この前の料理教室、定期的に申し込むのは嫌だけど小籠包は作りたいと思って声を掛けていたところ、小籠包を作ると言うので行ってきました
写真はまだ出来のいい小籠包です
先生は同じ王先生、余談ですが久しぶりに見てもやっぱり父親に似てます
今回はもうひとり、天津の名人?を連れてやってきました。
餡の材料は豚ひき肉(先生お勧めは赤身7に脂身3のひき肉)に塩、中華スープの素、砂糖を入れて混ぜる(必ずおんなじ方向に混ぜる)少し混ぜたところで水(100ml以下)を入れます。塩でお肉が締まってしまうと味が落ちるので入れるそうです。餃子の餡を作る時もそう言えばこっちの料理番組を見てると入れている。肉に水???と思ってたけど、納得。そこへブタの皮を四時間煮込んで作ったゼラチンを肉5:ゼラチン3の割合で混ぜる。このゼラチンが小籠包の中のスープの味を決めるので、今回は先生がちゃんと前の日から作ってくれていましたが、めんどくさいなら寒天かゼラチンで代用可能(日本で作るならこっちでしょう)だそうです。これを混ぜるだけ。
皮も練るところから始めましたが、こっちは餃子の皮より簡単。パン作りの腕がモノを言い完璧。綿棒で皮を伸ばしていくのも餃子作りの経験が生きて問題なし。
さあ、包みましょう
今回参加の四人、みんな気さくで気が合い和やかムードたっぷりで誰かの家で遊んでるみたいな雰囲気で作業が進みます。全員小籠包初体験!先生が一人づつ直々に教えていきますが、大変。
包み方は、餃子の皮より一回り大きい位の皮の中心に餡をのせて親指で餡を押さえながら時計回りに上のところのひだひだを作っていって、全部ひだが出来た所でぎゅうって茶きん絞りみたいな形になって出来上がり。プロは24ひだ!上の所が先生のやつは五ミリぐらいのちっちゃい穴んこなのに、だいたいみんな1センチぐらいの穴んこのが出来上がる。一人器用な子が三個ぐらいですごくきれいなのを完成!すごい! 私も頑張って包んでみたが難しい。一個目から順番に並べてみると確かにちょっとづつ上手になっている。15個ぐらい作ったと思うが、写真の三個は今回の中でも出来のいいやつです、なんかちゃんと小籠包やろ?
一人いかにも工作の苦手そうな子が五個ぐらい全部失敗のしゅうまいみたいになっていた
別の人が’味は全員一緒よ~
’とフォロー’出は一緒でも育ちが違うとココまで変わるのね~’’この子も先生のもとで育てて欲しかっただろうね~’’あ~お気の毒’’先生が四倍の速度で包んでも半分は私たちに育てられるのね、可哀そうに’’小籠包包んでる饅頭屋さんを見る目が変わるね’’もう、今日からは尊敬する’’ビール持ってきたら良かったね’’小籠包なのにね、惜しいことした’’あ、、私もう包むの満足。もういい苦痛になってきた’’時計回りにひだひだ作っていく時、体も回るんですけど、私だけ?’’私は千手観音気分’、、、、、と。
奥さんたちのバカ話が延々と繰り広げられ、ほんまに作る気が有るのか怪しい中、先生は黙々と包み一キロあった餡が無くなったところで終了
何だか変な達成感アリ
自分で包んだ物は自分でお持ち帰り。先生が包んだものをランチとして試食
美味しい!市販のものよりちょっと大きめで美味しい!
日本に帰ったとき、ご希望とあれば本場仕込みの技を伝授しますが、、、。