大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

滕王閣リベンジ

2018年07月29日 | 中国の旅

翌朝、相変わらずの暴風雨で、ガッカリ。
'87年に来たときには、滕王閣は全面工事中で緑の幕に覆われていた。
'86年に黄鶴楼、岳陽楼は制覇しているので、何としても見たがったが、
工事中では写真も撮れない(だってフィルムがもったいない)。

▼ホテル前の撫河北路は朝から渋滞

今回は滕王閣リベンジなのに、こんな暴風雨だなんて。
九江と南昌には相当嫌われているのかも。
…と、美味しい朝食を食べながら、自分の生まれの不幸を呪って
いたところ、9時過ぎにピタッと雨が止んだ。

なんて運がいい。これも大同の仏軍団のご加護か…(笑)。

▼すっごい整備された滕王閣

滕王閣は李世民の末の弟、滕王李元嬰(りげんえい)が
洪州(南昌)の都督だった永徽4(653)年に創建した楼閣で、
武漢の黄鶴楼、岳陽の岳陽楼と並んで江南の三大名楼と称される。

なんでも滕王閣は乱世には破壊され、盛世には修復されるという具合に、
過去28回再建されているそうで、中国古建築上の奇跡といわれている。
現在の楼閣は1980年代後半に再建された29代目。
前回は28回目の再建途中だった訳ね。

滕王閣の入場料は60元(約960円)、開放時間は以下の通り。
オンシーズン(5/1~10/7)7:30-18:00
オフシーズン(10/8~4/30)8:00-17:00

前回来たときは、人民広場の側にポツンと建ってる感じだった。
この時に印象に残ったのは人民広場近くに止まっていた救急車。
中国にも救急車ってあったんだ、、、というのが正直な感想だった。

人民広場はなくなって、広ーい滕王閣の敷地になった。
滕王閣内には老人用のエレベーターがあり、確か70歳以上は
乗れるとか書いてあった気がする。

▼滕王閣上から見る広場には太極マーク

▼滕王閣内部 楽器や滕王閣ゆかりの品が陳列されている

楼閣の内部展示は黄鶴楼より、滕王閣の圧勝。
3Dで歴代楼閣の変遷が見られるムービーが良かった。
展示に関しては滕王閣の方が好きだな。

▼カン江は相変わらず強風で川面の水が巻き上げられていた。



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