10時K地所に集合。
残金を支払い、司法書士のもと、全59筆の所有権の移転登記手続きへ入った。
昨年来交渉してきた、築95年?の古民家と土地(山林など1町、農地1町、共有のため池、保安林など1町)このたび無事購入致しました。
やっとこの日が迎えられた。
自分の土地など、ただの一度も持つことのなかった自分らだったけど、いきなり大地主になってしまった。この展開には自分でも驚いている。
午後、こいけと解体二日目の手伝い。
すでに室内の米倉や天井などもすさまじい埃の中外され、今日一日で、玄関、廊下、キッチン、こいけ居室、洗面所、居間、寝室(または納戸)にリフォーム予定の全ての床をはがし終えた。
床下からは、寛永通宝や古いお皿、一升瓶などがごろごろ。お皿などは一応取っておいてあとで考えることに。
廃材が表に山のように積まれていて、がんがん燃やしつつ。古い囲炉裏を解体したら下からゲジゲジがたくさん這い出てきて一同びっくり。
新しい梁や補強の角材なども運び込まれ、まさにテレビで見てきたリフォーム番組そのもの。
あしかけ30年に渡るひきこもりの問題を抱えてきた僕、そこからこれでただちに抜け出せると思っているわけではない。
毎日それこそ朝から夕まで外での作業があるだろうけど、だからひきこもりでなくなるとも思っていない。
ただ、狭い場所からうんと広い場所へとひきこもれる居場所を探してきただけ。
生きていればこういう日もたまに巡ってくるのな。
ちょうど物件探しを初めたこの日から奇しくも一年後の今日でした。
おめでとうございます。
本当におめでとうございます。
ありがとうございます。
いつも見守って下さって本当にありがとうございます。
おかよさんのブログからも何か似たものをいつも感じています。
機織り機ではないけれど、倉庫にわらを"わらこも"に編む機械がまだ残されています。
おかげさまで、やっとここまでたどりつきました。草刈りがやっと報われました。(苦笑)人生必ずしも頑張ったら報われるってものではありませんね。でも好きなことのためなら誰にも言われなくても勝手に頑張るものですね。
僕はとにかくここから出たい、広い居場所が欲しい、自分には食べ物を作るくらいしかもうできることはない、そんな一心からでした。あの日こもれびで皆さんに聞いていただいたことも力になりました。
毎日朝から夕まで真っ黒になって作業しております。
GW中、もしお暇がありましたら、ふらっとタケノコ掘りにいらっしゃいませんか。
僕は毎日現地へ出かけています。いつでも携帯へお電話下さい。