こんな日本の片隅でも、
沢山の猫さん達との出会いと別れ、そして再会があります。
気持ちよさそうで、追い出せない…。
昨日の晩、衣替えをして、もう着られない服を紐で縛ってまとめて、
部屋の中を掃き掃除して、歯を磨いて、後はお風呂に入って眠ろうとした時、
キイタンが玄関ドアの前に立って鳴きました。
私はキイタンが夜遊びに出たいのかと思い、
「すぐ帰って来なよ。」と言ってドアを開けました。
すると、アカビーが入って来てしまいました。
キイタンは外に猫の気配がするので、見に行っただけのようでした。
仕方がないので、アカビーと少し遊んであげました。
その後、お風呂に入る前にアカビーを外に出そうとしましたが、
出て行きませんでした。
仕方なくそのままお風呂にはいりましたが、
上がって来ると足に纏わり付いて来ました。
外には行きそうもないし、行ったとしても近所もみんな寝静まっていて、
本拠地の家にはもう門限過ぎで入れてもらえないのかもしれないので、
泊まってもらいました。
眠いのをこらえて少しだけアカビーと遊んであげました。
電気を消した後は、下の階で静かに眠っていたようです。
ロフトに上がってキイタンの寝込みを襲撃したりはしなかったようでした。
今日の朝、アカビーはごはんを食べて出かけて行きました。
午前中に出かけようとすると、今度は本拠地の家の人が出かけているために
中に入れないと鳴いているマコタンがベランダから見えました。
玄関のドアを開けるとマコタンがこっちの家でもいいやとばかりに、
猛スピードで走って飛び込んで来ました。
時間がないので、マコタンを家に入れて出発しました。
トイレの使い方も知っているし、ごはんもあるし、
キイタンは少し前に外に出かけていましたから、多分大丈夫だろうと思って。
午後に用事を済ませて帰宅すると、マコタンは家の中にいませんでした。
ラブカンが家にいる時に利用している秘密の出入り口を使用して
出て行ったのでしょうか?
今晩また遊びに来れば、そうしたんだという事になりますが…。
▲すごい適応力。
新聞開くと寄って来ます。
このブログの新星、そっくり兄弟の片割れマコタンは、
姿は貴公子なのに、性格はチャキチャキで、庶民的です。
自分の家でもごはんをもらっているはずなのに、
ウチへ来れば、変わった物が食べられるからなのか、
ウチへ来て、ほぼ1日2回以上のごはんを食べ、オモチャで遊びまくります。
そして遊びに疲れれば、どこでも気の向くままに寝そべっています。
寝て起きてトイレに行きたくなれば、キイタンのトイレを使用します。
どうやら豪快で細かい事は気にしない性格のようです。
一方でアカビーの方は、姿は地味で庶民的ですが、
おっとりとして繊細な宮様系の性格です。
この2匹、あまりウチに入り浸っていると、
自分達の家にそのうち居場所がなくなるのでは…
とちょっと心配になって来ているので、
適当な時期に外へと出していますが…自宅に帰っているのかどうかも
分りません。
▲ラブカン。すっかりブー猫になっちゃって…
この間、ラブカンが久しぶりにごはんを食べに来ました。
でも後姿を見て、衝撃を受けました。
虫が出ている…。
前にシロカの虫退治に使った飲み薬が残っている筈なので、
探してみましたがなぜか見つかりません。
そうしている内にラブカンは食事を終えて、外へと行ってしまいました。
昨日の晩、冷蔵庫の奥に薬が隠れていたのを見つけました。
スポイトで3ミリグラム吸い上げて、ラブカンの缶詰食の中に入れて食べさせました。
でも全部は食べてくれませんでした。
▲今日も遊びに来ています。
アカビー(仮名)。
ウチの食事会員で、娯楽施設のように何時間か利用して帰って行き、
本拠地があると思われる猫さん達、職安として利用して就職先を見つけて去って行き、
その後も交流がある猫さん達は全て仮名で書いていますが、
昨日も書いたそっくり兄弟の弟、アカビー(仮名)の本名が今日判明しました。
…本名は書けませんが、王子様のような名前だったのでした。
兄の方は、性格をそのままカタカナ化した名でしたが、
「暴れん坊将軍」に真にふさわしい名前でした。
▲アカビー気持ち良さそう。
そっくり兄弟の片割れ、ラブカンに似て絶えず血の涙を流して顔の白い毛を赤く染めています。
もう片方のマコタンは自分で手入れしているのか、とっても綺麗な顔をしています。
アカビーの方が性格がおっとりしているようです。
今日はいつもより長く家の中にいました。
私がロフトへと行って読書を始めるとキイタンの後から
こいつも上って来て、私にじゃれ付いた後、
ロフトにあるキイタンの最近の夜の寝床としている場所を
占領して眠ってしまいました。
キイタンは私の側に来ればいいのに、
占領された寝床から少し離れた所で寝そべっていました。
わたしが居眠りから目が覚めると、
アカビーは下へと移動して、テーブルの椅子で眠っていました。
でも、未だに竹クッションが敷いてあったので
寒くはなかったのでしょうか?
しかし、人間でも猫でも社交上手が得をするのは変わらないですね。
本当の所は、これから寒くなるし、家なき子のムッタンを保護したいと思っているのです。
ごはんを食べたり、ドアの外では遊んでくれる所まで懐いたのですが、
家に入るのは拒んでいるのでした。