タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

思わぬところでコロナ騒動の余波が襲ってきます

2020-05-13 10:47:35 | 日記
 日清のカップヌードルなんですが
ひっくり返すと裏側にクレーターがありました
深さを示すため、カルデラにスモモを入れてみました

日清もタイにくれば適者生存ってことでしょうか



配給の昼飯をもらうために並ぶ人たち

タイ国では都市閉鎖により県境が遮断され、人の往来が止まって1ヵ月を超えました

また生活必需品以外の営業は禁止、密接触となる営みは全て禁止
失業者が1千万人に達しているかもしれません



チェンマイお堀沿いにも配給待ちが

ソーシャルディスタンスで並びますから長い長い行列となります

木陰では濃厚接触

 

お堀沿いぐるっとをUターンして更に並びますが
この時間は、なんと朝の9時なのです

このまま40℃を超える炎天下の中を昼まで待つのですが
せっかく何時間も並んで待ったのに品切れ空手だと悔しい思いをしますからね
それで朝も早よから順番待ちなのでしょう

パチンコがどうとか、酒の販売がどうとか小さなことでグダグダ文句言ってる人に見せてあげたい気持ちですw

こういう場所が市内に点々とあります
 
チェンマイでの新たなる感染者がゼロ行進を続けてますが、すでに入院者もゼロに到達したようで、それでもすんなりロックダウン解除とはなりませんね

文句を言ったところで軍や警察からねじ伏せられるでしょうから我慢するしかありません、タイはそういう社会です

 

イミグレーション内も万全の体勢のようです

外国人はビニールの中には入れないようですね
 
在タイ外国人の人数が極端に減っているのでしょうか、余裕でディスダンシングの館内でした

私も滞在に必要な就労1年Visa更新に入りましたが
今回のは例年の厳しさとは勝手が違いますね

会計事務所のBちゃんとは朝8時に待ち合わせ、辞書のような厚みになる書類を抱えたBちゃんはナンバーB1の整理券をゲット
でも就労組は私ひとりだけ?

2時間後に書類の不備を指摘され敢えなく却下、ほぼ門前払いです


それはよくある事、最初から必要書類を明記しない流儀ですから
2回目の登庁では、やはりB-1番目
通常では整理券をもらうために朝4時頃には並ぶのですが、今回は8時参上でも余裕の1番目が2回連続です

お〜い、就労組はどこ行った?

寂しいなあ~と思いながら、新たに作成された書類に50枚ほどサインをして待つこと1時間で呼び出しがあり
更に書類のチェックで1時間ほど待たされて
で、担当者は何やらBちゃんに要求してまして、あわてたように電話するBちゃん

しばらくして現れたのが作業員のブアさん
「ええ?!」と思いましたね
なんでマネージャーではなくて一般作業員が必要なの?

ブアさんだけがビニール内に呼ばれて、何やら質問の嵐にさらされてます
ここで話の辻褄が合わなかったり、会社への不満などを訴えられたりするとアウトでしょう。
無報告の社員を雇っていたり、労働法等に抵触する証言などがあると面倒な事になるでしょうね。
ま、うちは大丈夫なので高みの見物です。

しかし一般作業員に会社書類をダダ見せしてどうするつもりでしょうかね?
労働争議でも起こさせたいのかと一瞬疑いましたが、うちの場合は吹けば飛ぶような小舟であるしクリーンですから粗を探そうにもあるわけ無いよと心配もしませんでした。
そもそもブアさん自体は好待遇ですから文句のひとつも出ないはずです。

タダでさえ超不景気なご時世、倒産したり清算した会社も多いはずですよ
やむを得ず従業員の解雇や減給処置で生き残りを模索する会社も多いでしょう
そんな時世だからこそ何かしらの不祥事をやらかしてるはずだという入管の目算が伝わってきます。

