早朝より洗濯物！

２０１６．１１．２０
早朝より母に起こされ「洗濯物！」「洗濯物！」と、言われる。
どうやら雨で洗濯ができなかった我が家の洗濯物が気になるらしい。
溜まった洗濯物のことを言ってくる。
少々洗濯物が溜まろうが死ぬわけではない。
こんなことなら咳が出ていようが誘われたところに行けば良かった。
毎日２時半になると洗濯物が気になる母である。
この母と暮らしていたらOLだろうとサラリーマンだろうと２時半にはいったん退社して洗濯物を取り込まなくてはならない。
「ちょっとすいません。洗濯物があるので退社させてください！一旦帰って洗濯物を取り込んだらまた来ます」
世の中の会社員は、パートのおばちゃんは一斉に２時半に退社するのである。
もちろん生乾きでも取り込む。
むろん雨の日に軒先でも洗濯物は禁止である。
母がもし国会議員なら「洗濯物法案」なるものを作りかねない。
コンビニに行こうがスーパーに行こうが２時半には一斉に店員やアルバイトはいない。
病院も先生も看護師もいない。
学校の先生も授業の途中でも２時半には一旦帰る。
そうして２時半には全国一斉に洗濯物は取り込まれるのである。
それはもしかして世界にも言いかねない。
ネットを通じて全世界に洗濯物の法案を配信するかもしれない。
洗い方も干し方もあるらしく細かにチェックされている。
洗濯機なら文句は言わないが、手洗いでは文句があるらしい？
てなわけで起こされて洗濯機を２回回す。
私が実の娘だからいいようなものを、嫁ならどうしたものか？
朝から外は霧が出ていた。
１１時になっても曇っていた。
これから買い物に行きたいが買い物途中でも２時半には一旦帰って来て洗濯物を取り込む義務があるのだろうか？
母から「洗濯物」の言葉を聞かない日はないに等しい。
咳、今日は少しいいようです。
でもまだ油断していると咳き込む様子！
とりあえず近所に夕食のおかずとお弁当のおかずは買い物に行きたい私です。
皆さんの家でもおばあちゃんやお母さんが「洗濯物」うるさいですか？