盗食姫（ぬすみぐいひめ）

▲キイタン。美味しい？

　　キイタン、本当はとっても大食いで、
３００円前後のシラス１パック（約８０ｇ）を平気でぺろりと超高速で食べてしまうのに、
気に入らない時は、缶詰もカリカリも無添加カニカマも全く食べません。

　いなくなった妹のキジさんもしていましたが、キイタンも気に入らないと食器を
前足で払う「砂かけババァ」をします。
やっぱり根性がそっくり、姉妹だけあるよね。

　気に入らない時とは・・・

①純粋にごはんの内容が気に入らない。
②自分より先に他の猫に話しかけた。
③自分の気に入った食器位置で食べられなかった。
　

　そして、私が寝静まった頃や、
起きていても遅い時間帯になると、カリカリの袋を
牙で破って食べているのでした。
食器にも沢山盛ってあるのに。

　「盗んで食べる事に意義がある」と思っているのでしょうか？
人間だったら、「この地球上には、食事すら摂れない不幸な人たちが…。」
なんてお説教になるのでしょうが、
猫さん達にはそんな話は通用しません。
単なる甲斐性のない人間の言い訳でしかないのでした～。

　

叩くな！私だって「顔が命」じゃ！

▲一年前の麗しきラブカン王子。

　今日の朝、化粧をするために、鏡の前に立ってビックリ。
顔にながーいひっかき傷が・・・。

　そういえば、昨日の夜にラブカンが帰って来た時に、
抱えて話をしていたら、頬を猫パンチされて逃げられたっけ。

　化粧で隠してその上で、花粉症のふりで一日マスクしていましたが…。
それにしても、ラブカンはどんどん野性味が付いてきています。
あまり野良っぽくなり過ぎると、寿命も縮んでしまいます。

　今日の夕方に帰って来た時には、「また大人しい王子様に戻って
ちょーだい。」とお願いしておきましたが。手術しなければ無理かも…。
来年の今頃はいったいどうなっているんでしょう。

猫さん達のように、もっと自分の足で歩いて行きたい！

　▲キイタンも枕を使いこなす猫。

　　もう、車の交通事情から外へと出る事自体が嫌になっています。　
自分がちゃんとしていても、ルールのあやふやさが危険を招いたり、
他の人が手前勝手な都合で突っ込んで来たり、
急後退して来たり、文句言って来たりするので、うんざりしているのです。

　全く、一億総中流意識の時代なんてとっくに過ぎて、
今ではほとんどの人がビンボーのくせして、
それなのに、豊かだった頃の事を引きずって、不相応なデカイ車に乗っていたり、
家族に一台じゃなくて一人に一台だったりするんですから、
車は減らないし事故も減らない。

　私は今度の車検では通るかどうか分らないので、
保険とか駐車料金とかメンテナンスとかがめんどいので、
車やめちゃおうか、どっかへ行くなら歩きか、
遠方なら公共交通機関を使うにしようかと
本気で検討し始めています。
みなさんも勇気を持って、車やめてみませんか？！

　不愉快な心持ちで家に帰って、キイタンと夕食前までふて寝しました。
でも、キイタンのリラックスした姿に癒されて、
また幸せな気分になって来ました。

　猫さん達なんて、こんな小さな手足で、行きたい所へは
自分の足だけで行っているし、行かれない所へは
行かないでも満足しているかどうかは分らないけど、
済んではいるようだしね。
　

もしも１つだけ神様がお願いをかなえてくれるなら

▲パンダ。
どこかで無事に生き延びて、
大人になれたのかな？

　　春になっても特別いい事もなく日々が過ぎて行きます。

　日曜日に街中へと買い物に出かけると、
１億円が当たる宝くじの販促ポスターが目に付きましたが、
宝くじが当たるより、今本当にかなうものならば、
パンダが大人になった姿を見てみたいです。

　ラブカンのママのように、可哀想な別れ方をしたので、
何年か後でもいいからまた出会ってみたいのです。

　キジさんは、家にいると病気になったり、
恐い所（病院）へと連れて行かれて、
これからも何をされるか分らないと思って、
傷が治るのを待って逃げたのでしょうから、もう探さない事にします。
大人になった姿も、アイちゃんが生き写しなので、
想像がつく事ですしね。

　でも、パンダはたとえブー猫になって、外観は可愛くなくなっていても、
会って確かめてみたいです。
今でもそこらを散歩していれば、
いつかはパンダに会えるのでは…と今でもつい思ってしまうのです。

　最後の望みをかけて、今自分の周りの猫達にも、
「会ったら、遊びにおいでと言っておいてね。」
「人間だと人の家の庭とか入れない場所があるから、
あんた達が頼りなんだよ。」
と協力を頼んでいるのでした。

だんだん野良っぽくなって行くラブカン＆キイタン

妻の姿を見つけ、
駈けて行くラブカン。

　キイタン、今日は午後ずっと外にいたのに、私が帰って来た時に顔を見せたと思ったら、
夕ごはんも食べずに、また出て行きました。
以前は外に出てもほんの１０以内に帰って来たのに。


　昨日の晩もあまりに帰りが遅いので、迎えに行ったら、
少し高い所に上っていて、手を伸ばして下ろそうとしたら嫌がられました。

　ラブカンも、昨日は昼に出かけようとしたら、一度は私の側に来ましたが、
さわらしてもくれずにすぐに離れて、凄い勢いで虚空にスプレーして、どこかへと行ってしまいました。


　どうも、分析してみると寝床の争奪戦に敗れた者から
外に行ってしまい、パンダやキジさんのようにそのまま帰らなくなってしまうと
いうパターンなのかもしれません。

　今の所はラブカンとキイタン、それでも何とか帰って来てはいるのですが。

　それにつけても出戻りツキさんは本当にちゃっかりしてるよね～。
気も強ければ運も強い！
兄と娘に対するセンチメンタリズムも全くなさそうって感じ…。


　しかし、どうしてこーにも猫はこだわりが強いのでしょうか？
私の枕元にという事にさえこだわらなければ、家の中に寝床にうってつけの所はいくらでも
あるというのに。