ホワイエでコーヒーを飲みながら♪

観劇の感想もろもろな備忘録。
「つれづれな日々のつぶやき♪」からお引越し中。

る・ひまわりのDVD2本を鑑賞♪

2015-06-16 11:26:44 | DVD
先日発売になったる・ひまわりの舞台DVD、『聖☆明治座 るの祭典~あんまりカブると怒られちゃうよ~』と『る・コン~あんなこと、こんなことあったでSHOW~』。速攻、購入したものの、思った以上にボリューミー!
ようやく観終わりましたよ~。


『聖☆明治座 るの祭典~あんまりカブると怒られちゃうよ~』のDVD。12,420円、中身もお値段もボリューミー。




左から、Disc1+2、ブックレット、Disc3+4。
ブックレットには、場面ごとの写真、劇中曲歌詞、豊臣伝授手習鑑相関図など。




Disc1:第一部 豊臣伝授手習鑑。
Disc2:第二部 北野大茶会(つついづつ/バルト☆5/ノブとヨメ/アドベンチャーズ/EX.LE)。




Disc3:特典映像1 ◆舞台裏楽屋映像 ◆場面別収録集 ◆バスツアー。
Disc4:特典映像2 ◆上映会 全公演収録 ◆座長振り返りコメント。




『る・コン~あんなこと、こんなことあったでSHOW~』のDVD。10,260円。




左から、Disc1+2、ブックレット、Disc3+4。




Disc1:カウントダウンLIVE(本編)おまけ:19時の部のトークを収録。
Disc2:特典映像 ☆カウントダウンの舞台裏 ☆かみさんぽ IN 太宰府天満宮 ☆DA2-DANZIN IN 台湾。




Disc3:東京3月14日(土)@豊洲pit 大阪3月21日(土)@シアター・ドラマシティ。
Disc4:横浜4月12日(日)@関内ホール。




【セットリスト】
思い出のアルバム/オープニング
TOP OF THE HYOTAN/るの祭典より
サル、大キライッ!
アドベンチャーマンのテーマ
恋の二条城
最後のダンス/大江戸鍋祭より
上様と側用人
ハナミズキ
松の廊下走り隊(トーク)
主役になりたい/We Love 兄さん!!より
ショートコント「義経と弁慶」/る・フェアより
夜明けのBEAT
どうして君を好きになってしまったんだろう
オウシュウブルース
ダッシュ&キック/DA2-DANZIN&ドリームジャンボ宝ぶねより
どうしても
FANATIC ダヨ JAPAN
妖怪音頭 ~ 愛の奇跡 メドレー
ナンダカンダ/僕等の図書室より
カミサマー/かみばなより
神様バルス
恋のMINAMOTO/る・フェアより
スパイなスパイス
つわものディストラクション
三日月/るの祭典より
SAY YES
WEST and EAST
道の先に城
365歩のマーチ/エンディング&アンコール
一月一日


はい、もう、お腹いっぱいで~す♪
今年も年末恒例お祭り舞台を明治座で公演するらしいので、わくわく♪して情報解禁まで待機いたしますわ。
 








 

『蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~』ストーリーと感想

2015-06-14 11:42:32 | 劇場・多目的ホール
グループる・ばる vol.22『蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~』東京芸術劇場シアターイーストにて、6月12日(金)19:00開演を観劇。

ストーリーと感想を備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【作】長田育恵
【演出】マキノノゾミ
【美術】奥村泰彦
【照明】稲葉直人
【音響】内藤博司
【衣装】三大寺志保美
【キャスト】松金よね子、岡本麗、田岡美也子、木野花、小林隆、野添義弘、岡田達也


【ストーリー】
ノリコには気がかりなことがあり、亡くなった後も向こう岸に渡れずに幽霊となって自宅で暮らしている。そんな彼女は「気がかりさん」と呼ばれている。
自宅には、なぜかふらふらと居着いてしまった二人の幽霊の女性、管理人の保さんも一緒に暮らしている。
ある日から、そんな彼女たちの日常が少しづつ動いていく…。


【感想】
客入れはJ-POP。劇中にアイリッシュ風な楽曲、クラッシック曲も使用される。
美術は茨木のり子の自宅LDKがメイン。上手側にDKがあり、ダイニングセット、奥にキッチン、上方に大きな窓。窓越しに青い空に白い雲、雨や引用される詩のタイトルが映し出される。
中央に、斜めに設置された壁が2個。階下の玄関に続くもの、寝室のドアがあるもの。壁には午後5:23を指したまま止まっている掛け時計。
下手側に、壁面埋め込みの本棚に本がぎっしり、大きめの1人掛けのソファ、3人掛けのソファとローテーブル、旧式のステレオ。
最奥に、天井に届きそうな蜜柑とおぼしき樹木が一列に並ぶ。小さいライトが点灯し蜜柑の花を表したり、時折りがさがさと揺れる。
転換はなく、暗転が多め。


