ちびっころんず:☆: ~のんびり会報告書~

こんな日本の片隅でも、
沢山の猫さん達との出会いと別れ、そして再会があります。

お久しぶりね:☆:

2008-11-10 20:50:45 | ツキさん(会員№5)
▲暗闇の中を去って行くツキさん。



 先週の木曜日の夜に、ふと久しぶりにツキさんと会える予感がしました。

 ツキさんとよく出会っていた場所に行ったら、
いましたいました!
しばらくナデナデしたり、追っかけっこしたりしていましたが、
やがてツキさんの方から、どこかへと帰って行きました。

 ツキさん、ウチ以外に屋根の下を提供してくれる人を
見つけてしまったのでしょうか?
ツキさん、そもそも去年の春に、お腹にキイタンを入れてウチをめがけて来た時も、
すごい営業力を発揮して売り込んでいたのですが。

 11月も半ばに入って、静岡の冬っぽく冷たい風が強まって来ました。
今日も昼休みが終わって、会社に戻る途中でツキさんに会えましたが、
こんな状況でも、元気一杯でした。

 今更思うのですが、ツキさんが家に入り浸っていた頃は、
怒ってばかりいたのですが、離れても恨んでいる様子もなく、
返ってうれしそうに寄って来てくれるたびに、
「ツキさん、なんて笑顔が可愛くて、キャラのいい猫さんなんだろう。
いい事言ってやってれば良かったな。」
…と悔やまれるのでした。


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夕闇に消えて行くツキさん:☆:

2008-09-22 22:03:13 | ツキさん(会員№5)
 ▲どこか行く所があるの?


 先週、会社の帰りにツキさんに会おうと、
プレゼントを持って、暗闇の中、
いつも居る場所へと自転車を走らせていました。

 シロカやラブカンに途中見つかって、後を追って来られたりしないようにと、
余所見をせず、黙々と自転車をこいでいました。

 でも、ツキさんがいると思われる場所から50メートルくらいの所に来た時、
見知らぬ人がツキさんに何か食べ物をあげているのを見てしまい、
人懐こくて、受容的に見えて、実は相当人見知りな私は、
そのまま逃げ帰ってしまいました。

 昨日の夕闇の中、買い物ついでに自転車をこいで、ツキさんに会いに行きました。
ツキさんパッと見では見当たりませんでしたが、
どこからか出て来て、カワイイ声で鳴きながら自転車を追いかけて来ました。

 適当な場所で止まって、シーバの小袋1つ分をあげました。
ツキさんは食べるとさっさとその場を切り上げて、
小走りでどこかへと行ってしまいました。


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ごめんねツキさん

2008-08-09 17:55:25 | ツキさん(会員№5)
▲道端で寝そべって涼む、夏の夕暮れ。


 先週の金曜日、キャリーバッグを持って、ツキさんを迎えに行きました。

 会社を帰ってからなので外はすっかり暗くなっていました。
家に帰るとツキさんは唸りだし、キイタンも怪しげな声で鳴き出しました。

 今年の春先まで仲良くしていたのに、
もうお互い忘れてしまったのか、覚えているけどお互いウザい間柄になっていたのか。

 一触即発の状態でしたが、雷が鳴り響き、激しい雨が降って来たので、
ツキさんは家にいて、私の枕元で休んでいました。

 日曜の朝、ツキさんは家にいませんでした。
呼んでも猫が隠れていそうな所から出ては来ませんでした。
ベランダの網戸が開いていたので、そこから屋根伝いに出て行ったのでしょう。

 もう無理に連れ戻すのはやめようと思いました。
毎日いそうな場所を通って声をかけるようにはして、寒くなったら自然に帰宅するのを願う事にしました。
ツキさんは野外生活が性に合っていて、キイタンも情緒不安定になりそうなので。
キイタンは(というより猫さん達は、ある年齢以上は)1匹でも全然平気で、
逆にそれが嬉しいくらいなんだ。

 でも、ツキさんはどこへと行ったのでしょう。
もう会えないかもしれないと覚悟もし、
もう会わない事でツキさんにも覚悟ができて、新しい世界が開けて行くのかもとも
考えましたが、おとといの会社帰りに会う事ができました。

 ツキさんは恨んでいる様子もなく、
普通に嬉しそうに鳴きながら寄って来ました。
もう一度会えたらあげようと買った魚肉のかたまりを
暗闇の中で食べてもらった後でツキさんと別れました。

 ごめんねツキさん。
私が大金持ちで、広大な庭と沢山の部屋数のお屋敷を持っているのなら、
こんなままにはしておかないのに。



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時々でも会えるのなら…

2008-07-10 22:28:20 | ツキさん(会員№5)
▲道端で出会えたツキさん。


 ツキさんとはしばらく会えませんでした。
居そうな場所で、毎日名前を呼んでいたのに、出て来なかったので、
ショバを変えたのかな。
行方不明になったのかな。
もう会えないのかな―と。

 ツキさんが自分で選んだのなら仕方ないと思いました。
猫は気持ちのいい事、幸せになる事を選ぶのが、
私よりもずっと上手なのだと、
いろいろ観察していて思ったから。

 人間一般にとって不幸に見えても、
猫にとってもそうなのかが疑問に思えてきていたから。

 昨日、昼休みが終わって会社に戻ろうとした時、
自分から50メートルくらい離れた所にある、大きな水溜りのほとりに、
ツキさんらしき縞猫がいました。

無事なのか確かめて見たかったのです。
「ツキさーん!」と呼んでみました。
そしたら縞猫は、大きな声で鳴きながら走って来ようとしたのです。
とりあえず、まだ無事でよかった。
でも…、
「ごめんねー。夕方まで待っててねー!」
と私は叫びました。

 会社からの帰り、同じ場所でツキさんを呼ぶと、
ツキさんが出て来て、甘えて来ました。
しばらくなでたり、写真を撮ったりして、最後に
「気が済んだら帰って来ていいからね。
明日とあさって会社に行ったら、また休みになるから、どう?」
と言って分かれました。

 ツキさんは、里芋畑の畝の中に隠れながら、
行ってしまいました。

 …今度はいつ会えるのでしょう。


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猫さん達は案外逞しく生きている

2008-07-02 06:00:40 | ツキさん(会員№5)
▲じっとしていてくれないツキさん。


 昼休みに家に帰った時、ツキさんがいそうな場所で名前を呼んでみました。
今までも同じ場所で名前を呼んでみてはいましたが、反応がなく、
もしかしたら具合が悪くて隠れているのか、
もうすっかり何もかもが嫌になってどこかへと姿を消したのか、
最悪死んでいるのかも…とも思い、不安になりました。

 ツキさんが畑に生い茂る作物の葉っぱの陰から、鳴いて出て来ました。
今までと変わらない様子なので、
「よかった。」と思いました。

 ツキさんに「ごめんね。」と謝りました。
猫さん達の事を今でも知らな過ぎて、
失敗ばかりしてしまっています。

 夜に会社から帰った時にも、呼んでみたら、ツキさんは出て来ました。
カリカリを持っていたのであげると、
ツキさんはすごい勢いでムシャムシャと食べました。

 ツキさんは無理に連れ帰っても、またこの間のような事になってしまうので、
「帰って来たくなったら、いつでも帰って来ていいからね。」
と言って別れました。

 ツキさん、少しやせてはいましたが、
もともとヤンキー家出娘だったのだし、
今現在も案外逞しく、それなりに日々楽しく生きているのでしょう。


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