一緒にいるオモチャの猫さんは拾い猫でした。
ムートンは野良階級の出身ですが、
キイタンは生まれながらのお嬢様で野良経験が全くありません。
そのせいか、性格もおっとりしていて、
今後もゼッタイ野良生活などできる筈がありません。
ムートンも家にいれば、銀シャリおシラス様のごはんに事欠く事はないと信じているようで、
この私がなんとしても、この可愛い姉弟を路頭に迷わせてはいかん、
たとえ自分は食うや食わずでもこの子達にはヒモジイ思いをさせちゃいかんと
思うのでした。
キイタンは、引き続き毎日毎日私の布団に入って、あったかキイたんぽして眠っているのですが、
朝方にはムートンも枕元にやって来て、アンモ寝しているのです。
私がムートンの方へと顔を向けるために、寝返りを打つと、
キイタンが布団から出て来てしまい、ムートンをナデナデする私を
ジト~っと見ているのでした。
今日の朝、ムートンをナデた後、ムートンの方へと顔を向けて
またウトウトし始めた私の頭皮にキイタンの前足の爪が
グサリと突き刺さりました。
私はすぐに、キイタンの方へと向き直り、
キイたんぽの職務に戻っていただいたのでした。
同じ人が書いてます。よかったらついでに読んでね。
「カタバミ女史の疑問だらけの(ノート)」
今日のタイトルは 「みんなで自転車乗って、法整備も進めちゃいなさい!」 です。