[終戦→お見合い→結婚→夫と死別→一人暮らし→最後の日]をこの四人で延々と繰り返している。
壁の掛け時計は午後5:23で止まったままだ。この時間に彼女は一人ベッドで死を迎えた。
やがて、ノリコは思い出す。自分の「気がかり」を。
そしてようやく、光差す彼岸へと渡ってゆくことができた。
娘時代を戦争に奪われ、終戦を経験し、愛する夫とも早くに死別した女性の苦しさ、悲しみ、切なさがしみ出すように伝わってくる。一番辛いのは得られなかったものよりも、あったものがなくなる喪失感なのだろう。
少し不思議で、微かに怖さも感じつつ、哀しくて切ない。。
それでも、最後の最後にほんのりと希望を感じさせてくれる作品。

る・ばるのお三方は、もうとにかくかわいらしくてチャーミング♥ なんでこんなにチャーミングなんだろう?
木野花の佇まいも素敵♪
朴訥とした風情の小林隆、真面目だけどコミカルな感じの野添義弘もいいなぁ~。
岡田達也はやっぱり、悪ぶっている谷川俊太郎の役が一番はまっていた。
初日だからかな~?噛むキャストさんがちらほらと。

カーテンコールは2回。
2回目に何故か全員が揃っておらず、「あれ?いない?!」となるキャストたち。遅れて木野花や野添義弘が慌てて登壇。楽屋に戻ってらした?
松金「もう遅くなるのでみなさん帰ってくださいね」とご挨拶。
2回目は打ち合わせていなかった模様。詳しくは【リンク】の「達也汁~たつやぢる~」をどうぞ♪


【リンク】


【画像】
フライヤー裏。そ、それにしても‥岡田達也のおかっぱが。




当日パンフレット。劇中引用詩10篇が掲載。




る・ばるはやっぱりいいなぁ。
もし、vol.23があるのなら観に行きますよ~♪ 


 

 

 

 
 

『ふっくら!人間関係』ストーリーと感想

2015-06-07 11:08:44 | 劇場・多目的ホール
動物電気2015初夏公演『ふっくら!人間関係』を駅前劇場にて、6月6日(土)19:30開演を観劇しました。

ストーリーと感想を備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【作・演出】正岡泰志
【舞台美術】田中敏恵 
【選曲】小笠原静香
【照明】清水朋久
【衣装】太田家世
【キャスト】帯金ゆかり、小林健一、森戸宏明、松本D輔、坂本けこ美、石崎和也、松下幸史、高橋拓自、津留崎夏子、ヨシケン、辻修、吉田麻生、姫野洋志、正岡泰志


【ストーリー】
日本のとある田舎を舞台に、複数の中年男性が初恋の女性に再会し、胸をときめかす。どたばたと騒ぎが起こっていくが、その行方は…?


【感想】
客入れの音楽はジャズ。劇中使用曲に村下孝蔵「初恋」、ジグソー「スカイ・ハイ」。
美術は海辺の食堂が作られている。上手側にキッチン、下手側に座敷席、中央にテーブル席、奥にガラスの引き戸越しに海が見える。

初観劇の動物電気。噂はかねがねいろいろと。
全体を流れるトーンは昭和の匂い。懐かしい夏休みを思い出す。
思春期真っ只中の中二病を、思いっきり引きずったままの中年男性たち。彼らが巻き起こす恋愛込みの人情喜劇。

男の人っていくつになっても男の子なんだなぁ~と改めて思った。大の大人が文字どおり、体をはってギャグをかまし笑いを繰り出す。ただし、下ネタ(裸)が多いので苦手な方は要注意(笑
お約束の小林健一の胸毛焼き(しばらく漂う焦げた匂い)、高橋拓自のドロップキック、小林健一のふんどし→全裸となんでもあり。
小林健一の全裸コーナーでは、キャスト全員横一列に座って、観ながら苦笑するというシュールさ。特に女性陣の素で目のやり場に困る様子がなんとも。
休憩時間の換気タイムでは、松下幸史が懐かしい某お子さま番組の格好で登場し、お客さま全員起立しての軽いストレッチ。換気タイムだけど、ドアを開けたほうがホールから煙草の匂いが流れこむという。苦笑。

カーテンコールは1回。


【余談と画像】
フライヤー裏。




当日パンフレット。




コバケンさんからコバケンさんへお花♪




まだ6月初旬なので、階段での受付待ちは大丈夫だった。これが梅雨明けする頃になると、風も動かずかなり暑い!
いや、仕方がないんだけど、なかなか辛いものがあったりするからね。


【リンク】