2年ほど前でしょうか、記憶が定かではありませんが、白猫さんがどこからかこの地へと流れ着いた時から、
この2匹は仲が悪いんです。
毎日のように、家に帰ろうとするラブカンとごはんをもらいに来る白猫さんとがかち合ってしまい、
大声で唸り合っています。
どうも近所の人達も、「またやってる。」と思っているようです。
ラブカンは雌猫よりも優しい顔立ちをしているのですが、結構気は強くて私もビビる事があります。
2匹の間に私が割って入り、ラブカンをなだめながら抱っこして家に入れてごはんを食べさせるのですが、
興奮したラブカンに殴られそうになった事もあります。
また白猫さんは、モッタンにも睨まれていて、以前家の前でケンカになった時には、
やはり私が割って入って、モッタンに思い切り噛みつかれて、手首に牙で穴が開いてしまいました。
動脈切られなかったのが不幸中の幸いでした。
白猫さんは心と体が休まる事のないような、一見悲惨な外猫生活を送っているようにも見えますが、
本人は結構幸せなのかもしれません。ケンカする時意外はいつもニコニコしていますし、
昼間は他の猫からの襲撃もないようで、駐車場でお腹を見せてごろごろしていますし。
いなくなった猫さん達も、もし野良になってしまったのだとしても、
案外白猫さんのように自由で呑気に暮らせているのかもしれません。
本当の所は、私の家より10倍裕福な家で食べ放題寝放題のわがまま贅沢三昧していてほしいのですが。
そうでないと、家出した甲斐がないですから。
実は追跡調査をしてみようと、作戦を今計画中なのです。