生きていけない。

目指すは、こまち271号東京駅7:20発秋田行き。

発車30分前に着いてしまったので、駅構内をブラブラしてみたら、電光掲示板に表示されるこまちは8時台まで満席。流石は三連休。乗り遅れたら、次の列車で追いかけるどころではなかった。

……寝坊しなくて良かった

新幹線口近くのコンビニで、おにぎり2個とお茶を買い乗車。車内で相棒のKちゃんと待ち合わせだが、発車間近になってもKちゃん現れず…。

……寝過ごしたのかな???
……追いかけてくるとしたら何時の列車だろう
……待ち合わせはどこがいいかな
……詳しくは、携帯メールで話せばいいか。つくづく携帯って便利だなぁ~

なんて次の策を練っていると、発車間際にKちゃん到着(笑)。私が思うに、Kちゃんは雨女っぽい(笑)。晴れ女と雨女が戦うと、だいたい曇りになるが、去年は土砂降りだった。シーズンの問題もあるかもしれない。

先ずは佐竹家の城下町、角館へ向かう。角館到着は10:58着予定。
佐竹家については足利尊氏の頃からしか記憶に残ってなかったが、源平時代、既に大大名だったらしい。当時の佐竹家当主が平宗盛と仲良しだったとか。その平家滅亡で、さぁ大変と思ったら、都合よく当主が病没した為、源氏・北条の世になっても命脈を保ち、関が原では西軍についたけど、家康の名門嗜好に助けられ、常陸から東北秋田への国替えはあっても、幕末までなんとな~く細く長く(?)生き残る。ある意味、凄い強運の一族だ。名門って格式とかシキタリとか大変そうだけど、千年続く家柄ってのは、やっぱり凄い。しかも、国替え先の秋田は杉、銀、米とお金には事欠かない裕福な土地柄。財政に苦慮することもなく、のほほーんと心穏やかに過ごせる藩のイメージが(笑)。藩が裕福だからといって、領民の暮らしが楽だったかどうは不明だが、私の知る秋田の人が礼儀正しく穏やかな感じなのは、こんな背景からきているのかもしれないなぁ…なんて考える今日この頃。

平宗盛で思い出したけど、大河ドラマ「義経」の壇ノ浦は…。あちこち盛り込むのはいいけど、いったい誰を、どこを、書きたいんだ~って感じ(笑)。
智さん(平智盛)と義経に焦点をあてて、壇ノ浦に向けて盛り上げていくとか、義経はうっちゃって(笑)、平家だけに焦点をあてて滅びの美を演出するとか、話を絞ったら、もっと盛り上がったのかもねぇ。実際見ていて、義経が浮かび上がってこない。影が薄すぎるように感じる。超いい子に書かれているから、キャラに肉付けされていないっていうか、人間としての厚みがないんだよねぇ。木曽義仲の方が印象強かったじゃん(笑)。
やっぱり義経は場モノ(短編)の主人公で、長丁場の大河向きじゃないんだろうなぁ。
まあ、描き方と演出にもよるだろうけど。 


秋田リベンジ~その①

2005年09月26日 | 日本の旅/温泉

三連休に秋田旅行(抱返り渓谷・田沢湖・乳頭温泉)してきました。

…リベンジ成ったか?というと、ちょっと微妙(笑)。

でも乳頭温泉は満喫したので、半分リベンジ成功かな?

と、言うわけで、今週は秋田旅行記です(笑)。


秋田大好き…その②

2005年08月30日 | 日本の旅/温泉

 去年7月の秋田は散々でした。

………あー、かなり心残り

ってことで、翌8月に帰省する秋田出身者に便乗して、田沢湖近辺のリベンジはしたんですが(その時の模様は後日UP (笑))、

………晴れた抱返り渓谷に行っていない

………乳頭温泉も満喫できていない

ということで、この秋再び、リベンジ予定です。

交通費(往復新幹線代)と宿泊費込みの「びゅう」のパックで行きます。
こんな土壇場で、9月の連休なんて取れないんだろうなぁ~と思っていたら、なんと!!23~25日が取れました。しかも、基本27,000円+延泊11,500円。連休なのに何故か価格設定が安い。その前の週末3連休は29,300円+延泊15,900円なのに…。

普通なら、安くてよかったと思うところですが、去年の秋田のしうち(?)を考えると何か裏があるような気がしてしまいます(笑)。

何か罠があるのだろうか…。


秋田大好き…なんちゃって(笑)

2005年08月29日 | 日本の旅/温泉

一応旅行好きなんですよ。これでも。
中国(中華人民共和国ね)は、かなりの省を踏破していますが、日本国内って殆どの県を知りません…。恥ずかしながら、中国の地図は書けるが、日本の地図は書けないって感じですねぇ。日本海側が特に危ない(苦笑)。
そんな訳で、去年から日本国内の旅もしようと思い立ち、7月の連休に秋田旅行を計画。角館・田沢湖に行きました。
何故田沢湖だったかといえば、家の母が水の色が綺麗だと絶賛していたからです。
それに乳頭温泉があるから。(温泉好きなんですよ。実家近所の箱根、熱海、湯河原がホームグラウンド。…近いので、あまり旅行に行ったという気がしませんが。)

………田沢湖ってどこよ???

………どうも秋田県らしい、秋田って右だっけ、左だっけ(位置が岩手県とごっちゃになる(苦笑))

………秋田と云えば、なまはげ???

↑こういう人間なので、秋田出身の友達にチェック!チェック!!チェック!!!
どうやら田沢湖は日本一深い湖で、湖水の色が色々変化するらしい。
それから竜子姫、抱き帰り渓谷、大曲の花火大会、小野小町等のキーワードを貰って事前調査(笑)。こういうの調べるのは好きなんですよね。

………よし万全!!

と思って行ってみたらば、去年の7月の連休は素晴らしい大雨。
どこへいっても土砂降りで、田沢湖なんてガスっちゃって、タの字も見えない状態。こんな集中豪雨じゃ、露天風呂どころじゃないですよ…。一応「抱返り渓谷」だけは、ズブ濡れになりながら根性で回りましたけど。
………秋田県に嫌われているのかもしれない

………私はこんなに好きなのに(笑)

結局、田沢湖も温泉も満喫できないまま、帰って来ました。

丁度、同じ時期に福島にゴルフ旅行に行っていた友人夫婦は、絶対に元は取ると、あわや洪水の中、ラウンドしたそうです(笑)。さすがだ…。