こんな日本の片隅でも、
沢山の猫さん達との出会いと別れ、そして再会があります。
▲キイタン。
あと10日くらいで1歳。
早いもんだな~。
冬に蜜柑を積んどくためのカゴに、キイタンがいつの間にか入って眠るようになり、
もうすっかりなじんでしまいました。
もともと3きょうだいの中で一番肥えていたのに、さらに大きくなって、
キチキチの筈なのに、なぜか隣のもう少し大きなカゴへとは決して移動しようとはしません。
もう私の方があきらめて、隣のカゴにイモ類、玉ねぎ、果物類を入れれば解決するのでしょうか?
ところで、昼に会社から家へと帰る途中、
ひじきさんの子供らしき白黒のハチ割れ猫を見つけました。
野良なのか、付近の家で飼われているのかは不明ですが、
毛並みはきれいでした。
ひじきさん、きっともう生き延びられない事を知っていたから、
頻繁に私と帰り道に出会うように待っていたのでしょう。
最後の日々に仲良くしてくれる人間ができて、
少しは良かったのかもしれません。
ごはんを食べて会社へと帰ろうとすると、
ラブカンを見かけました。
ラブカン、足の指の毛がむしり取れていて、
とても痛そうでした。
昨日の夜にはなかったケガでした。
屋根から滑って瓦でこすったのでしょうか?
もし具合が悪いようなら、夕方帰宅して病院に行こうと思い、
ラブカンに言いましたが、今現在まで、ラブカンはあの足でどこへと
行ったのか、姿を見せません。
病院へと行っても、化膿止めを注射して、
消毒薬をもらうくらいなのでしょうが。
▲キイタン。
遊んだ後は、いつもの
カゴの中で仮眠。
以前に買って愛用していた、カニさんが先に付いた猫じゃらしが壊れてしまいました。
カニさんが糸から取れてしまったのでした。
まだパンダ君やキジさんがいた頃、さんざんに壊しまくった、
「不苦労さん」モビールに付いていた房飾りをリサイクル。
カニさんの代わりに付けて、ツキさん&キイタン母子に見せると、
もうバカ受け。
椅子カバーの陰からチラチラと揺らして見せると、
凄い勢いで飛びかかって来ました。
時々先に付いている物を変えれば、
新鮮に感じて、また遊ぶ気が満ちて来るんでしょうね。
それから、キイタンは掛け布団の中から私の足が見えると、
指をめがけて飛び掛って来るのですが、
爪を出しているので、痛くてしょうがありません。
足の裏のつぼマッサージとか、温泉のマッサージ機とかでも、
指をちょっと触られるだけでも、すごい痛いもんねー。
▲今年も春先はオンボロのシロタン。
この間シロタンは耳の入り口付近にまたケガをしていました。
もしかしたら、ラブカンとケンカしたのかもしれません。
ラブカンが爪を立ててパンチを食らわすと、
シロタンの毛が羽毛のように散っていくのでした。
最近どう見てもシロタンの子供だろうと思われる子が、
ウチにエサを食べに来るようになりました。
その子は私に懐いてくれそうなタイプの子です。
その子は若いし、白い毛が全く汚れていなくて、
本当に綺麗です。
同じような猫でも、生活環境の違いでものすごい
差が出てしまうのです。
シロタン本当は一度お風呂で洗ってみたいのですが、
噛み付き猫で、嬉しくても爪を立てる猫なので、
暴れて私がケガをしそうという訳で、恐くてできないでいます。
▲アイちゃん、ここなら少しだけでも安全?
最近、毎日のようにアイちゃんがウチへと食事に来るようになりました。
ラブカンの奥さんとして、キジさんの身代わりとして、可愛がろうと
思うのですが―。
キイタンの嫉妬がかなり激しくて、「あんにゃろーがドアの外側にいるな。」と察すると、
走って行って耳をそばだてています。
私がてっきり外へと行きたいのかと、勘違いしてドアを開けようものなら、
アイちゃんの側へと、お嬢様らしからぬ、凄い剣幕で突っかかって行くのでした。
他にもアイちゃんには、シロタンとか苦手な猫さんがいます。
土曜日もアイちゃんがごはんを食べていると、シロタンが来て、
アイちゃんを追い払って食べていました。
アイちゃん手すりに乗っかって、避難していたので、
手すりにごはんを置いて食べさせてあげました。
▲キイタン。本当にでかくなった!
2月8日のブログの写真と比べたら、
キイタン、よくぞここまでデカくなってくれたもんだ。
―といった所です。
本当に、ツキさんの同じ年の頃よりもずっと体格がいいのでした。
ラブカンやその兄弟達の事を、超多頭飼していた元の飼い主さんが、
「ウチにいた頃より肥えている。」
と驚いていました。
私の家を失業手当がもらえて、転職先を決めるまでの
ハローワークとして活用しているからでしょう。
ツキさんは活用している内に、ハローワーク所長宅のコンパニオン・アニマル
として就職してしまいましたが。
ましてやキイタンは最初からウチでのお嬢様育ちですから、
発育が良くて当然じゃ!
ヤンキー家出娘だったツキさんも、ウチへと来て、
キイタンを産んで育てている内に、すっかり心身共にいいママ仕様
になって来ました。
この二匹、今じゃ同じくらいの大きさで、
写真みたいにくっ付いている時には、
(両方とも目をつぶっている時には特に)
よく見ないと、どっちがどっちか分らないのでした。