ホワイエでコーヒーを飲みながら♪

観劇の感想もろもろな備忘録
「つれづれな日々のつぶやき♪」からお引越し中

『聖☆明治座・るの祭典~あんまりカブると怒られちゃうよ~』余談と画像

2014-12-22 10:31:31 | 劇場・多目的ホール

※文中の敬称は省略させていただきます。


【画像】
フライヤー。
恒例のハート形の並び方♪ そして、この衣装は本編には全く出てこないのもお約束。




S席特典の“日替わりブロマイド”と“オリジナルユニットCD”。
柴田勝家、中川清秀、徳川家康、高山右近、明智光秀、荒木村重の写真。




パンフレットA4判 2,200円。
羽織袴姿の写真や恒例の川柳。小林且弥×板垣恭一の対談。稽古場で怒った話とか、ふむふむと読む。小林且弥の「黒い対談に‥」には苦笑。




お土産に亀井堂の「るの祭典」瓦煎餅 850円を購入♪
店員の方が「劇中で林剛史さんが食べていらっしゃるのがこちらです」と宣伝されていた。







明治座の幟。青空にはためいて。






















【余談】
今回は遅くなってからe+でS席を購入した。でも、1階後方席のセンターブロック♪ 明治座って1階後方席でも観やすいね~♪
前回、る・ひまわりの会員先行では同じS席でも2階席右サイドブロックで、キャストの表情は観えないわ、首が痛くなるわで。これからはe+でとろうと思った。
1階席の最後方にはカメラが1台。記録用?DVD用かな?
お弁当は「小林官兵衛御膳」1,620円。藤の間でいただいた♪ おいしかった~♪
〈お品書き〉
鮭柚庵焼き・紅白蒲鉾・数の子松前漬け・一口昆布巻き・のり磯辺揚げ・筑前煮5種 ・絹さや・花麩・壬生菜漬け・白玉ぜんざい・十六穀米・加薬ご飯

こちら♪ 画像は明治座公式サイトからお借りしたもの。




そうそう、2回目の休憩の後、ホールで初めてる~ちゃんを見た~!かわいい♪ 時間がなくて写真が撮れなかったのが心残り。



 

『聖☆明治座・るの祭典~あんまりカブると怒られちゃうよ~』ストーリーと感想

2014-12-22 09:37:52 | 劇場・多目的ホール
る・ひまわりさんの年末恒例お祭り舞台、『聖☆明治座・るの祭典~あんまりカブると怒られちゃうよ~』を明治座にて、12月21日(日)16:00開演を観劇しました。

ストーリーと感想を備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【脚本】穴吹一朗

【脚本・演出】板垣恭一

【美術】野村真紀

【照明】山口暁

【衣装】半田悦子

【音楽】日野悠平

【映像】ムーチョ村松

【ヘアメイク】山崎潤子

【殺陣】梶武志

【振付】Q-TARO

【歌唱指導】紘毅

【ストーリー】
人形浄瑠璃や歌舞伎の演目のひとつ『菅原伝授手習鑑』を平安時代から戦国時代の事件にリンクさせ、時代考証の先生方に叱られてしまうようなオリジナル歴史解釈もちょいちょい挟んでの『菅原伝授手習鑑』ならぬ『豊臣伝授手習鑑』。
登場人物は右大臣菅原道真を羽柴筑前守(豊臣)秀吉に梅王丸、松王丸、桜丸の三つ子を、秀吉の家臣である竹中半兵衛、黒田官兵衛、石田三成に醍醐天皇を織田信長に、菅原道真に敵対する藤原時平を信長を裏切る荒木村重、さらに明智光秀に大変換。徳川家康などの戦国武将たちが登場して舞台狭しと暴れ回る。戦国の乱世を愛と情熱で時代を動かした人々の笑いと涙の人間ドラマ。

<第一部>お芝居「豊臣伝授手習鑑」
【キャスト】
黒田官兵衛:小林且弥、羽柴秀吉:辻本祐樹、竹中半兵衛:木ノ本嶺浩、石田三成:安西慎太郎、虎之介(清正):鳥越裕貴、織田信忠:赤澤燈、重太郎:白又敦、市松(正則):山崎大輝、森蘭丸:杉江大志、顕如:加藤真央
松寿丸:井深克彦、中川清秀:中村龍介、高山右近:荒木健太朗、山上宗二:池田たかひろ、教如:森公平、仙人:加藤啓、オルガンティノ:紘毅、ルイス・フロイス:小林健一、徳川家康:大堀こういち
松姫:伊藤修子、明智光秀:上口耕平、柴田勝家:兼崎健太郎、荒木村重:林剛史
織田信長:滝口幸広、菅原道真(Wキャスト):平方元基/八神蓮
栗山善助:矢部太郎(カラテカ)
千利休:左とん平
※菅原道真役(Wキャスト)19日~21日:八神蓮、22,23日、27日:平方元基

