今見ると、へったくそ~
孫先生が日本へ発つ前に、私にプレゼントをくれました。
彼なりにすごく考えて、お金で買えない価値のあるものをと、私にレシピをくれました。
普通のひとが見ても何の事か分からないレシピです。
もし、将来中華料理店のひとつも出したいならそのまま役に立つのだけれど
彼は言い添えた。
’これを家で作りたい時、君ならどうするのが良いか考えられる筈’
全部、中国語。作り方は無し。ただ、つらつらと配合だけが書かれている。
例えば醤油、五リットルとか書かれているレシピ。。。(家ではありえない、、、)
ちょっと気合入れて、翻訳して自分のモノにします。
それから、家庭でも作れるモノにアレンジ出来れば最高!!
かめばかむほど、価値のあるプレゼント
今日は、第12期生徒さんの水餃子&小籠包の授業でした。
微妙なお話ですが、小籠包って皮が薄くて中身がじゅわーーー、、、
であればある程美味しいのですが細かい事はさておき、そうであればあるほど腕が必要です。
お肉に混ぜる煮こごりの量、多ければそれだけじゅわー!
でも、少なければそれなりに包みやすく形に成りやすい。つまり、技術を習得する事を目的とするなら、包みやすい方が良いですが、美味しさを追求するならギリギリの技術を求めると言う究極の選択になります。
ホントのホントに微妙な事なのですが、
孫先生はびーみょうーーーーに、味も優先
李先生は微妙ーーーーーーに、技術を教える事優先
例えば今日の授業。
小籠包は、孫先生は生徒さんに対する要求は別として、先ず皮9g餡21グラムを作る。
皮10g、餡25グラムもOK!
でも、皮1:餡2以上のモノってなかなか作れない。その上形にもこだわると大変。
その分、ちょっと煮こごりの割合多めのじゅわ~な餡を作ってました。
李先生は、迷いながらも生徒さんの技術ギリギリの煮こごりにこだわります。
じゅわ~も、もちろんあるんだけれど、包めなくて結局私と先生がみんなのを包む事になるような事が絶対無い餡です。
授業が終わると、
孫先生は(やっぱり味にこだわりすぎたかと反省)
李先生は(やっぱりこれじゃ、あんまり美味しくないんだよなと反省)
迷う先生方。kaoriはどっちも大好きです。
小籠包なんて先の先、点心教えるのは本当に難しい。
でも、私の作った小籠包を孫先生が目にとめなけりゃ
今の私の点心生活も無かったので
それから
李先生と出会う事も無かったので
小籠包は、本当に世界一目の中に入れても痛くない
可愛い食べ物であります