タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

新型コロナ収束ムード漂うチェンマイにて

2020-05-04 14:00:45 | 思った事 考えたこと
都市封鎖策の効果が絶大だったのか、新型コロナ感染者を減少させ続けたタイ国
ついに非常事態宣言による禁止項目が部分的に解除される段階に入った。

夜間外出禁止令は継続されるものの、酒類の販売が解禁(8県を除く)され、理容・美容院もオープン、条件付きではあるが飲食店営業や屋台販売が再開されていて
少し明るい兆しが感じられた。

夜八時頃にもなると人影まばらになり
真っ暗闇の街には家路を急ぐ自動車やバイクばかりが目に付くのだが
解禁直後の昨晩となると、にわかに活況の兆し
行き交う人々の顔にも笑みが戻り、つまりマスクを装着していない人も多くて、
まるで以前の平和なチェンマイに戻ったかのような錯覚にとらわれた。

「戦争は終わった」
そんな明るい空気が漂う市場には子供連れの姿もちらほら
緊張が一気に解けたのか緩んでしまう空気、雪溶けムードに流されて感染第二波とならぬよう注意して欲しい。


2か月ぶりの散髪でスッキリ
順番待ちが外まで溢れていた


オジサンの手作り顔面シールド 99バーツ
こんなモノまで用意して最悪の事態に備えていたが、必要なければタンスの肥やしに


4か月ぶりの雨が降って煙害季節が終わった
ドイステープがよく見える

↑先月、AQIが300や500に迫る日も多く
まるでコロナと煙害の挟み撃ちだった


肺や喉が弱っている時に感染すればどうなるか
助かる見込みはあるのだろうか

煙無き今、もはや敵はコロナのみ
「僕たちは戦える!!」 



ジャンボ君もきれいに洗髪
気持ちいいワン!

まだ夜間徘徊すると捕まりますよ〜



今年は職場のマンゴーが大豊作
珍しく私にもお裾分けが回ってきた


仕事が激減して給料を払えるのか心配であるが
マンゴーを販売して会社に還元してもらうかな?

そう思う間もなく、我先にと未熟な実をもいで持ち帰る社員たちww


皮を剥いでみました


外は酸っぱそうな緑色、でも中は黄色のカモフラージュ種?
 
ガブ!っとな

あ、めっちゃうまい!!!

こんなに美味しかったんだ~
確かな歯ごたえ、ジュッと沁み出る果汁
口いっぱいに拡がる豊潤な香り
甘みと酸味のハーモニー


この場所に引っ越してきたのが2010年なので、ちょうど10年が過ぎました
(よくぞ潰れずに持ったものだ…)

当初マンゴーの木は2本ありましたが、そのうち1本は建屋に接触
屋根瓦を破壊したので切り倒しました

残った樹木は順調に大きくなり、今では鈴なりの身をぶら下げます
当時のマネージャーである元義姉からは、この生き残ったマンゴーは酸っぱくて美味しくないと聞かされていたのですが、なんとなんと!!!

大ウソつきのコンコンチキチキマシーン盲レース(笑)
 

ヒーシシシシ〜…

思い出したので元義姉のFBを見てみると
白装束でお寺巡りする写真とか
老いた母親にかしずき両手を合わせて感謝のポーズとか
幼い孫のホッペにチューとか
そんな善人面が満載だけど
過去の所業はすっかり忘れて幸せの中にいる宣言?
この期に及んで天国行きのパスポートが欲しいって?

人は見かけによらぬもの
マンゴーも見かけによらぬもの

とにかく若い人に言いたいのは
「見かけで判断するな」ってこと
タイ人の微笑みだとか、ホスピタリティー溢れる優しさだとか
親を大切にしている姿だとか
「それ全部演出かもしれないぞ」ってこと

善悪をすっ飛ばしても、血族の決定には逆らえないのがタイ人だし
底辺ともなると、目先の利益のためなら「仁義」など絵に描いた餅

でも、まあ無理かな
信じることは素晴らしく、疑うことは恥ずべき行為だと信じ込まされている若き日本人には判別難しいでしょう
経験者の話を聞いても「俺はあんたとは違う」、「一緒にしないで欲しい」
そう思うのが普通でしょう

コロナ収束ムード漂うチェンマイにて振り返ってみました。
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