<第二部>ショー/キャストによるオリジナルユニット
つついづつ(TZI2)(若様、さ吉、虎やん、いっくん) イメージカラー:青
バルト☆5(らんくん:ピンク、ヴィレッジ:コバルトブルー、柴田くん:パープル、ミツヒデくん:モスグリーン、きっくん:レモンイエロー)
ノブとヨメ:燈
アドベンチャーズ:赤(アドベンチャーマン、節子、走塁コーチ、神田川、ゴリラ)
EXLE:白(EX.HIDE、HANBE、SYOJYU、SHIGE、KEN、ジュスト)

PVはこちら ↓ 
つついづつ「TOP OF THE HYOTAN」
バルト☆5コメント動画
ノブとヨメ「恋の二条御所」
アドベンチャーズ「アドベンチャーマンの主題歌」
エグゼクザル「道の先に城」

第二部日替わりゲスト
19日(金) 佐藤貴史
20日(土) 矢崎 広 ※昼夜とも
21日(日) 三上真史 ※昼夜とも
22日(月) 紫吹 淳
23日(火・祝) 三上真史 ※昼夜とも
27日(土) 大山真志 ※昼夜とも


【感想】
美術はシンプル。背景を暗幕で覆い、木材を格子状に組み白いぼろぼろの布切れを垂らしたものを左右に1個ずつ、中央奥に2個設置。中央手前に数段の階段付き小舞台が2個。一部の転換を黒子さんが行う。
明治座ならではの花道、セリ、盆も使用。
プロジェクションマッピングで雪の結晶、文字などを投影。
衣装が格好良く、戦国時代というより、ヨーロッパの貴族風や雅楽風にも見える。

る・ひまわり制作、年末恒例お祭り舞台シリーズ5作目。前々回の『ドリームジャンボ宝ぶね』以来の穴吹一朗&板垣恭一コンビの復活。
穴吹一朗は今年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に脚本協力されているというのに、いろいろ大丈夫なのかと余計な心配をしたりして。
全体の印象は『大江戸鍋祭』とか『ドリームジャンボ宝ぶね』のようで懐かしい感じ。ほっとするね、重くなくて笑いがたっぷりで。
テーマは一応、「愛」かな。いろんな意味で。
とにかく初座長の小林且弥さんがいい!かっこいい♪ へたれで優しくて、でも強い。背負っていたと思う、いろんなものを。
辻元祐樹の必死な秀吉もよかった♪
小劇場の猛者たち:大堀こういち、小林健一、加藤啓の破壊力と芸達者ぶりに安心するし。カラテカの矢部太郎も自然でおもしろいし。紘毅のオルガンティノも自分で「ティノ、ティノ」言っててかわいかったし。

ここから思い出しつつ、かなりざっくりなレポを。記憶違いはどうかご容赦のほどを。

<第一部>
オープニング、まさかの全身白タイツで人文字「MERRY CHRISTMAS」。プラカードを掲げたサンタクロース衣装で登場の黒田官兵衛。
ストーリーテラーはルイス・フロイスとオルガンティノ。宣教師というより芸能レポーターとカメラマン。最後のほうは徳川家康がストーリーテラーに。
キーパーソンは千利休。
一瞬だけ出てくる「テニミュ」と「弱ペダ」。B'z ultra soul やら、ほかにもいろいろとアレンジというかパロディに。
織田信長はまさかの地球外生物=宇宙人で耳が角状、名前はピロシキ。息子の信忠も耳が角状。
へたれでひきこもりの軍師・黒田官兵衛、母の形見だった「五」と書いてある赤い玉を大切にしていて、残りの6個も探している。ドラゴンボールね。
ルイス・フロイスにエチュードという名の無茶ぶりをされ、心が折れそうなキャストたち。一瞬、1000人以上の会場内をし~んとさせたり。
ほかにも困ったようすで見られたら、「突っ込んで欲しい顔するなぁ~!甘えるなぁ~!」と上手で吠える鳥越裕貴
ゲッターズ飯田から「今年ブレイクする俳優」と言われた滝口幸弘。小林健一から「どうなの?ブレイクしたの?もう今年も終わるし」とふられ、「9月、10月はまだ取材がきたの。その後からこなくなったから、俺はもうブレイクしている!」と安定の自虐ネタで返す。

