ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

悔いのないように母を看取る。

2018年11月30日 | 介護
2018.11.30
出来るなら悔いのないように母を看取りたいと思う。
父のことを想うように看病も親孝行も出来ずに看取りも出来ないで、父は亡くなっていった。
せめて同居の母だけはきちんと看取りたいと思う。
一緒に住んでいるだけで親孝行だと思っていた。
屋根の付いた家で3食食べてもらっているだけで親孝行だと思っていた。
つまらないことや些細なことで良く親子で喧嘩をしてきた。
母の思うように生きては来なかった節がある。
それでも行きたかった専門学校にも行かず、好きな芸能人の追っかけも3回行っても1回だと言い張り、ばれてもしらを切り通した。
これと言って友達のいなかった私はテレビで見る芸能人に心を寄せた。
本来やりたかったこともなりたかった職業にも着かずに生きて来た。
夢や希望はすべて打ち砕かれた人生を歩んできた。
結婚はしたが子供を産むことは出来なかった。
母との同居と更年期で病気になった。
うつ病と自律神経失調症だ。
辛い日々を過ごした。
そこには人には言えない苦しみや悲しみがあった。
過敏性腸症候群という病気が忘れたことにやってくる。
下痢が8日も続くと辛いのだ。
この病気に関しては特効薬などないのだ。
ストッパーとビオフェルミンが唯一のたよりだ。
パートとかアルバイトとかの仕事につけなくなった。
なぜなら度々下痢でトイレに駆け込むからだ。
私のようなものを使う会社も困るのだ。
働いていたパート先をやめた。
最もやめたのはうつ病だった。
辛い日々をやり過ごし、今があるのだ。
旦那は良き理解者だった。
病気の私を見捨てずにいてくれたのだ。
現実には少しづつボケて来た母がいる。
母は心房細動という病気を抱えている。
特定疾患を2つも抱え、尚且つ糖尿病と高血圧の旦那がいる。
私とてうつ病は寛解に近いが、再発もありうるのだ。
おまけに不整脈もあるのだ。
家族の出来ないことは私がするのだ。
それでも出来ないことはお金を出して誰かに頼む。
28年前に結婚し、友達のいなかった私は新しい土地で必死に友達を求めた。
友達のいなかった私に少しづつ友達が出来たのだ。
でも、本当の友達と言えるのはいまだに数名しかいないのだ。
芸能人は好きになっても所詮芸能人でしかないのだ。
その証拠に大好きだった島倉千代子さんには大勢のファンがいて、私もその中の一人でしかなかった。
母を看取る。
きちんと看取る。
喧嘩をしても言い合いをしても最近私はこの母の娘で良かったと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の付き添い!

2018年11月30日 | 介護
病院に行く!
母の付き添いだった。
多少耳の遠くなった母の付き添いは少々大変!
心電図を撮る。
不整脈はことのほか薬のせいで落ち着いている。
診察室に呼ばれ母と先生の話を聞く。
終わってお会計を待っていたら認知症のことが書かれた紙が貼られていた。
そこに目をやるといくつか思い当たる節が!
クミコさんのお父さんが認知症だと言う。我が家の母もご多分に漏れず認知症の入り口にいるのかも知れない?
遠くなった耳!
私が大声でしゃべれば怒られていると勘違いする。
時々通じない話に耳を傾けるのだ。
やがて私もそんな道を辿るのだ。
毎日いろいろなことが起きる。
時には言い合い喧嘩もするが、いろいろ考えたらこの母で良かったと思う。
さあ、帰って家事をしようと思う!たまには主婦にきちんとした休みは欲しいよね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤木春恵が好きだった。

2018年11月30日 | 介護
2018.11.30
赤木春恵が好きだった。
少し前の写真が島倉千代子にどことなく似ていて好きだった。
顔の輪郭と鼻の下のほくろが似ていると思う。
どことなくそこに島倉千代子の顔がダブる。
その昔、佐久間良子の主演した水上勉の「五番町夕霧楼」に出ていた。
遊郭の引き手婆さんのような役をしていた。
遊郭の前で客を呼び込む婆さんだった。
若いころから老け役だった。
時々ドラマで見る赤木春恵が島倉千代子にダブった。
長台詞をいとも簡単に言い、堂々とした演技が好きだった。
ふとした顔が島倉千代子に見える。
異論もあろうと思うが、どことなく顔が似ていた。
おそらく島倉千代子も生きていたらあのような顔になっていたのかも知れない。
ファンというほどの者ではなかったが、好きだった。
彼女が出るだけでドラマがしまるような気がした。
老いても仕事に対する情熱はあったと思う。
得てして憎まれ役をやる女優さんは本当はいい人なのだと思う。
こうやって好きな人は次々この世を去って行くのだ。
惜しまれて死んでゆく!
人間惜しまれて死んでゆくのがいいのかもしれない。
脇役一筋みたいな彼女が出ることで、少しでも視聴率が上がったと思う。
ここに謹んで彼女のご冥福をお祈りいたします。
あの世に行っても女優さんやるんですかね?
生涯女優。
素敵な女優さんでしたね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする