曲院風荷脇の楊公堤(ようこうてい)から
龍井路(ロンジンロ…日本語読みだとリュウセイロ)を上がっていくと
茶葉博物館を過ぎたあたりから山道になる。
山道といっても、今は舗装されているので歩きやすい。
きついカーブを2、3曲がった右側(山側)に龍井寺がある。
~龍井寺(龍井)の牌房~ここの階段下ると龍井がある
龍井は三国の末期、呉の赤烏年間(238-250年)にはすでに知られていたそうだ。
岩場から湧き出した泉水は甘く、四季を通じて涸れないらしい。
どんな旱魃時も涸れないもんだから、土地の人は、
この泉は海に通じ、龍神の棲む泉と信じて、龍井と呼んだそうだ。
龍井の水は表面張力が強いのか(?)、棒でかき回すと、
その波紋が普通の水面と違うらしい。
今回はなかったが、波紋を起こすための棒が置いてあったりする。
以前、何度か試してみたところ…波紋の違いは判らなかった(笑)