<第二部>
黒い衣装のつついづつのみなさん登場。挨拶。退場。
袴羽織姿の小林且弥と辻本祐樹登場。二人で司会進行を。
日替わりゲストは三上真史。客席から登場。まさかの柳沢吉保さま。どよめく会場内。
♪「いつも一緒に、い~たかぁ~たぁ~」と歌いながら登壇。「上様~!上様~!上様がいない。。」と叫ぶ。村井良大の上様、いらっしゃらないものね。
安定の突っ込みトークを披露。昨日の日替わりゲストの矢崎広からのお手紙を読み、「後でブログにアップします!」と。
ブログはこちら → Mikami garden 「矢崎広からの手紙」
ご自身たち(滝口幸弘とのコラボ)のMeeT Cafeメニューが用意されていて、しっかり食べてルミカライトを振る側用人柳沢さま。
つついづつのおひとりが調べてきたお金の話を「これは本当ですか?!」とふられ、あっさり「はい、そう、FXでね。23歳のときにね、こつこつと貯めたお金をね、一晩でね」と答える。「僕等の図書室 終業式」で滝口幸弘がばらしたときと同じ話をまたもやされるという。
エクゼクザルのおひとりに「あなたは柳沢尻エリカさま?」とふられ、髪の毛先をくるくるしながら(ロングのウイッグはないけど)「そういうの、エリカ嫌~い」と懐かしい『大江戸鍋祭』ネタを。
恒例の私物あさり、今回のターゲットは滝口幸弘。三上真史が「クリスマスプレゼントです♪」と客席のお客さまに手渡したのは滝口幸弘の車のキー。「昼のお返し。お泊りセットをやられたから!」とやってやったぜ!な三上真史。慌ててお客さまから回収する滝口幸広。
ローラースケートは難しいのか、バルト☆5のらんくん、止まらず上手袖に消えてしまい、また戻ってくる。
ノブとヨメ、アメを客席にばらまきながら登場。ノブ「毎日、ローソンで250円で買ってます」。
アドベンチャーマン、台詞を忘れたところがあったらしく、上手から再登場して小芝居をやり直す。
この後、三上真史は告白してみせてと無茶ぶりされ、神田川(女装の加藤啓)に「好きなら好きって言って!」と迫られる。神田川に抱きつき「好きだ。付き合って欲しい」と言うも、あっさりと「ごめんなさい」と断られて凹む三上真史。
無茶ぶりをされて、“女性がきゅん♥”とする台詞を言うことになったEX.HIDEさま。新婚さんの帰宅風景を再現。「ただいま~ご飯は?ないの?お風呂は?ないの?デザートは?ないの?」ちょっとキレ気味に。そして、ちょっと照れながら「まぁいいや。。好きだから。。♥」と決める。拍手喝采♪ 鳥越裕貴に「勉強になります!」と言われる。

*セットリスト
つついづつ「TOP OF THE HYOTAN」 衣装は青。
バルト☆5「サル、大キライッ!」 衣装は白に黄色のローラースケート、各自のイメージカラーのふわふわストール。
ノブとヨメ「恋の二条御所」 衣装はノブが花柄ジャケット・黒シャツ・赤のネクタイ、ヨメがピンクのドレス。
アドベンチャーズ「アドベンチャーマンの主題歌」 衣装はアドベンチャーマンが赤揃えの鎧兜、節子が防空頭巾にモンペ(火垂るの墓)、走塁コーチが野球のユニフォーム、神田川が70'sフォークソング風ブラウス・ベスト・ジーンズ、ゴリラがまんま着ぐるみ。
EX.LE「道の先に城」 衣装は白。 なぜかここだけプロの方々による生演奏付き。

カーテンコールは2回。
なぜかいない八神蓮。最後のほうで慌てて靴も引っ掛けた状態で下手袖から登場。楽屋で寝てた模様‥王子なんて自由なの~!
小林座長に「ここまでが舞台なんだからな!」と怒られ、左とん平さんには「罰だ!」と前に押し出され、劇中の見栄を切らされる。
詳しいことはこちら →  天に昇る龍が如く…「【るの祭典】本番3日目」 
でも、優しい小林座長、この日が千秋楽の八神蓮のことをさりげなく褒める。 
明日の日替わりゲストの話になり、左とん平が「初日の人が来たら俺やだよ」と言い出し、「大丈夫です」となだめる小林座長。初日の人は佐藤貴史のこと。
ラストはみんなで「365歩のマーチ」を合唱。一部のキャストたちが花道を往復。


【リンク】


続きま~す。