大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

五丈原2017 おまけ壱

2020年02月12日 | 中国の旅

▼山門内側の魏延 

▼山門内側の馬岱

山門を入った右にある三義槐(さんぎかい)。
木の根元に来歴の札があったけど、、、
内容は忘れてしまった。

▼三義槐

中国では高官になると庭に
槐(えんじゅ)を植えたそうだ。
三公にあやかりたいということか、
「高官になると」というのが
「三公になると」ということなのか。

周時代、朝廷の庭に三本の槐があり
三公がこの槐に対座して執務にあたったことから、
槐が三公を意味するようになったらしい。

周代の三公は太師・太傅(たいふ)・太保で
前漢は丞相・太尉・御史大夫、
後漢は太尉・司徒・司空。

曹操が実権を握ると前漢の丞相制を復活させた。
丞相制の方が丞相に権力を集中できると
昔何かの本で読んだ。

そういえば諸葛亮も丞相だったねぇ。


五丈原2017 その⑧諸葛廟 衣冠塚と落星石

2020年02月10日 | 中国の旅

▼入場券裏の見取り図を加工したもの

正殿の右斜め後ろに諸葛亮の衣冠塚がある。
87年当時は無かったが、97年に行ったら出来ていた。

▼お馴染みの衣冠塚

衣冠塚の左に行くと将星園。
こちらもお馴染みの、諸葛亮の死に際して
落ちたという隕石がある。
なんてファンタジー(笑)。
ファンはこういう眉唾シリーズに喜んでしまう。
…諸葛亮ファンじゃないけど。

落星石と書いた碑の後ろに
隕石という触れ込みの石が埋まっている。

将星園、とてもキレイに整備された。
落星石の亭を囲むように
文臣廊と武将廊があるが、
塑像の出来はあまり良くない。

▼諸葛亮の奥さん、黄夫人を祭った月英殿

黄夫人像もガラスで保護されてしまった。
線香を焚くからかな?


五丈原2017 その⑦ 諸葛廟 正殿の配殿

2020年02月04日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

正殿の左右には小さい配殿があり、
左に姜維、右に楊儀像が安置されている。

▼向かって右の配殿

配殿内はかなり暗い。

そして楊儀の顔がかなり怖い…。
塗装の剥げ具合の問題?
ここの塑像は結構こまめに塗りなおして
もらっているが、埃のコーティングっぷりも
結構なもの。
内部が暗くてもこの明るさで撮れるのは
デジカメの御陰…特にiPhoneに感謝だなぁ。

▼楊儀…凶悪すぎる…

▼向かって左の配殿

こっちは姜維。
楊儀の配殿より明るかったので比較的写真も
撮りやすかった。
でもうっかりするとピンボケる暗さ。

▼姜維


五丈原2017 その⑥ 諸葛廟 正殿

2020年02月03日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

「英名千古」の扁額が掛かる正殿。

正殿中央は諸葛亮像、左に王平、関興、
右に張苞、廖化の塑像かが配置されている。

ここは来る度に塗りなおされていて、
いつもキレイになっている感があるが、、、
(いや、十数年周期で来ているから
たまたまってことか…?)

正殿は過去最高に綺麗。
物凄い意気込みで観光地化しようと
しているから、気合入った修復っぷりか。
(ただし、献殿の壁画を除く…)

何と諸葛亮の顔が金色に…!!!
いや、神々しすぎる(笑)。

うーーーん、柱、扉、軒下もキレイ。

▼正殿向かって左の入口

▼王平と関興

▼王平

▼関興 印綬を持ってる

▼正殿向かって右の入口

▼廖化

▼張苞


五丈原2017 その⑤諸葛廟 献殿(けんでん)

2020年02月02日 | 中国の旅

献殿内部は扁額と対聯で埋め尽くされている。

扁額の内容は武侯祠ではお馴染みのものです。

献殿上部の壁には三国演義後半の名場面が描かれている。
…その昔、かなり撮影したので今回はズームで撮らなかった。
かなり薄く退色しているし…。後日昔の写真をUPします。

献殿の奥の中庭には八角亭、その奥が諸葛亮の正殿になっている。

▼八角亭の天井とその奥に正殿の諸葛亮像が見える