こんな日本の片隅でも、
沢山の猫さん達との出会いと別れ、そして再会があります。
▲このお布団が生まれ故郷のキイタン。
昨日の早朝ツキさんが、ロフトの布団から抜け出して、
また出かけてしまいました。
きっとまた、2・3日は戻らないのでしょう。
ラブカンも、先週から家の中に入れてごはんを食べさせようとすると、
ツキさんを唸りながら追いかけ回すようになったので、
ごはんを食べに来た時は、部屋の境のドアを閉めて、
別々の部屋で食べさせています。
私がみんなで仲良くしてほしくても、猫同士は
なかなかいろいろあるようです。
ニャン間関係も難しいようですね。
それにしても不思議なのは、
キイタンもツキさんやアイちゃん、シロロン改め白花(シロカ)との間にいろいろあって、
嫌な事もあろうにと思うのに、
何があってもほぼ規則正しく、出かけては帰宅する事です。
キイタンは赤ニャンの頃から、この家に残ると決めていたのでしょうか?
それとも器量良しではないので、他に行く所がないからなのか…?
「おいでおいで」と言ってくれる人が私以外にはいないのか…?
でも、キイタンに言いました。
「理由なんて何でもいいよ。」
「理由よりも、ここに残ってくれて、一緒にい続けてくれているという事の方が私には大事なんだよ。」
と。
▲あまりにジッとしていないので、
前からの写真が撮れなかった。
去年は猫さんとの悲しい別れもありました。
パンダ君・キジさん、そしてひじきさんとの永遠のお別れでした。
ひじきさんは去年の12月5日を最後に、もう会う事はありませんでした。
あの体では、とうてい冬は越せなかったのでしょう。
でも今日、会社からの帰り道で、ひじきさんの子供に会う事ができました。
ひじきさんと会っていた道が、工事していたり草が育ち過ぎていたりして、
しばらくは別の道に変えていたのですが、
なぜか昨日は「また通ってみようか。」と思いました。
ひじきさんとよく出会った場所で、
ひじきさんに似た子がちょこんと座っていたのです。
私が呼びかけるとすぐに寄って来て、
私の膝を踏み台にして登って来て、
懐っこく顔にすりすりして来ました。
仲良くしてくれるのは嬉しいし、
せめてひじきさんが子供を遺してくれたのは
救いなのですが、
気が付くと手跡で服が泥だらけになっていました。
▲新しく買ったCDラジカセの箱に入っていた、
保護材を3rdベッドにするキイタン。
金曜日の夜遅く、キイタンが部屋の隅っこで、ごしょごしょしていました。
物陰に何かがあるらしく、手を突っ込んで引っ張り出そうとしていました。
私は「何かいるの?」と聞いて、しばらく側にいましたが、
その内、何か黒くて細長くて、黒っぽい虫らしき物が小走り出て来ました。
別の物陰に隠れたので、私は捕獲するためのティシュを持って、
キイタンと待機していました。
放っておいて、時々そういう目に遭う人がいるらしいのですが、
夜中に耳の穴にでも入られたら恐いですから。
しばらくすると、未確認物体がまた出て来て、ティッシュで掴みましたが、
弾けるように暴れたために逃げられてしまいました。
そんな事を何度も繰り返して、遂にキッチンで虫を捕まえました。
どうも形からオケラのようでした。
キイタンに与えると可愛い顔してなぶり殺しにしそうなので、
外に逃がしてあげました。
▲ツキさんとキャットミントの鉢
金曜日の帰り、ツキさんが通り道にある高い塀を勢いよく飛び越えて、
私の前に現れたので、そのまま家に連れて帰りました。
近所の人から、「その猫、ウチで飼っている鳥を時々見ている。」
と言われたので、夜に「あの家の庭は通らないようにしな。」
と注意はしておきましたが、猫には通じているのやら?
土曜日の朝、ベランダで洗濯物を干していると、ツキさんとキイタンが追って出て来ました。
ベランダでキャットミントの黄色くなった葉を鋏で切り始めると、
ミントの葉に噛み付いて来ました。
一枝切ってあげると、2匹で交代して噛み付き、気持ち良さそうに転がっていました。
でも、このキャットミントの鉢は去年もあって、芋虫には食われたりしたのに、
5匹もいる猫には、誰にも見向きもされなかったという記憶が…。
▲とぐろを巻くキイタン。
昨日の晩、私がごはんを食べ終わり、夕刊を読んでいると、
キイタンが電子レンジの上に乗っているカゴの中で眠ろうと、
電子レンジが収納されている家電棚の横にある、
猫ベッドから飛び上がりましたが、失敗して転がり落ちてしまいました。
どうもキイタン、最近太ったようなのです。
実際何キロあるのかは分りませんが、
見た目でもう、特にお肉のピチピチぶりから太っているのは確実だと思います。
再度挑戦しようとしましたが、
また上手くいかなかったらどうしようかと気後れしているようでした…。
仕方がないので、私がキイタンを持ち上げて、カゴの中へと
入れてあげました。