猫さん達の、冬の幸せスポットは窓辺。
昨日の夜もラブカンはぶにゃぶにゃ言いながら、夜遅く帰って来ました。
ちょうど四大陸フィギュアで安藤美姫さんが滑っている辺りで…。
以前は帰って来ても、ドアの前で私が気付くまで黙って立ち尽くしているだけでしたが、
最近は分りやすくていいです。
本猫も帰る時間が不定期になっているので、
こうしないとずっと入れてもらえなくなるかもと
感じているのかもしれません。
3匹の猫さん達のおかげで冬が楽しくて、
春が来るのもいいけど、この幸せを手放すのも
惜しいと思っています。
カーテンはボロボロだし、
お金はかかるけど、
体調はいいし、神経質な所が激減したし、
楽観的になって来たし。
人間だろうと、動物だろうと、
心の通い合った者が一緒にいればいいのだと
いう事が分かったのでした。
おおげさに言えば、今までの私はお世辞にも
幸せな人生ではありませんでしたが、
猫さん達にいろいろ教えてもらって、
やっと幸せの種を見つけて、土に蒔く事が
できたって感じかな…。
ありがとう、ちびっころんず。
たとえ猫でも、
やっぱり男の子が
家にいてくれると安心。
住んでいる地区の行事で、新年会に行った時の事、
ラブカンを1キロ以上離れた場所で見た人がいるという
話になって、衝撃を受けました。
生後5ヶ月くらいのキジさんでも、500メートルくらい離れた場所に行っていたので、
今年4歳のラブカンには行けない事はない距離でしょう。
もし、その辺で誰かに懐いて、生まれた家から私の家へと来た時のような
事が再び起こってしまったら…と不安になりました。
最近本当にラブカンの帰宅率が下がっているのです。
ごはんを食べても、唸ってはすぐ出て行ってしまうのです。
昨日は朝から私の帰宅時まで一度も見かけませんでした。
もうツキさん・キイタン親子と一緒に寝ようと、
布団を乾燥機で暖め始めた頃、ラブカンのブツブツいう声が
聞こえたので、ドアを開けて入れてあげました。
その日は、沼津産の干物を猫さん達のために焼いてあったので、
ラブカンにも食べてもらいました。
ペロッと平らげてくれたので嬉しかったです。
ても、今日の朝にはやっぱり出て行ってしまいました。
私はラブカンを抱えて、
「どこへ行っても絶対帰って来なよ。一日でも一週間でも一ヶ月でも一年でも
一生でも待ってるからね。」と言ってから送り出しました。
そして、私が銀行と買い物に行って帰って来た時に、
駐車場で見たのは―。
ラブカンが、アイちゃん を追っかけ回している姿でした…。
でも…確認していないのだけれども、確かアイちゃんはラブカンの妹か姪っ子の筈…。
キイタンは、最近このブログ内で書いたように、
いたずらばかりしています。
私が新聞を読んでいると、上に乗ったり、噛み千切ったり、
突進して来たりします。
中でも最悪なのが、お茶の入ったカップを倒してしまう事です。
おとといの夜もあまりにいたずらが過ぎるし、
いたずらしないように猫じゃらしで遊ぼうにもノリが悪いので、
外に遊びに行った時に、いつもとは反対に私らしくもなく、
愛を確かめるために(?)いじわるしてしまいました。
お皿を洗っている間は、何があっても中に入れないと
決めていました。
やがてキイタンが帰って来て、ドアを激しく引っ掻きましたが、
そのままで様子を見てみました。
キイタンのドアの引っ掻き方は、次第に激しさを増して行きました。
あんなたった9ヶ月の小さな体で、ドアが揺れているみたいに。
でも知らんふりして洗い物をしていました。
時々音が止むので、
いいかげんにしないと、キイタンまた家出してしまうと
焦ったりもしましたが、
すぐにまたゴシゴシ音が聞こえて来るので、
仕舞いには、涙まじりに噴出しそうになってしまいました。
…キイタンは必死だったんでしょうけど。
ドアを開けると、ささっと入ってきました。
こういう所からも、この子は自分でこの家を選んでくれたから、
これでも今だに残ってくれているのかな?
―と思いました。
乾燥機で暖めた布団にツキさんと一緒に入れて、
2匹には、それぞれお礼を言って、いい所を褒めてあげました。
いたずらされる前に、一緒にお布団で眠ってしまうのがいいのかも。