ウチのようなウイルスよりも小さな会社に全力チェックで粗を探して、何か不具合を見つけたとしても大した成績にならない筈なのですが、今年の厳しさは尋常ではありません。
 
よっぽど暇なのかなぁ、なんて思いながら待っていると30分程でブアさんが辞書級の紙束を抱えてビニール外へ戻ってきました。
手渡されたメモ用紙には6種類のダメ出しが書いてあります。
直接Bちゃんへは伝えずに、従業員廻りで伝える意味は何?
職員から無視されているBちゃん、だんだん表情がイライラして険しくなりますが
かなりの言い掛かり的なダメ出しが含まれているようです。

一番目の項目がTM-7と書いてありまして
90日レポートが5月4日で期限切れなので「罰金を払ってこい」と指令されたそうです。

はて?、忘れもしない3月22日の渡航規制日ギリギリセーフで入国してるので、次回の90日出頭は6月のはず
わざわざそちらの担当者まで出向いて質問してみると、やはり6月でいいよと赤いスタンプを押してくれました、たぶんこれでOKのはず?

そんな事も知らない入管職員がいますか?
しかも重要セクションの担当官ですから、かならず調べるはずです
この時点で「わざと意地悪してんのかなぁ…」と不安になりました

その他にも、またとんでもない要求に目眩がします

3月のこと、コロナ封じでロックダウンする時には多くの山岳民族が山村に逃げ帰りました。
逃げ遅れるとバイキン認定で追い返されますからね


こんなバリケードで、故郷の民であっても追い返されます

ろくな医療のない山奥ですから、感染=全滅という危機感が半端ありません
それでうちの従業員であるLLちゃんは、私からの許可を待たずして泣きながらチェンマイ県から遠く離れたペッチャブーン県まで逃げ帰ってしまったのです。

LLちゃんがチェンマイへ戻るにはロックダウンの解除が必要です
そんなの当然ですよね?
うちの不祥事でも何でもない

ところがですね、入管職員からすると常識が違うようなのです
新たに従業員と一緒に写った集合社員を持って来いという指令が下ったので、撮り直して添付してあったのですが、この写真では人数が足りてないと言います

「はあ?」 となりますよね
じゃあ別途で写真を送らせて、それを提出するからそれでいいでしょというと


集合写真でないと許さん!!(・`д・´)


それって、虐めですか? 

いじめ?

後の4項目が何だか分かりませんが、LHの顔色から難儀そうな雰囲気がしてます
またしても、自宅タビアンバーンの元嫁名義でどーたらこーたらツッ込まれたようで、タビアンバーンの写真を提出しました(南海同じ説明をやらせるんだよ…)
そもそも、そんな不動産を所有しているのが元凶なのですが、肝心な質問には「チャン・マイル-」で答えをはぐらかす関係者にもイラつきますねw

その他にも、スタッフの名前の綴り間違えが指摘されて、タイ語の文字は複雑なのですが一言一句間違えてはならんというお達しがあったようで
書類の作成やり直し命令、会計事務所のBちゃんが涙目になってモチュベーションがダウンしてます。(職員がちゃっちゃと書き換えてやればイイじゃんよ…)

それでBちゃんに逃げられたら大変だと思ったのでしょうか、何故かボスの会計士がメンドクサイからという迷惑被った顔になりまして、
まあそれは過去にも何度かあった事ですが、オナベのイーフから始まって、ビー、ヌッ、ボン、数々の担当者が逃げるように辞めていきました。

あれ?って、手数料は安くないし自分のスタッフがダメダメなのに割を食うのはコッチなの?みたいな
「困った方が負け」というタイルールはそこかしこに用意されています
さてさて、どうなるのか不安の一か月になります

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はっきりいってですね、年末の返品騒ぎから減収減益が始まって、更にコロナ騒動により4月からは壊滅的打撃なのに、従業員への責任は放棄できないのです。
少ないかもしれませんがタイ社会には仕事作りなどで貢献してると思うのですよね
税金も納めているし、賃金も社会保険も滞った事がありませんからね
コロナでしょ? 
不測の事態ではないの?